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猫神やおよろず お花見ゴーストバスターズ
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | AIC Plus+ |
猫神八百万のOVA(オリジナルビデオアニメ)が、公式ウェブサイトによって2012年3月21日にリリースされることが発表された。
作品概要・あらすじ
あらすじ
天界を追放されて人間界で暮らす猫神・麻耶と、個性豊かな神々たちが織り成すドタバタコメディのOVA作品。春の花見シーズンを舞台に、幽霊騒動が勃発。麻耶たちは「ゴーストバスターズ」として事件解決に乗り出すことになる。TVシリーズでおなじみのキャラクターたちが集結し、超自然的なハプニングと笑いが満載の賑やかな一本。2012年3月21日にリリースされた。みどころ・魅力
① 花見×ゴーストバスターズという唯一無二の設定
春の花見という日本らしい風物詩に、幽霊退治というオカルト要素を掛け合わせたユニークな世界観が楽しめる。コメディとスーパーナチュラルの融合が絶妙で、シリーズならではの軽快なテンポで描かれる。② TVシリーズキャラクターが勢揃いの賑やかな掛け合い
麻耶をはじめ、おなじみの神様キャラクターたちが総出演。個性派ぞろいのキャラクターたちが繰り広げる漫才のような掛け合いは、シリーズファンにとって見どころのひとつ。初見でも楽しめるテンポの良さが魅力。③ OVAならではのお祭り感あふれる作り
TVシリーズ本編では描かれなかった季節イベントを主軸にした特別編として制作されており、お祭り感のある豪華な雰囲気が漂う。コンパクトにまとまった尺の中でキャラクターの魅力が凝縮されている。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 桜井弘明 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 渡辺敦子 |
| OP | 堀江由衣「神サマといっしょ」 |
| ED | 戸松遥「Oh My God♥」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「お花見×ゴーストバスターズ」というタイトルだけ見て、完全に季節ネタの薄いやつだと思って後回しにしていた。それを引っ張り出して再生したのは、猫神やおよろずの本編を一気見した翌日だったから、テンションがまだ残っていたというだけの理由だ。
最初の数分で「あ、本編をちゃんと見た人向けに作ってあるな」というのはすぐわかった。キャラクターの関係性の説明をほぼすっ飛ばして、いきなり日常のテンションに入ってくる。OVAとしては正しい判断だと思う。本編未視聴で見ても面白さは半分以下になるはずで、逆に言えばシリーズを愛した人には「おかえり」感がある。2回目に見たとき、冒頭のやり取りが序盤の本編エピソードへの小さなアンサーになっていることに気づいて、少しだけ得した気分になった。
「神様」が「ゆるく集まること」にしか救えないものを、このOVAは知っている
猫神やおよろずという作品は、本編を通じてずっと「神様なのに力が弱い」「祀られているのに自由がない」というキャラクターの矛盾を笑いに変えながら、その実、神と人間の関係の本質——互いに依存し合い、なあなあで共存している状態——をていねいに描いていた。
このOVAが選んだ舞台が「お花見」というのは、その文脈でかなりしっくりくる。花見というのは目的のあいまいなイベントだ。花を本当に鑑賞したいわけじゃないし、酒を飲むだけなら花見じゃなくていい。「集まること自体が目的」という、日本人的な共同体儀式の縮図みたいなものがある。そこに幽霊騒動というコメディ軸を乗せることで、「せっかくの集まりを邪魔するものを全員で追っ払う」という構造を作っているわけだが、追っ払った後に残るのは結局「みんなでゆっくりする時間」なのが、このシリーズらしい落とし方だと思う。
ここで重要なのは、問題を解決するのが「神様の力」ではなく「場のノリと連帯」であること。猫神やおよろずは主人公たちの神としての格を笑いに使うことで、「格なんてあんまり関係ない、気合いと勢いと仲間で何とかなる」というメッセージを繰り返し出してきた。OVAもその線上にある。井上麻里奈さんが声を当てている幽霊少女のキャラクター造形も、「怖い存在」として登場させながらすぐにコメディの文脈に引き込む構成が徹底されていて、怖がらせる気が最初からないのが逆に清々しい。シリーズを全話見た上で見ると、これがファンサービスに留まらず、作品世界の空気感の正確な再現になっていることがわかる。
特に刺さったシーン
幽霊絡みのドタバタが一段落して、場の空気が急にゆるくなる中盤以降の流れが好きだった。堀江由衣さんの柚子はこういう「騒ぎが終わった後の脱力」を声で作るのがうまくて、本編でも何度か感じた「すごく忙しそうにしてたのに、気づいたら一番だらけている」という温度感がここでも出ていた。
茅野愛衣さんの笹鳴は本編から一貫してセリフのキレで笑いを作るタイプのキャラクターで、短い尺のOVAでも役割をちゃんと果たしているのが印象に残る。戸松遥さんの繭、豊崎愛生さんのしゃもは、このシリーズではかなり賑やかし担当に振り切れているはずなのに、短い出番でもキャラクターの「らしさ」を外さないのが、本編通して見た後だとよくわかる。最初に見たとき流し気味だったシーンが、2回目では「あ、これ本編のあのシーンと同じ間の作り方だ」と気づいて止まったのはこの辺りだった。
読んで見たくなったら——『猫神やおよろず お花見ゴーストバスターズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 猫神やおよろず本編を最後まで見ていて、もう少しこのキャラクターたちと過ごしたいと思っている人
- 日常系コメディの「何も解決しないけど楽しかった」という読後感が好きな人
- 堀江由衣・茅野愛衣・戸松遥の演技を理由にアニメを見るタイプ
- 20〜30分で完結する短編で気軽に笑いたい人
合わない人
- 本編未視聴でいきなりこれを見る人(キャラクターの背景説明がほぼない)
- ストーリーの起伏や感情的な山場を求めている人
- 「OVAだから本編より作画が良い」を期待している人
- 幽霊やオカルト要素が本当に怖い展開として描かれることを期待している人
次に見るなら
神様キャラクターたちがゆるくわいわいする日常系が好きなら、日常は外せない。こちらはSFとナンセンスを混ぜた特殊な笑いだが、「何も起こらないのに楽しい」という感覚の作り方がよく似ている。猫神やおよろずで感じた「静かな高揚感」の別バージョンとして見ると面白い。
OVAという短い尺で世界観と人間関係をコンパクトに完結させる作りが気に入ったなら、gdgd妖精sも試す価値がある。ゆるくて、力が抜けていて、でも好きな人には刺さる——この系譜の作品として、わりと正確に刺さるはず。
幽霊やオカルトをコメディで包む路線に興味が出たなら、夏目友人帳シリーズに移行するのが自然だ。あちらは笑いよりも情感が強いが、「人間と妖怪が日常を共有している」という設定の使い方が、猫神やおよろずと根っこで通じている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『猫神やおよろず お花見ゴーストバスターズ』はdアニメストアで視聴できます。花見とゴースト退治というユニークな組み合わせで、TVシリーズのキャラクターたちの掛け合いをたっぷり楽しめる一作です。シリーズファンはもちろん、コメディ×超自然ジャンルが好きな方にもおすすめです。