ガングレイヴ

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2003ガングレイヴ

ガングレイヴ

★ 4.0 / 5.0アクションドラマSF
放送年2003年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作ゲーム
制作MADHOUSE

友人たちの殺害という悲劇の後、ブランドン・ヒートは唯一の友人ハリー・マクダウェルと共に最大のマフィア組織ミレニオンに入る。ハリーが権力を求める中、ブランドンは愛する少女を追うだけだった。彼女はミレニオンの首領ビッグダディに保護されていた。しかし年月が経ち、ブランドンがミレニオンへの忠誠を証明するにつれ、彼は学び始める。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

裏社会を舞台に、男たちの友情と裏切りを描いた物語です。孤児として育ったブランドン・ヒートは、唯一無二の親友ハリー・マクダウェルとともに、巨大マフィア組織「ミレニオン」へ身を投じます。組織の頂点を目指して野心を燃やすハリーに対し、ブランドンが願うのはただ一つ、愛する少女マリアを守ること。首領ビッグダディへの忠誠を尽くす日々の中で、二人の歩む道は少しずつ分かれていきます。やがて避けられない悲劇が訪れ、死を超えてなお続く因縁の行方が描かれていきます。

みどころ・魅力

① 時間軸を行き来する重厚な構成

物語は現在と過去を交差させながら進行し、ブランドンがなぜ今の姿になったのかを少しずつ解き明かしていきます。断片的に提示される情報が終盤で一つに繋がる構成は見事で、視聴者を一気に引き込みます。骨太な群像劇として完成度の高い一作です。

② 友情と裏切りが生む人間ドラマ

本作の核は、ブランドンとハリーという対照的な二人の関係です。組織の中で立場と価値観が変わっていく過程が丁寧に描かれ、友情ゆえの痛みと哀しみが胸に迫ります。単なるアクションではなく、登場人物の生き様そのものを味わえる濃密なドラマが魅力です。

③ 渋く洗練されたキャラクターと作画

マフィアの世界観に合わせた大人びた雰囲気と、スタイリッシュなキャラクターデザインが目を引きます。緊張感あるガンアクションや静かな対話シーンの演出も巧みで、シリアスな物語を支える質の高い映像が全編を通して楽しめます。

キャスト・声優一覧

ブランドン・ヒート/ビヨンド・ザ・グレイヴ
ブランドン・ヒート/ビヨンド・ザ・グレイヴ
メイン
関智一
ハリー・マクドウェル
ハリー・マクドウェル
メイン
浜田賢二
浅葱ミカ
浅葱ミカ
メイン
佐久間紅美
ミランダ
ミランダ
サブ
勝生真沙子
スコット
スコット
サブ
中嶋聡彦
ジョリス
ジョリス
サブ
加瀬康之
カノン・バルカン
カノン・バルカン
サブ
タケル 宮下
バラッド・バード・リー
バラッド・バード・リー
サブ
子安武人
Dr.トキオカ
Dr.トキオカ
サブ
清川元夢
ブラッド・ウォー
ブラッド・ウォー
サブ
田中正彦
ゲーリー
ゲーリー
サブ
花輪英司
ノートン
ノートン
サブ
仲木隆司

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スタッフ

監督都留稔幸
シリーズ構成黒田洋介
キャラクターデザイン筱雅律
音楽今堀恒雄
美術監督清水友幸、上野秀行
音響監督本田保則
OP今堀恒雄「Family」
EDスクービー・ドゥ「茜色が燃えるとき」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ゲームが先にあったやつ、という認識だけはずっとあった。PS2の、銃を派手に撃ちまくるシリーズ。名前は知っているけど一度も通ったことはない、棚の端みたいな存在だ。だから最初は軽い気持ちで再生した。アクションを眺めながら寝るくらいのつもりだったと言っていい。ところが一話の終盤でいきなり時間が巻き戻って、そこから「銃をほとんど撃たない時間」が延々と続く。場末の青年二人が成り上がっていく話を、たっぷり何話もかけて描く。最初は「これ、ゲームのやつだよね?」と何度か確認したくなった。二回目に見たとき、その撃たない時間こそが本体だったと分かる。派手な画より、動かない序盤に痺れるタイプの作品だ。

友情の話ではなく、「変わらなかった男」と「上を目指した男」の二十年

ブランドン・ヒートとハリー・マクドウェル。出発点は同じ、何も持たない街のチンピラ二人だ。けれど望むものが最初から違う。ハリーは力が欲しい。組織の中で上へ上へと登っていく。ブランドンはそうじゃない。愛した少女のそばにいられればいい、ただそれだけの男だ。彼女はマフィア組織ミレニオンの首領に保護されていて、ブランドンはその少女を追ってミレニオンに入る。動機が、最後まで一ミリも動かない。 この作品を、裏切りのドラマだと要約するのは簡単だ。でもそれだと半分しか言っていない気がする。ハリーが変わったのではなく、ブランドンが変わらなさすぎたのだ、と二回目で思った。年月が流れ、組織が膨らみ、立場が変わり、みんなが何かを得たり失ったりしていく中で、ブランドンだけが同じ場所に立ち続けている。忠義というより、もっと頑固な何か。動かないことそのものが、彼の生き方になっている。 そして終盤、彼は文字どおり死を越えて戻ってくる。SFの装置として処理することもできる展開だけど、自分にはあれが比喩に見えた。死んでも変わらなかった、という一点を成立させるために、この物語は彼を一度殺す必要があったんじゃないか。上を目指した男の物語は派手で分かりやすい。けれど本当に胸に残るのは、ずっと同じ場所で待っていた、動かなかったほうの男だ。

特に刺さったシーン

関智一のブランドンが、とにかく喋らない。普段の関智一の引き出しを知っているぶん、この役の「声を抑えた芝居」には驚いた。台詞が少ないからこそ、たまに漏れる一言の重さが効いてくる。対するハリーの浜田賢二が、序盤の人懐っこさから、少しずつ温度を下げていくのがうまい。中盤、二人の関係が決定的にずれていく場面で、思わず画面を止めた。声の距離が、もう昔のそれじゃない。さらに子安武人のバラッド・バード・リーが画面に出てくると、空気がひりつく。あの粘りつくような声が一枚加わるだけで、場の緊張が変わる。終盤、すべてを思い出させるような再会の展開で、自分は完全に持っていかれた。撃ち合いより、撃つ前の沈黙のほうが怖い作品だ。

読んで見たくなったら——『ガングレイヴ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 派手なアクションより、男二人の関係が時間をかけて壊れていく過程を見たい人
  • 序盤が静かでも「これは溜めだ」と信じて待てる人
  • マフィアもの・任侠ものの、義理と裏切りの匂いが好きな人
  • 声の芝居の温度差で物語を読むのが好きな人

合わない人

  • ゲーム原作のイメージで、最初から銃撃戦を期待している人
  • テンポよく話が進まないと退屈してしまう人
  • SF設定の説明をきっちり詰めてほしいタイプの人

次に見るなら

同じ作家のキャラクターデザインつながりならトライガン。乾いた世界で銃を撃つ男の、軽口の裏にある重さが好きなら、こっちの過去編もたぶん刺さる。

裏社会と銃の話をもっと浴びたいならブラック・ラグーン。義理も忠義もない無法地帯だけど、その容赦のなさが逆にガングレイヴの静けさを際立たせてくれる。

男二人の関係と裏切りをじっくり見たいなら91Days。禁酒法時代のマフィア復讐劇で、テンポは違うけれど「動機が動かない男」を追う感触はかなり近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

ガングレイヴは、dアニメストアとDMM TVで視聴することができます。いずれのサービスでも配信されているため、ご自身が使いやすい環境を選んで楽しめます。重厚な人間ドラマをじっくり堪能したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ガングレイヴはどこで配信されていますか?
A. dアニメストアとDMM TVで配信されています。どちらのサービスでも視聴できるので、普段お使いの環境に合わせて選べます。
Q. ガングレイヴはどんなジャンルの作品ですか?
A. マフィア組織を舞台にしたアクション・ドラマ作品で、SF的な要素も含まれます。友情と裏切りを軸にした重厚な人間ドラマが大きな見どころです。
Q. ガングレイヴはいつ放送された作品ですか?
A. 2003年に放送されたTVアニメです。放送から年月が経った今でも、骨太なストーリーが高く評価されている作品です。
Q. 初めて観る人でも楽しめますか?
A. はい、予備知識がなくても楽しめます。時間軸を交差させた構成で物語が丁寧に描かれるため、一話ずつ追っていくうちに自然と世界観へ引き込まれます。

まとめ

ガングレイヴは、dアニメストアとDMM TVで視聴することができます。いずれのサービスでも配信されているため、ご自身が使いやすい環境を選んで楽しめます。重厚な人間ドラマをじっくり堪能したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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