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猫神やおよろず
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | AIC Plus+ |
小山柚子は骨董品店を経営している。そこに住む猫神・真優は柚子に寄生して、ゲームばかりして怠惰な生活を送っている。真優を訪ねてくる多くの神々も集まり、みんなで楽しく騒ぎながら過ごしている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
骨董品店を営む少女・小山柚子の家に居候する猫神・真優。本来は人々の願いを叶える力を持つ神様のはずだが、ゲーム三昧でぐうたらな日々を送るばかり。そんな真優のもとへ個性豊かな神々が次々と集まり、柚子の店はにぎやかな騒動の舞台に。ゆるやかな日常の中で繰り広げられる神様たちとの愉快なドタバタ生活を描いたほのぼのコメディ。みどころ・魅力
① ぐうたら猫神・真優のキャラクターが愛おしい
神様なのにゲームにしか興味がなく、柚子に寄生して好き勝手に生きる真優のズボラっぷりがたまらない魅力。神聖さとかけ離れたギャップが笑いを生み、気づけば愛着が湧いてくる不思議なキャラクターです。② 個性派神様たちが織りなすにぎやかな群像劇
真優を慕って集まる神々はどれも一癖あるキャラクターばかり。彼らが骨董品店に集結して起こす騒動の数々は、テンポよく展開され飽きさせません。キャラ同士の掛け合いが本作最大の見せ場です。③ 肩の力を抜いて楽しめる日常系の空気感
大きな事件も激しいバトルもなく、ゆるやかな日常が静かに流れる心地よさが本作の魅力。忙しい日々の合間に、ふわっと気持ちが和らぐような癒しと笑いを届けてくれる一作です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 桜井弘明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 渡辺敦子 |
| OP | 堀江由衣「神サマといっしょ」 |
| ED | 戸松遥「Oh My God♥」 |
| ED | 戸松遥と三瓶由布子「Yaoyorozu Ondo」 |
| ED | 戸松遥と堀江由衣「神サマといっしょ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2011年の夏アニメという時点で「あ、この時期の日常系か」とちょっと身構えた。萌え日常ものが量産されていた頃で、猫と神様というキーワードだけ聞いても正直あまりピンとこなかった。それが見てみると、猫神が骨董品店の女の子に寄生してゲームをしているという設定で——「神様ってそれでいいのか」という突っ込みがそのまま作品の空気になっている。2回目に見て気づいたのは、この怠惰さが演出として徹底されているということ。神様らしさを出そうとしていないし、出す気もない。その開き直りが、意外と癖になる。
神様の怠惰は、人間への降伏宣言だ
この作品をただの「神様が日常にいるコメディ」として見るのは、半分しか正しくない。もう半分は、「神様がすでに負けている話」だと思う。
真優は猫神だ。本来なら崇められる存在のはずが、人間の女の子・古宮柚子に寄生して、ゲームをして、だらだら過ごしている。他の神様たちも似たようなもので、せっかく集まっても騒ぐだけ。神聖さは微塵もない。これが笑いのネタになっているのは確かだが、もう少し長く眺めると別の読み方ができる。神様がこれほど怠けていられるのは、柚子という人間の生活の中にいるからで、言い換えれば、神様は人間の日常にしか居場所がない。
日本の八百万の神という概念は、もともと「あらゆるものに神が宿る」という発想だ。特別な場所ではなく、日常の中にいる神。その延長線上で考えると、真優が骨董品店でゲームをしているのは、ある意味で正しい姿かもしれない。超自然的な力を持ちながら、それを大して使わない。人間の生活リズムに引きずられて、ゲームにはまって、飯を食って、誰かと騒ぐ。神様が人間を真似ているのか、人間の生活が神様を変えたのか——その境界が曖昧なまま進んでいくのが、この作品の一番おもしろいところだ。
堀江由衣が演じる柚子の声が、絶妙に「振り回されているが嫌ではない」感じを出している。困っているのにどこか楽しそうな、あの温度感。戸松遥の繭や豊崎愛生のしゃも、竹達彩奈のメイ子といったキャストが次々と絡んでくる構図は、神様の世界も人間の友達関係も大して変わらないということを、セリフではなくドタバタで見せている。
特に刺さったシーン
個人的に刺さるのは、柚子が神様たちに振り回されながらも、特に怒るわけでも感動するわけでもなく、淡々と受け入れていくくだりだ。超自然的な存在が家にいるのに、リアクションが地味。その地味さが積み重なると、「あ、これが日常なんだ」という感覚に変わっていく。
堀江由衣の演技がここで効いていて、困惑と諦めと微妙な愛着が一声の中に混在している。大げさに叫ぶわけでも、無感動なわけでもなく、ちょうど「また始まった」という温度感。このコントロールが、作品全体の空気を決定している。小西克幸が演じるスーパーの店員が出てくる場面も、神様の話が日常のどうでもいい場所に接地している感じがして好きだった。ハレとケの境界が、スーパーの食品売り場あたりに溶けている。
読んで見たくなったら——『猫神やおよろず』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 日常系アニメの「何も起きないが、それがいい」という感覚が好きな人
- 神様・妖怪・超自然を日常に混ぜたゆるいコメディが得意な人
- 堀江由衣・戸松遥・豊崎愛生・竹達彩奈のキャスト陣目当てで見られる人
- 2010年代前半の日常系の空気が好きで、また浸りたい人
- 複数回見て細かい掛け合いを楽しめる人
合わない人
- ストーリーの起伏やドラマを求めている人
- 神様・霊的なものが日常にいる設定に違和感を覚える人
- キャラが多い群像劇のテンポが苦手な人
- 「12話見てどこに向かうのか」を気にする人
次に見るなら
神様はじめましたは、人間の女の子が神様の世界に関わっていく構図が近い。こちらはロマンス要素が強めで、ストーリーの引きがある分、起伏を求める人向け。猫神やおよろずの「神様がぐだぐだ」という雰囲気が好きなら入りやすい。
のんのんびよりは神様要素はないが、日常の中に「何かが宿っている感覚」が似ている。田舎の風景と何気ない時間を丁寧に切り取った作品で、見終わったあとの温度が近い。日常系として次に見るならこちらが自然な流れ。
夏目友人帳は、妖怪・神様と人間の関係をより情緒的に描いた作品。猫神やおよろずのコメディ寄りの空気とは違うが、「人間でない存在と日常を共にする」というテーマで繋がっている。何度見ても沁みる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「猫神やおよろず」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。複数の主要サービスに対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。日常系のゆるい雰囲気が好きな方に特におすすめです。