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DOUBLE DECKER! ダグ&キリル: EXTRA
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
「ダブルデッカー!ダグ&キリル」のテレビアニメが、3話の追加エピソードを得ることが発表されました。「ダブルデッカー!ダグ&キリル:エクストラ」と題された3話は、2019年2月から4月にかけてバンダイチャンネルなどの配信サイトで配信されます。追加エピソードのブルーレイとDVDは2019年5月24日にリリースされる予定です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ「ダブルデッカー!ダグ&キリル」の追加エピソード全3話。麻薬「アンバー」を巡る犯罪捜査に挑む特殊捜査班「セパン7」の面々が再び活躍する。本編では描かれなかったサイドストーリーや各キャラクターにスポットを当てたエピソードが収録されており、2019年2〜4月にかけて配信。同年5月24日にはBlu-ray・DVDもリリースされた。
みどころ・魅力
① 本編を補完するサイドストーリー
TVシリーズ本編では掘り下げきれなかったキャラクターたちの素顔や関係性を深掘りする全3話。本編視聴済みのファンが「あのシーンの裏側」を楽しめる作りになっており、本編への愛着がさらに増す内容になっています。
② 変わらぬアクション×コメディの絶妙バランス
本編同様、スタイリッシュなアクションシーンとテンポよく笑えるコメディが共存。「ヴィンセント・オール・シティ」の世界観と独特のユーモアセンスが短編フォーマットでも健在で、サクッと楽しめる30分以下の構成も魅力です。
③ SF×バディものの世界観をさらに体感
近未来都市を舞台に、相棒コンビの掛け合いとSF的な設定が混在するユニークな世界観は短編でも健在。本編未視聴でも入りやすいエピソードがあり、シリーズへの入口としても機能します。
キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 古田丈司 |
|---|---|
| OP | 霧雨アンダーテイカー「ステレオとモノローグ」 |
| ED | ヴィッケブランカ「Buntline Special」 |
感想・評価
最初に見たとき——番外編から入る、という邪道
本編を4話くらいで止めたまま、なんとなく配信リストに残っていた。で、EXTRAのほうが先に目に入って「3話だし、まあ」と再生した。たぶん本来のファン層からすると邪道な入り方だと思う。
最初の印象は「あ、これ本編ちゃんと見てた人向けだ」というシンプルな事実の確認。キャラクターの関係性がすでに出来上がっていて、視聴者が知ってる前提でテンポが回っている。逆に言うと、コアなファンにとっては「おかえり」の感覚で入れるやつ。本編未消化で見てる自分はちょっと外側から眺めているような距離感があった。それが悪いとも言い切れなくて、「あ、本編ちゃんと見てれば刺さったんだろうな」という感触は、ある種の後悔を引き出す構造として機能していた。2回目を見たとき——正確には本編を4話から再開したあとにもう一度EXTRAを流したとき——キャラクターのやりとりの「重さ」がだいぶ変わって見えた。
チームで働く人間が、チームの外に持ち出せないものを持っている話
番外編・追加エピソードというフォーマットは構造上、本編の「つづき」でも「前日譚」でもなく「余白」に位置する。キャラクターの掘り下げ、本編中に映らなかった日常、あるいは本筋と切り離したギャグ回——そういうものが詰められる箱として機能することが多い。DOUBLE DECKER EXTRAもその文脈にある。
ただ、このシリーズがアクション×コメディ×SF×ミステリーという組み合わせをとっている以上、「チームの外側」を描くときに浮かび上がるのは、普段仕事として共闘しているパートナーたちがどんな人間として機能しているか、という点になる。ダグとキリルの関係でいえば、本編はどちらかというと「バディとして機能するまでの過程」を描いているが、EXTRAで描かれるのは「すでにバディとして機能している人間の、個としての素地」になっている。
これはバディものが普遍的に抱えるテーマの変奏だと思う。2人で1つの仕事をする人間は、仕事の文脈を外れたときに何を持っているか。笑えるシーンの中に、キャラクターそれぞれが「チームの外に持ち出す自分」を持っていることが滲み出てくる構造になっている。SF的な世界観——犯罪捜査機構という設定——が背景にあることで、「普通の人間の普通の困りごと」がより際立つ。世界が派手なほど、日常の小さなズレが面白くなる、という逆説。番外編というフォーマットはその逆説を最大限に活かせる場所だ。
コアファン向けに作られているということは、キャラクターの解像度を上げることに全振りしていい、ということでもある。本編で「こういう人」と確定している輪郭を、EXTRAでは「だからこういう失敗をする」「だからこういうオフが生まれる」という方向に伸ばせる。それは本編では書けない角度からの肖像画だ。
特に刺さったシーン
本編未消化で見たせいで確信を持って語りにくいところはあるが——それでも印象に残っているのは、2人の間のテンポが崩れる瞬間だ。バディものはリズムで成立している。掛け合いが噛み合っているときのテンポと、どちらかが空回りしているときのテンポが交互に来ることで、関係の動きが見える。EXTRAの中で、キリルが何か的外れなことをやらかして、ダグが「また始まった」という顔をするタイミングがある。あの、言葉にならない「お前はそういうやつだな」という空気感。声優の芝居の間が担っていて、セリフじゃなくて「その後の沈黙」で笑わせてくる。
SF的な設定がコメディの文脈で使われるとき、世界の大きさと人間の小ささのギャップが笑いになる。追加エピソードという短い尺の中でそれを畳み掛けてくる構成は、本編を踏まえて見ると「ああ、この2人はずっとこうなんだな」という安堵に変わる。
読んで見たくなったら——『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル: EXTRA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を最後まで見て、キャラクターへの愛着がある人
- バディもののオフ回・日常回が好きな人
- 「本筋に関係ない話」でキャラクターを掘り下げるタイプのファンサービスが好きな人
- アクションよりもキャラクターのかけあいを目当てに見ていた人
合わない人
- 本編未視聴でここから入ろうとしている人(自分みたいな入り方は非推奨)
- 物語の大きな展開・伏線回収を期待している人
- 3話完結で収まらないスケールの話を求めている人
次に見るなら
バディもの×SF×コメディという組み合わせが好みなら、タイガー&バニーは外せない。ヒーロー同士の相棒関係を軸に、世代差や価値観のズレを笑いと熱量で描く。シリーズ全体の積み上げがあってこそ刺さるという構造も近い。
チームで動く捜査組織という設定から入るなら、ノーゲーム・ノーライフとは少し違うが、UN-GOのようなミステリー×SF寄りの作品も相性がいい。世界の構造を謎として提示しつつ、キャラクターの掛け合いで引っ張るスタイルが似ている。
「番外編・OVAでこそ輝くキャラクター」という見方をするなら、デュラララ!!の外伝エピソード群も同じ文脈で楽しめる。本編で動いているキャラクターが、本筋と切り離された場所で何をしているかを見る面白さ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル: EXTRA」は、dアニメストアで視聴できます。TVシリーズ本編のファンはもちろん、バディもの・SF・コメディが好きな方にもおすすめの全3話です。本編と合わせてぜひチェックしてみてください。