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はるかなレシーブ
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | C2C |
沖縄を舞台に、遥香と金田がビーチバレーのペアを組む。金田は身長が低いというプレッシャーに耐えられず、既にビーチバレーを諦めていた。しかし遥香に説得され、再び砂浜に戻り、ジュニアトーナメント優勝を目指すことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京から沖縄へ引っ越してきた高校生・比嘉遥は、いとこのかなたと再会する。背が高い遥に対し、小柄なかなたは身長を理由にビーチバレーで挫折し、すでにコートを離れていた。しかし遥のまっすぐな思いに背中を押され、かなたは再び砂浜へと戻っていく。二人は「はるかな」ペアを結成し、ジュニアトーナメント優勝を目指して歩み始める。透き通る沖縄の海と白い砂浜を舞台に、少女たちの青春とビーチバレーへの情熱が爽やかに描かれる。
みどころ・魅力
① 息をのむ沖縄の海と背景美
透明度の高い沖縄の海、白い砂浜、抜けるような青空——本作は背景美術の美しさが大きな魅力です。日差しのきらめきや水しぶきまで丁寧に描かれ、画面からリゾートの空気が伝わってきます。ビーチバレーという競技と南国の風景が見事に調和し、観るだけで爽快な気分にさせてくれます。
② 挫折から立ち上がる成長と絆
身長への劣等感から一度は競技を諦めたかなたが、遥と組むことで再び前を向く姿が本作の核です。ペアで支え合いながら強敵に挑む過程で、二人の絆は少しずつ深まっていきます。ライバルたちもそれぞれの背景を抱えており、群像劇としての厚みも感じられます。
③ 迫力と躍動感あふれる試合シーン
スポーツ作品としての完成度も高く、レシーブやアタックの躍動感ある作画は見ごたえ十分です。砂に足を取られる感覚や心理戦の駆け引きまで描かれ、ビーチバレーならではの緊張感がしっかり伝わります。勝敗の行方に思わず手に汗握る展開が待っています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 窪岡俊之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 小田武士 |
| 音楽 | ラスマス・フェイバー |
| 美術監督 | 一色美緒 |
| 音響監督 | 藤田亜紀子 |
| OP | 大空遥「FLY two BLUE」 |
| OP | 大城あかり「前を向いて!」 |
| ED | 大空遥「Wish me luck!!!!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、砂浜と水着で尺を稼ぐ夏アニメだろうと高をくくって見始めた。実際、序盤の沖縄の海はまぶしいし、肌の面積も多い。そういう作品として消費するつもりだった。ところが二人がペアを組んで最初のラリーが続いたあたりで、画面の見方が勝手に変わっていた。落ちそうなボールに足が動く、それを拾う、つなぐ——その一連が妙に丁寧で、気づけば点の取り合いを息を詰めて追っていた。二周目に見ると、初見で水着しか見ていなかった自分が少し恥ずかしくなる。砂の照り返しも、風の入り方も、ちゃんとビーチバレーをやるための画面だった。夏に一回、軽い気持ちで踏むつもりが、毎年律儀に再生してしまう類のやつになった。
「背が低いから無理」を、ペアで上書きしていく話
この作品は、水着のビーチバレーものという見た目の下で、ずっと「自分には向いていない」と一度決めた人間が、もう一度それを引き受け直す話をやっている。かなたは背が低い。インドアのバレーでは、その一点が決定的な壁になって、彼女はコートから降りた。諦めというより、自分で自分に下した判定だ。「私はここまで」という線を引くと、たしかに楽になる。期待もされないし、負けても言い訳が立つ。その線の内側に丸まっていたかなたを、遥が砂浜に引きずり出す。
面白いのは、この作品が「努力すれば背の低さは関係ない」みたいな安い励まし方をしないところだ。背が低いことは最後まで不利なままで、その事実は消えない。ただ、二人組という競技の形が、その不利を別の意味に変えていく。低い重心、速い反応、拾い続けるしぶとさ——インドアでは欠点だったものが、ビーチでは遥の高さと噛み合って機能しはじめる。弱点が長所に化けるのではなく、組む相手によって意味が変わる。そこが正直で、いい。一人で抱えていたコンプレックスが、ペアという単位に置き直された瞬間に、別の名前で呼べるようになる。スポーツものの皮をかぶった、自己評価の引き直しの話だと思っている。
特に刺さったシーン
刺さったのは、点を取られた直後の、誰も喋らない数秒だ。砂の上でボールが転がって、二人が目を合わせるかどうか、というあの間。試合の山場の派手なスパイクより、その沈黙のほうを何度も見返してしまう。負けが込んでいる側の呼吸が、作画でちゃんと乱れているのがいい。
声でいうと、種﨑敦美が演じるトーマス・紅愛がずるい。強者の余裕と、その裏でひりついている部分を、同じトーンの中で行き来させる。一見フラットなのに、ラリーが長引くと声の温度が一段下がる瞬間があって、そこで「あ、本気だ」と伝わる。鬼頭明里の棚原愛衣も、明るさの下にある勝負師の顔を要所で出してきて、対戦相手としての圧がちゃんと怖い。それから新垣姉妹のペア——明坂聡美の陽菜と髙橋ミナミの柑菜の掛け合いが、敵なのにやたら見ていて楽しい。姉妹ならではの阿吽と、たまにすれ違う呼吸が、声だけでわかる。伊藤かな恵の立花彩紗が場を回す声の軽さも効いていて、シリアスな試合の前後を地に足のついた温度に戻してくれる。敵もモブも含めて、声で人数分の体温がちゃんとある。スポーツものは、敵が魅力的でないと主人公の勝利が軽くなる。そこを、この作品はよく分かっている。
読んで見たくなったら——『はるかなレシーブ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スパイクの派手さより、拾ってつなぐ地味な攻防にグッとくる人
- 「向いてない」と一度諦めたキャラが戻ってくる再起ものに弱い人
- 夏に沖縄の海と光を浴びたいだけの人
合わない人
- 水着とお色気のカット数がどうしても気になってしまう人
- 競技のシビアさや戦術のリアリティを突き詰めて見たい人
- 少女たちの友情より、純粋な勝負の厳しさだけを求める人
次に見るなら
ハイキュー!!。背が低いことを抱えた選手が、それでもネットの向こうへ挑む話。かなたの「小ささ」に何か感じた人は、日向翔陽の跳躍がそのまま刺さるはず。競技としての密度はこちらが上だ。
あまんちゅ!。同じ海でも、こちらはダイビング。勝負ごとではなく、ただ夏の光と水の中の静けさを浴びる時間。はるかなレシーブの試合の合間にあった、あの沖縄ののんびりした空気だけを抽出したような作品。
放課後ていぼう日誌。海辺の町で、知らない世界に引きずり込まれて、気づけば夢中になっている女の子たちの話。「やってみたら案外」という入り口の温度が近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『はるかなレシーブ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できますので、お好みの環境で楽しめます。これから視聴を始める方は、ご利用中のサービスに合わせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『はるかなレシーブ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できますので、お好みの環境で楽しめます。これから視聴を始める方は、ご利用中のサービスに合わせてチェックしてみてください。
