ドキドキ伝説 魔法陣グルグル

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2000ドキドキ伝説 魔法陣グルグル

ドキドキ伝説 魔法陣グルグル

★ 3.4 / 5.0コメディファンタジー
放送年2000年
フォーマットTVアニメ
話数38話
原作漫画
制作Nippon Animation

ニケという渋々ながらも勇者となった男と、無邪気なヒロイン・ククリが世界を救うために冒険する物語。ユニークなモンスターたちと個性的なキャラクターが登場し、奇妙で興奮に満ちた世界へ引き込まれていく。邪悪な王ギリから世界を救うため、ククリは各地のモンスターを見つけ出し、次々と仲間に加えていかなければならない。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

平和な村に生まれた少年ニケは、勇者になる気などさらさらないにもかかわらず、父親に押し付けられる形で魔王ギリ討伐の旅へと送り出される。相棒となるのは、古代の魔法「グルグル」を使いこなす明るくて天然な少女ククリ。ふたりは世界各地のモンスターを仲間に加えながら、ギリが支配する暗黒の世界を救うべく、ドタバタと珍道中な冒険の旅に出る。

みどころ・魅力

① 王道RPGをまるごとパロディした笑いの連続

「勇者」「魔王」「魔法少女」というファンタジーの定番を、徹底的にコメディとしてひっくり返すのがこの作品の真骨頂。やる気ゼロの勇者・ニケと、呪文の発動に謎ポーズが必要なククリのかけ合いは、どこかシュールでクセになる笑いを生み出している。

② 独特すぎるグルグル魔法とモンスターたちのキャラクター

ククリが使う「グルグル」魔法は、カオスな模様やとっぴな演出が特徴的で、他のファンタジー作品にはない独特のセンスが光る。登場するモンスターたちも個性派ぞろいで、仲間になるたびにパーティの空気がさらにカオスになっていく展開が楽しい。

③ 見ているだけで明るくなれる軽快なテンポ感

シリアス展開がほぼなく、終始軽快なテンポで話が進むため、気軽に見始めて気づいたら引き込まれているタイプの作品。90年代・2000年代ギャグアニメの空気感が好きな人にはたまらない雰囲気が全編を通じて漂っている。

キャスト・声優一覧

ニケ
ニケ
メイン
南央美
ククリ
ククリ
メイン
吉田小南美
アドバーグ・エルドル
アドバーグ・エルドル
サブ
緒方賢一
レイド
レイド
サブ
勝美鳥海

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スタッフ

監督高木淳
シリーズ構成三井秀樹、松井亜弥
キャラクターデザイン加瀬政広
音楽中村暢之
美術監督筒井典子
OP2Shy4U「ダイナマイトヘブン」
EDスプーン「西の空へ」
EDR’OSE「Enjoy the party」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

子供のころ、タイトルだけは知っていた。「まほうじんぐるぐる」。口に出すと転がるような響きで、何か楽しそうなアニメだというのは分かっていた。でも見てはいなかった。いつか見るリストに入ってる気がしながら、実際には入っていない——あの不思議な作品の一つ。 見始めてまず思ったのは、「2000年にこれをやっていたのか」という感覚だった。RPGのお約束を全力でからかいながら、からかわれてる側のニケがまったくかわいくない(これは褒め言葉だ)。勇者なのに渋々で、やりたくなくて、でも引きずられていく。南央美さんの演じるニケが、その「じっとりした不本意さ」を声でそのまま体現していて、第一話からなぜか引き込まれた。

「なりたくなかった勇者」が、気づいたら何かを守っていた話

表面上、魔法陣グルグルはRPGパロディのギャグアニメだ。モンスターが出て、魔法が炸裂して、仲間が増えて——その一つ一つが「そのお約束、本当に必要?」というツッコミで成立している。 ただ、2000年版を見ていて気づくのは、これが単なるパロディじゃないということだ。 ニケというキャラクターは、本当に最初からやる気がない。魔王を倒しに行くのは親に押しつけられたからで、自分の意志じゃない。就活で「親が決めた会社に入った新卒」みたいな状態で旅が始まる。そこにククリが加わる。こちらは逆で、純粋に旅が楽しくて、モンスターを仲間にすることに喜びを感じている。この非対称が、作品のエンジンになっている。 重要なのは、ニケが「成長して勇者らしくなる」という話ではないことだ。彼はずっとダメで、うじうじしていて、でもその状態のままで、気がついたらいろんなものを守ろうとしている。その瞬間はかなり静かに、ギャグの流れの中に埋め込まれている。笑い飛ばしながら見ていると通り過ぎるが、気づいたときに妙にぐっとくる。 2000年版は特に、ククリの成長とニケの変化が並走する構成で、ギャグ優先に見えて実は二人の関係の変化を丁寧に積んでいる。それに気づいてから見直すと、笑いとして消費していたシーンが別の意味を持ち始める。2回目の視聴で作品の輪郭が変わる——それができる作品は、意外と少ない。

特に刺さったシーン

アドバーグ・エルドルというキャラクターが登場する場面がある。緒方賢一さんが演じているのだが、この人の声で喋るキャラクターは、どこか「この世界の空気」を引き受ける役割になりやすい。セリフ一本で場の重心が変わる。108本の出演作を積んだ声には、説明できない厚みがある——と、あらためて思わされた。 南央美さんのニケは、「やりたくない」を絶妙な湿度でやっている。棒でも元気でもなく、じっとり不本意な声。旅の途中でふと本音が出る瞬間の演じ方が特に好きで、そこにこのキャラクターが単なるギャグ要員じゃないことが詰まっていた。 ククリがグルグル魔法を使う場面の音響も記憶に残る。映像と音のテンポが合っていて、「アニメを見ている」感覚より「その場にいる」感覚に近づく瞬間があった。初見では笑いに気を取られて流してしまっていた部分で、2回目にそれに気づいて、少し損した気分になった。

読んで見たくなったら——『ドキドキ伝説 魔法陣グルグル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 90〜2000年代のファンタジーRPGアニメに思い入れがある人
  • ギャグの流れの中に感情の変化が静かに埋め込まれている構成が好きな人
  • 「やる気のない主人公」が実は一番まともだった、という展開が好きな人
  • 緒方賢一南央美の声で育った世代

合わない人

  • シリアスな世界観や重厚なストーリーを期待する人
  • 主人公の成長が分かりやすく、明示的に描かれないと物足りない人
  • 2000年代の絵柄・演出のテンポに乗れない人

次に見るなら

スレイヤーズ——同じ90〜2000年代ファンタジーコメディの文脈にあり、魔法陣グルグルと並べて語られることが多い。ヒロインが主導権を持ち、世界観ごとギャグで崩していく構造が近い。リナ・インバースというキャラクターの存在感だけでも見る価値がある。 この素晴らしい世界に祝福を!——2010年代にRPGパロディを引き継いだ作品。主人公の「やる気のなさ」と「でも動く」ギャップが、ニケの構造と地続きだ。映像品質は世代が違うぶん大きく上がっているが、笑いの方向性は同じ系譜にある。 ポポロクロイス物語(2003年版)——打って変わって穏やかなトーンだが、旅をしながら少しずつ変わっていく主人公という核は共通している。グルグルで「ギャグ越しの感情」に引っかかった人が、落ち着いた版として見ると相性がいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ドキドキ伝説 魔法陣グルグル』はdアニメストアで配信中です。ファンタジーとギャグを掛け合わせた唯一無二のコメディ世界を、ぜひdアニメストアでお楽しみください。

よくある質問

Q. 「ドキドキ伝説 魔法陣グルグル」はどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信されています。dアニメストアのサービスに加入することで視聴できます。
Q. 原作マンガとの違いはありますか?
A. 本作は衛藤ヒロユキ氏の同名マンガが原作です。テレビアニメ版は原作のコメディテイストを活かしつつ、アニメオリジナルの演出も加えた仕上がりになっています。
Q. 子どもでも楽しめますか?
A. はい、暴力的・性的な描写はほとんどなく、ギャグとファンタジーを中心にした内容のため、お子さんから大人まで幅広い世代が楽しめる作品です。
Q. 1997年版のアニメとの関係は?
A. 1994〜1995年に放送された旧アニメ版(NHK)の続編・リメイクにあたるのが2000年版です。前作を見ていなくても楽しめる構成になっていますが、前作を先に見るとより世界観を深く味わえます。

まとめ

『ドキドキ伝説 魔法陣グルグル』はdアニメストアで配信中です。ファンタジーとギャグを掛け合わせた唯一無二のコメディ世界を、ぜひdアニメストアでお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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