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GROOVE ADVENTURE RAVE
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
50年前、光と影の勢力による壮大な戦争が終わり、光の宝石「レイヴストーン」が散乱した。新しいレイヴマスターとなった少年ハル・グローリーは、影のストーンを倒すため、伝説のレイヴストーンを集める冒険に出る。魔法の剣デカフォースを手に、謎を秘めた少女エリィと共に、運命の旅が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
今から50年前、光と闇の勢力が激突した壮大な戦争が終結し、世界に平和をもたらした光の宝石「レイヴ」は粉々に砕けて各地へ散らばってしまった。それから半世紀後、平和な島で暮らす少年ハル・グローリーは、ある日浜辺で謎の生き物プルーと出会い、自らが二代目レイヴマスターに選ばれた運命を知る。闇の組織「デモンカード」の野望を打ち砕き、世界の均衡を取り戻すため、ハルは魔法剣デカフォースを手に取り、レイヴを探す少女エリィと共に冒険の旅へ踏み出す。仲間との出会い、家族の謎、そして自らの宿命と向き合いながら、ハルたちの長い旅が幕を開ける。みどころ・魅力
① 王道を貫くファンタジー冒険活劇
散らばった宝石を集めて世界を救うという、シンプルかつ熱い王道ストーリーが魅力。主人公ハルが仲間を増やしながら強敵に立ち向かう成長譚は、少年漫画らしい高揚感にあふれている。難しい予備知識なしに楽しめる、ど真ん中の冒険ファンタジーだ。② 個性豊かな仲間たちとコメディの軽妙さ
記憶を探す少女エリィ、寡黙な剣士ムジカ、マスコット的存在のプルーなど、立ちの強いキャラクターが続々登場。シリアスな戦いの合間に挟まれるコミカルなやり取りがテンポを生み、重くなりすぎない作風で幅広い世代が見やすい。③ 剣と魔法が交わるバトルアクション
形態を変える魔法剣デカフォースを軸にしたバトルは、本作の大きな見どころ。敵が操る「闇のレイヴ=ダークブリング」との能力バトルは多彩で、戦いを重ねるごとにハルの剣技が進化していく過程も見逃せない。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 渡部高志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸間信明 |
| キャラクターデザイン | 松島晃 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 美術監督 | 中山恭子 |
| 音響監督 | 藤野貞義 |
| OP | 米倉千尋「Butterfly Kiss」 |
| OP | 蜘蛛子「Higher and Higher」 |
| OP | 川澄綾子「Higher and Higher (Elie Version)」 |
| ED | 米倉千尋「覚悟の揺り籠」 |
| ED | 蜘蛛子「Hikousen」 |
| ED | 川澄綾子「Hikousen (Elie Version)」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、見ていたはずなのに中身をほとんど覚えていない。日曜の朝だか夕方だか、テレビの前にいた記憶の温度だけが残っていて、肝心のストーリーは靄の向こう。今回あらためて頭から追いかけたのは、その靄の正体を確かめたかったからだ。最初は「冒険ものの定番をなぞった作品だろう」と高をくくって見始めたら、思っていたより手触りがまっすぐで、肩の力が抜けた。剣を一本持った少年が宝石を探して歩く、ただそれだけの話を、衒いなくやり切っている。2回目に流して気づいたのは、覚えていなかったのは退屈だったからじゃなく、当時の自分が早すぎて受け取れていなかっただけ、ということだった。
ストーンを集める旅が、いつのまにか「誰かの空白を埋める旅」になる話
表向きは王道だ。影のストーンを倒すために、伝説のレイヴストーンを集める。マップを塗りつぶしていく、ゲームみたいな目的がはっきりある。けれどこの作品を続けて見ていると、本筋がだんだんズレてくるのが面白い。ハルが集めているのは石のはずなのに、旅の重心は隣を歩く少女エリィのほうへ、ゆっくり移っていく。
エリィは謎を抱えた存在として登場する。出自も過去も、輪郭がぼやけている。だから物語の前半は、ハルがストーンを探すと同時に、エリィが「自分が何者だったか」を探す旅でもある。光と影、という古典的な対立の裏で、本当に描かれているのは喪失と回復だ。失くしたものを取り返すんじゃなく、空いてしまった場所に、新しく誰かが座る。そういう埋め方をする物語なんだと、2回目でようやく腑に落ちた。
これは単なる宝探しの冒険譚ではなく、「目的のために動いていたはずが、いつのまにか目的のほうが変わっている」物語だと思う。石を集め終えても、たぶんハルにとって一番大事なのは石じゃない。子どもの頃に靄として残ったのは、この温度だったんじゃないか。理屈じゃなく、誰かと並んで歩いた距離だけが残る——そういう作品だ。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な戦闘より、序盤の出会いの場面だった。ハルとエリィが、それぞれ抱えたものを背負ったまま、まだお互いを何も知らない状態で並ぶ。あの距離感がいい。関智一が演じるハルは、後年の関さんの芝居を知ってから聞くと、まだ青さの残る声で、それがこの時期の少年にぴったりはまっている。まっすぐで、ちょっと不器用で、声だけで「こいつは裏切らないな」とわかる。
川澄綾子のエリィも、底に陰を持ったまま明るく振る舞う加減が絶妙で、笑っているのに目の奥が笑っていない瞬間の声色に、思わず手が止まった。脇を固める森久保祥太郎のムジカ、ゆきのさつきや野島健児まで、当時の布陣の厚みがそのまま画面の安定感になっている。そして何より、相棒の珍妙な生き物。あの間延びした存在感を見た瞬間、「そうだ、これがいたんだ」と20年越しに記憶が一個だけ戻ってきた。
読んで見たくなったら——『GROOVE ADVENTURE RAVE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代前半の、衒いのないまっすぐな冒険ものが恋しい人
- のちのヒット作の原型を、源流までさかのぼって味わいたい人
- 派手さより、相棒と並んで歩く距離感のほうにグッとくる人
- 関智一・川澄綾子の、まだ青さの残る時期の芝居を聴きたい人
合わない人
- 1話ごとに濃い伏線と急展開を求めるタイプの人
- 作画の密度や情報量を、最新作の基準で測りたい人
- テンポの速い決着を好み、寄り道や旅情を冗長に感じる人
次に見るなら
まず外せないのがFAIRY TAIL。同じ作者の代表作で、この旅で蒔かれた「仲間と並んで歩く」感覚が、もっと大きな器で花開いている。RAVEの温度が好きなら、地続きで楽しめるはずだ。
王道の冒険そのものが沁みたならONE PIECE。目的地へ向かう旅が、いつのまにか「誰と歩くか」の物語になっていく構造は、RAVEと同じ血が流れている。
相棒ものの距離感に刺さった人には金色のガッシュベル!!。同時期の作品で、凸凹なふたりが並んで強くなっていく手触りが近い。並走する関係の尊さを、もう一度確かめられる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「GROOVE ADVENTURE RAVE」は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。王道の冒険ファンタジーをまとめて一気に楽しみたい方は、dアニメストアをチェックしてみてください。配信状況は変更される場合があるため、視聴の際は最新の情報をご確認ください。
