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ウマ娘 プリティーダービー
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | P.A.WORKS |
現実に似た世界では、過去の名馬が「ウマ娘」として生まれ変わる機会を得ます。ウマ娘は馬の耳と尻尾、そして速さと耐久力を備えた少女たちです。最高のウマ娘たちは東京のトレセン学園で訓練を受け、レーサーとアイドルとして名声と幸運を目指します。田舎から転校してきた高校生ウマ娘のスペシャルウィークが新たな道を歩み始めます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
現実に似た世界では、かつて名を馳せた競走馬たちが「ウマ娘」として生まれ変わります。馬の耳と尻尾を持ち、人並み外れた脚力と持久力を備えた少女たちは、東京のトレセン学園でレーサーとアイドルの二刀流を目指してしのぎを削ります。故郷を離れて上京した高校生のスペシャルウィークは、「日本一のウマ娘になる」という夢を胸に仲間たちと切磋琢磨しながら、栄光へと続く道を駆け抜けていきます。
みどころ・魅力
① 史実の名レースが蘇るレースシーンの熱量
スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーら実在の名馬をモデルにしたキャラクターたちが繰り広げるレースは、実際の競馬史の名勝負を下敷きにしています。史実を知らなくても純粋に熱いですが、知っていると二重三重に感動できる構成になっています。
② スポーツと友情が交差するドラマ性
勝敗だけでなく、ライバルとの絆や敗北からの再起、引退という現実の重さも丁寧に描かれています。キャラクターそれぞれに背景と感情があり、笑えて泣けるストーリーの緩急がしっかりしているのが魅力です。
③ アイドル×スポーツという唯一無二の世界観
レースで勝ったウマ娘がライブパフォーマンスを行うという独自設定が、競技の緊張感とポップな華やかさを両立させています。キャラクターデザインの個性も豊かで、競馬ファンだけでなく幅広い層が楽しめる間口の広さが特長です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 及川啓 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 杉浦ピエール |
| キャラクターデザイン | 椛島洋介 |
| 音楽 | UTAMARO Movement |
| 美術監督 | 伊藤弘 |
| 音響監督 | 森田祐一 |
| OP | 上田瞳「Make Debut!」 |
| ED | 上田瞳「グロウアップ・シャイン!」 |
| ED | 大西沙織「ありがとう、神様」 |
| ED | 和氣あず未「Silent Star」 |
| ED | スペシャルウィーク「Find My Only Way」 |
| ED | スペシャルウィーク「うまぴょい伝説」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゲームが出る前からアニメが先行してた、という妙な順番の作品だった。競馬の名馬が耳としっぽを持つ女の子として転生して走る、という設定を最初に聞いたとき、正直「それで成立するのか」と思った。競馬を知らなくても楽しめるのか、それとも元ネタを知ってる人向けのファンコンテンツなのか、見る前はその判断がつかなかった。
で、実際に見始めたら1話でもう引き込まれていた。引き込まれたというより、空気感にそのまま乗せられた、という感じに近い。田舎から出てきた和氣あず未演じるスペシャルウィークが、東京のトレセン学園でサイレンススズカに出会うあの序盤の流れは、ベタといえばベタなんだけど、ベタの精度が高い。2回目に見たとき気づいたのは、スペシャルウィークの「目標」がスズカに会った瞬間から変質していくこと。日本一のウマ娘になるという夢が、いつの間にかスズカの隣で走り続けることに塗り替わっていく。そこが1周目には素直に受け取っていた部分だった。
「誰かの背中を追うこと」は、いつか「その人の夢を背負うこと」になる
この作品をスポーツアニメとして見ると、途中で少し裏切られる。レースシーンの作画はちゃんと気合が入っているし、勝負の緊張感もある。でも物語の核にあるのは、競い合いじゃない。スペシャルウィークとサイレンススズカの関係——追う者と、追われる者の話だ。
スペシャルウィークは序盤から「スズカの走りに惚れた」という動機で動いている。これ自体はよくある憧れの構図なんだけど、この作品が面白いのは、その憧れが純粋すぎるがゆえに、スズカの側にとっても特別な意味を持ち始めること。スズカは孤独なランナーとして描かれる。他のウマ娘との差をひとりで広げ続けることに、喜びと同時にある種の孤絶感を抱えている。そこにスペシャルウィークが「追いつく」ことを諦めない形で現れる。
中盤の怪我の展開は、見ていてしんどい。しんどいんだけど、それがただの試練として機能してないのが、この作品の誠実なところだと思う。スペシャルウィークが最終的に走ることの意味は、スズカが走れなくなったことで完成する。夢を持った人間が、誰かの夢を引き受けてしまう瞬間——それが1話から積み上げてきたものの着地点だった。
ウマ娘はアイドル活動もするという設定があって、レースと歌とダンスが共存する世界観なんだけど、そのハイブリッドさをうまく使っている。勝利後のライブシーンは、単なるサービスカットじゃなく「走って、表現する」という彼女たちの存在そのものの可視化として機能している。鬼頭明里演じるセイウンスカイのようなコメディ寄りのキャラクターがいることで、シリアスな軸がちゃんと息をできている。そのバランス感覚は1クール作品として相当うまい。
特に刺さったシーン
サイレンススズカが怪我をするレースのシーン。あそこの作画と、それを取り巻く音の設計が忘れられない。歓声があって、実況があって、それが一瞬で沈黙に変わる。視聴者として「あ、これ起きるんだ」と思った瞬間の空気が、画面の空気と完全に一致した。アニメでそういう体験はそう多くない。
もうひとつは終盤のジャパンカップ。スペシャルウィークが走るあの場面での和氣あず未の芝居がいい。言葉でなく呼吸と足音と表情だけで、「誰かのために走っている」という感情が伝わってくる。叫ぶわけでも泣くわけでもない、あの静かな熱量の出し方は2回目に見ると特に効く。大西沙織演じるマクイーンや、Lynn演じるマルゼンスキーのシーンも好きだけど、あのゴールの瞬間は自分の中でこの作品の象徴的な画として定着している。
読んで見たくなったら——『ウマ娘 プリティーダービー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スポーツアニメは苦手だけど、人間関係の機微が好きな人。競技の駆け引きよりキャラクター同士の感情の話が中心なので入りやすい
- 競馬の知識ゼロでも楽しめる。元ネタを知っているとニヤりとできる部分はあるが、知らなくても物語として完結している
- 一本の軸がある青春ものが好きな人。ご都合主義が少なく、感情的な積み上げがちゃんとしている
合わない人
- レースそのものの戦術や展開をメインで楽しみたい人には物足りないかもしれない。レースは感情の発露として機能しているが、戦略的な描写は薄い
- キャラクターが多すぎると感じる人。サブキャラも個性が強く、メインの話の密度が若干拡散しやすい
- アイドル要素(ライブシーン・衣装・歌)が完全に受け付けない人は、世界観の前提で引っかかる可能性がある
次に見るなら
ラブライブ!——夢を追うキャラクターたちの群像劇としての構造が近い。アイドルとスポーツが混在する世界観に抵抗がなければ、ウマ娘と同じ感触で見られる。スクールアイドルという設定のおかしさを気にさせないドラマの力という点でも共通している。
プリティーリズム・レインボーライブ——競技×パフォーマンス×少女の成長というフォーマットを、より複雑な人間関係で描いた作品。ウマ娘より情報量が多くて濃いが、「走ること=表現すること」という主題に興味があったなら深く刺さる。
弱虫ペダル——誰かの背中を追うことで自分の走る意味を見つけていく話として、ウマ娘のスペシャルウィーク的な動機を持つキャラクターが好きなら引き込まれる。スポーツ描写の密度はこちらのほうが高い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ウマ娘 プリティーダービー」(2018年)は、現在 dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu の5サービスで配信中です。月額サービスに加入済みの方はすぐに視聴を始められます。複数のサービスに登録している場合はどれからでも問題ありません。
よくある質問
まとめ
「ウマ娘 プリティーダービー」(2018年)は、現在 dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu の5サービスで配信中です。月額サービスに加入済みの方はすぐに視聴を始められます。複数のサービスに登録している場合はどれからでも問題ありません。














