ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima

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2020ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima

★ 3.2 / 5.0アクション音楽SF
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作その他
制作A-1 Pictures

戦後、中央区を統治する女性たちが武器を禁止・破壊したため、男性たちは催眠マイクを使ったラップバトルで争うようになった。催眠マイクは人間の交感神経に働きかけ思考に影響を与える。しかし伝説的ラップグループ「ザ・ダーティ・ドーグ」は解散し、東京の四つの地区を代表する四つのグループに分かれた。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

戦争を経て、中央区を統治する女性たちは武力による争いを否定し、あらゆる武器を破壊した。代わりに男性たちが手にしたのは、人間の交感神経に働きかけ思考に影響を与える「催眠マイク」。以後、争いはマイクを用いたラップバトルへと姿を変えていく。かつて最強と謳われた伝説のグループ「ザ・ダーティ・ドーグ」は解散し、東京は四つの地区に分割。イケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクを代表する四つのチームが、地区の威信とプライドを懸けて熾烈なバトルを繰り広げる。個性豊かな12人のラッパーたちの群像が、韻と熱量で描かれる。

みどころ・魅力

① 12人のキャラが織りなす4ディビジョンの群像劇

イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク——4チーム12人それぞれに過去と信念があり、地区ごとのカラーがはっきり描き分けられている。チーム内の絆や、解散したダーティ・ドーグを巡る因縁が少しずつ明かされ、群像劇としての厚みが回を追うごとに増していく構成が魅力だ。

② 実力派アーティストによる本格ラップバトル

本作最大の見せ場は、楽曲とアニメーションが融合するラップバトル。キャラを演じる声優陣がそのまま歌唱を担当し、ディビジョンごとに異なるサウンドとフロウで魅せる。台詞劇からシームレスに楽曲へ突入する演出は、音楽プロジェクト発ならではの完成度を誇る。

③ 韻に乗せて立ち上がる世界観とドラマ

武器が禁じられ、言葉=ラップで雌雄を決するという独特の世界設定が物語の土台。リリックの一つひとつにキャラの生き様や信条が織り込まれており、単なるバトルでは終わらない。音楽とストーリーが互いを補強し合い、聴いて観て二重に楽しめる作品になっている。

キャスト・声優一覧

山田二郎
山田二郎
メイン
›
石谷春貴
観音坂独歩
観音坂独歩
メイン
›
伊東健人
山田三郎
山田三郎
メイン
›
天崎滉平
夢野幻太郎
夢野幻太郎
メイン
›
斉藤壮馬
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
メイン
›
浅沼晋太郎
伊弉冉一二三
伊弉冉一二三
メイン
›
木島隆一
神宮寺寂雷
神宮寺寂雷
メイン
›
速水奨
有栖川帝統
有栖川帝統
メイン
›
野津山幸宏
毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
メイン
›
神尾晋一郎
入間銃兎
入間銃兎
メイン
›
駒田航
飴村乱数
飴村乱数
メイン
›
白井悠介
山田一郎
山田一郎
メイン
›
木村昴

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スタッフ

監督小野勝巳
シリーズ構成吉田伸
キャラクターデザイン芝美奈子
音楽飯田龍太
美術監督岡本綾乃
音響監督本山哲
OPディビジョン・オールスターズ「ヒプノシスマイク -Rhyme Anima-」
EDBuster Bros!!「絆 -IKEBUKURO ver.-」
EDマッドトリガーคณะ「絆 -YOKOHAMA ver.-」
EDフリング・ポッセ「絆 -SHIBUYA ver.-」
ED摩天楼「絆 -SHINJUKU ver.-」
EDディビジョンオールスターズ「Rhyme Anima’s Mixtape」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言うと、最初は身構えていた。男たちが武器を捨ててラップで縄張りを争う、という一行のあらすじを読んだ時点で、これはノリで押し切るやつだろうと決めつけていた。実際、序盤は設定の説明に追われていて、世界観のばかばかしさに置いていかれかける。ところが一度ねじが噛み合うと止まらない。戦後に女性が中央区を統治して武器を禁じた、という前提を真顔で積み上げているせいで、笑っていいのか緊張していいのか分からなくなる。その居心地の悪さが、二回目に見たときには逆に効いてきた。最初は冗談だと思っていた世界を、作り手が一度も冗談だと思っていないことに気づくと、見え方が変わる。私がこの作品に降参したのは、そのへんだ。

奪われた男たちが、それでもマイクを握る理由の話

この作品は、ラップバトルのアニメではない。少なくとも、それだけではない。中央区の女性政権が武器を破壊し、暴力を物理的に取り上げた世界で、男たちに残されたのが催眠マイク——つまり言葉だった、という設定が地味に怖い。力で何かを通すことを禁じられた人間が、最後に手放さなかったのが「言葉でねじ伏せる」だった、という話なのだ。これは単なる音楽バトルものではなく、力を奪われた側がどうやって自分の輪郭を保つか、という問いを四つのグループに分けて描いている。

面白いのは、四地区の男たちが全員、どこか欠けていることだ。兄弟という血の縛りで動く者、過去の解散を引きずる者、医者でありながら言葉の戦場に立つ者。彼らがマイクを握る理由は勝敗じゃなくて、たいてい「誰かに向けた何か」だ。負けても失うのは縄張りだけで、命は取られない。だからこそ、彼らが本気で言葉を投げる瞬間に、妙な切実さが宿る。守るものがしょうもないからこそ、守り方が真剣になる、という逆説。

かつて「ザ・ダーティ・ドーグ」という一つのグループだった者たちが、解散して敵同士に分かれている、という背骨もいい。これは仲違いした男たちが、別々の言葉を持って再会する話でもある。バトルの勝ち負けの裏で、ずっと「あの頃」が燻っている。派手なリリックの応酬の下に、ほどけてしまった関係への未練が流れていて、私はそっちのほうに耳を持っていかれた。要するにこれは、強さの定義をやり直そうとしている作品なのだと思う。腕力でも金でもなく、自分の言葉でどれだけ立てるか、という。

特に刺さったシーン

声で持っていかれたのは、やはりバトルが本格的に動き出す中盤の応酬だった。速水奨の神宮寺寂雷が口を開いた瞬間に空気の密度が変わる。あの低くて湿った声が、医者の穏やかさと得体の知れなさを同時に運んでくるので、リリックの内容より先に「この人なんなんだ」という不安が来る。一方で斉藤壮馬の夢野幻太郎は、嘘か本当か分からない調子のまま言葉を滑らせていって、掴ませてくれない。掴ませてくれないことそのものが演技になっている、という珍しいキャラで、二回目はずっと彼の語尾を疑いながら見ていた。

そして山田三兄弟。木村昴の一郎が弟たちに向ける声が、兄貴という役割を背負った人間の張り方をしていて、序盤の家族をめぐるやり取りで思わず姿勢を正した。石谷春貴の二郎の、突っ張りながら兄に甘えている感じも好きだ。荒っぽさで言えば浅沼晋太郎の碧棺左馬刻が抜けていて、低い恫喝めいた声が一拍置いて崩れる瞬間に、この男にも事情があるんだなと急に距離が縮まる。バトルの韻より、その前後の数秒に刺さるアニメだった。

読んで見たくなったら——『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 突飛な設定を真顔で積み上げられると、つい乗ってしまうタイプの人
  • キャラクター同士の関係性、特に過去にひびが入った間柄を掘るのが好きな人
  • 声優の声そのものを「演技」として味わいたい人——ここは特に当たりが多い
  • キャラクター音楽プロジェクトのアニメ化に、物語の手応えも求めてしまう欲張りな人

合わない人

  • ラップやヒップホップに本格的なリアリティを求める人(これはあくまでアニメの語法だ)
  • 世界観の前提を「そんなわけあるか」で止まってしまうと、最後まで戻ってこられない人
  • 登場人物が多くて、名前と地区を覚える序盤の負荷が苦手な人
  • バトルの決着に明確な勝敗とカタルシスを毎回ほしい人

次に見るなら

キャラクター音楽プロジェクトのアニメ化で、グループごとの色分けと群像劇が好きならアイドリッシュセブン。複数ユニットの対比と、その裏にある関係の軋みを丁寧にやっていて、ヒプマイの「四地区それぞれの事情」が好きだった人には響くはずだ。音楽とキャラの濃さで押してくる作品が見たいならSHOW BY ROCK!!も合う。バンドという形は違うが、各々のグループが立っている感覚は近い。源流をたどりたいならうたの☆プリンスさまっ♪を。声優が歌い、キャラが立ち上がるこのジャンルの空気を作った一本で、ここから来た流れだと思って見ると発見がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima」は、U-NEXTで配信されており視聴可能です。4ディビジョンの群像劇と本格的なラップバトルをまとめて追いたい方は、U-NEXTでチェックするのがおすすめです。気になった方はぜひ配信状況を確認してみてください。

よくある質問

Q. ヒプノシスマイク Rhyme Animaはどこで配信されていますか?
A. 本作はU-NEXTで配信されています。4ディビジョンの群像劇とラップバトルをまとめて視聴したい方は、U-NEXTで配信状況を確認してみてください。
Q. 音楽やラップの知識がなくても楽しめますか?
A. はい。キャラクターの背景やチーム同士の因縁を軸にした群像劇として描かれているため、ラップに詳しくなくても物語として十分に楽しめます。楽曲はストーリーの見せ場として自然に組み込まれています。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション・音楽・SF要素を併せ持つTVアニメです。武器が禁じられた世界で、催眠マイクによるラップバトルが争いの決着方法となっているという独特の設定が特徴になっています。
Q. 予備知識なしで1話から見始めても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。世界観やキャラクターは作中で順を追って紹介されるため、初見でも問題なく入り込めます。各ディビジョンの個性を比べながら観ると、より楽しめます。

まとめ

「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima」は、U-NEXTで配信されており視聴可能です。4ディビジョンの群像劇と本格的なラップバトルをまとめて追いたい方は、U-NEXTでチェックするのがおすすめです。気になった方はぜひ配信状況を確認してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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