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GetBackers 奪還屋
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
禁・美道と天野銀二は、依頼人から盗まれたり失われたりした物を回収する自由業を営んでいる。彼らは「ゲットバッカーズ」と名乗り、100%の成功率を誇る超能力者コンビだ。回収任務で危機一髪の冒険を繰り広げる一方、二人とも不都合なタイミングで浮上する謎めいた過去を抱えている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
何でも100%取り戻す――そんな触れ込みで「奪還率100%」を掲げる便利屋コンビ、それが奪還屋(ゲットバッカーズ)こと禁・美道(バン)と天野銀次(ギンジ)です。盗まれた物、失われた物、奪われた人――依頼さえあれば二人はどんな危険にも飛び込んでいきます。バンの右手に宿る「邪眼」、ギンジが操る電撃。凸凹ながら抜群のコンビネーションを誇る二人ですが、それぞれが過去に深い因縁を抱えており、ときに依頼は彼ら自身の過去と交差していきます。笑いとアクション、そしてほろ苦いドラマが入り混じる痛快奪還劇です。みどころ・魅力
① 凸凹バディの絶妙な掛け合い
クールで毒舌、頭脳派のバンと、天然で人懐っこいムードメーカーのギンジ。性格は正反対なのに、いざ依頼となれば言葉も要らないほど息の合ったコンビネーションを見せます。普段の軽妙な掛け合いと、決める時の頼もしさのギャップが本作最大の魅力です。② 個性際立つ超能力バトル
相手に一分間の幻影を見せるバンの「邪眼」、雷帝と呼ばれたギンジの電撃。さらに敵味方ともに一癖も二癖もある能力者が次々登場します。理詰めで攻略していく戦術性と、ド派手な能力のぶつかり合いが両立したバトル描写は見応え十分です。③ 笑いとシリアスの落差
金欠でボロ車に揺られるギャグ調の日常から一転、舞台が「無限城」へ移ると、ギンジの過去や仲間との因縁が重く描かれます。コメディとして楽しみつつ、ふいに胸を突くドラマへ振れる緩急の付け方が、最後まで飽きさせない作りになっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 古橋一浩、元永慶太郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 面出明美 |
| 原作 | 樹林伸 |
| 原案キャラデザ | 綾峰欄人 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 美術監督 | 柴田千佳子 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 田村直美「Yuragu Koto Nai Ai」 |
| OP | ピエール「薔薇色の世界」 |
| ED | 音羽「1秒のリフレイン」 |
| ED | ボンボン・ブランコ「涙のハリケーン」 |
| ED | ナジャ「Mr. Déjà vu」 |
| ED | ノナ・リーブス「Changin’」 |
| ED | 田村直美「Yuragu Koto Nai Ai」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
名前だけはずっと知っていた。「ゲットバッカーズ」。2000年代前半、アニメ雑誌の目次で何度も見かけた名前で、でもなぜか手が伸びなかった。「奪還屋」とタイトルについている時点で中身が読めた気になっていて、たぶんそれが油断だった。実際に序盤を流し始めたら、想像していた能力バトルものの枠から、思っていたより早くはみ出してくる。最初はノリの軽い凸凹コンビの話だと思って見ていたら、二人の過去がやたらと重い。2回目に見返したとき、序盤のなんでもない会話に後半の伏線がもう仕込まれていることに気づいて、ひとりで唸った。名前を知っているのと、見たことがあるのは、別物だ。
回収率100%の男たちが、自分の過去だけは取り戻せない話
奪還屋——盗まれたもの、失くしたものを、依頼料と引き換えに取り戻す。回収率100%。これがこの作品の看板だ。でも見ているうちに、この「100%」がだんだん皮肉に見えてくる。彼らはどんなものでも取り返してみせるのに、自分たちが本当に失くしたものだけは、手の中に戻ってこない。
あらすじにある通り、天野銀次にも美道蛮にも、都合の悪いタイミングで浮かび上がってくる過去がある。依頼人の失せ物はきれいに取り返すのに、自分の喪失にだけはずっと片がつかない。物語の舞台のひとつである無法地帯の描き方がそこに効いていて、あそこに流れ着いているのは「取り戻せなかった側」の人間なんだと途中で気づく。奪還屋という職業は、その対岸に立っている。だからこそ二人が依頼のたびに何かを取り戻す姿が、どこか自分への当てつけみたいに見える瞬間がある。
私はこの作品を、単なる能力バトルものとしてではなく、「取り戻す」という行為への執着の話として見ている。失くしたものは、戻ってきても元の形ではない。時間が経った分だけ、取り返した瞬間にはもう別物になっている。それでも取りに行く——その業の深さを、コメディの皮をかぶせて延々やっているのがこのシリーズの芯だと思う。軽いノリの裏で、わりと容赦のないことを言っている。
特に刺さったシーン
銀次の声を当てている森久保祥太郎の使い分けが、とにかく見どころだ。普段はへらへらした、人当たりのいい——本人たちが言うところの「たぬき」状態の銀次と、本気を出したときの落差。声のトーンがすっと低く据わって、空気の温度が一段下がる、あの切り替わりの瞬間に思わず身を乗り出した。同じ人物がこんなに別人になるのか、と。脇では風鳥院花月役の保志総一朗が、見た目の儚さと内側の冷たさのギャップを声だけで成立させていて、登場するたびに画面が締まる。あと、敵側にまわる櫻井孝宏の、にこやかなのに底が見えない喋り方。あれが出てくると、コメディのテンポのまま油断していた背筋がぞわっとする。演技で温度を操られている感じが、見返すほど効いてくる。
読んで見たくなったら——『GetBackers 奪還屋』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 軽口を叩き合う凸凹バディの距離感が好きな人
- コメディの裏に重い過去や喪失が仕込まれている構造にぐっとくる人
- 2000年代前半の、少し荒削りで熱量の高い能力バトルものに郷愁がある人
- 声優の演技の振れ幅で作品を味わうタイプの人
合わない人
- テンポよく完結する一話完結ものだけを求めている人
- シリアスとギャグの温度差が激しい構成が苦手な人
- 最新の作画クオリティでないと乗れない人
次に見るなら
乾いた距離感のバディものという意味では、カウボーイビバップ。賞金稼ぎコンビの、ベタベタしないのに確かに通じ合っている関係性が好きなら、奪還屋の二人とまっすぐ地続きで楽しめる。
能力者と裏社会、そして相棒というモチーフが重なるならDARKER THAN BLACK -黒の契約者-。それぞれが過去や代償を背負って動く、少し冷たい手触りが近い。
凸凹コンビの掛け合いとアクションのキレを求めるならサムライチャンプルー。テンポと音楽でぐいぐい引っ張るタイプで、軽さと殺気が同居する感じが奪還屋に通じる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「GetBackers 奪還屋」は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を幅広く扱う両サービスなら、第1話からじっくり追いかけられます。バディものやアクションが好きな方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
