インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM

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2003インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM

インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM

★ 3.9 / 5.0冒険ドラマ音楽SF
放送年2003年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Toei Animation

宇宙人ミュージシャン4人組が悪徳マネージャーに誘拐され地球へ連れてこられる。彼らの母星のパイロットが遭難信号を受信し、4人を救出するため地球へ向かう。ダフト・パンクのアルバム「ディスカバリー」のビジュアル化作品であり、宇宙人バンドの救出劇を描く。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

遠い宇宙の青き惑星で活躍していた4人組バンド。彼らはある日、悪徳マネージャーに誘拐され、はるばる地球へと連れ去られてしまう。記憶を操作され、人間の姿へと変えられた4人は、そのまま地球で瞬く間にトップスターへと祭り上げられていく。一方、母星で遭難信号を受信した一人の若きパイロットが、仲間を救い出すため単身ロケットに乗り込み地球を目指す。台詞を一切排し、ダフト・パンクの名盤『ディスカバリー』全曲にのせて描かれる、壮大なバンド救出劇が幕を開ける。

みどころ・魅力

① セリフゼロ、音楽だけで紡がれる物語

本作には一切の台詞が存在しません。物語はすべてキャラクターの表情と動き、そしてダフト・パンクの楽曲だけで語られます。言葉に頼らないからこそ、登場人物の感情がストレートに伝わり、国や言語を超えて誰もが没入できる唯一無二の映像体験になっています。

② 松本零士が描く宇宙とキャラクター

キャラクターデザインと監修を手がけたのは『銀河鉄道999』で知られる松本零士。流麗なメカニックや広大な宇宙空間、憂いを帯びた瞳のキャラクターたちが、松本作品らしい郷愁と壮大さをたっぷりと感じさせます。アニメファンなら随所に作家性を見いだせるはずです。

③ アルバム『ディスカバリー』の完全ビジュアル化

本作はダフト・パンクのアルバム『ディスカバリー』全曲を、楽曲の並び順そのままに映像化した作品です。「One More Time」や「Harder, Better, Faster, Stronger」といった名曲が、物語の各場面と分かちがたく結びつき、音楽と映像が一体となった高揚感を味わえます。

キャスト・声優一覧

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スタッフ

監督竹之内和久
キャラクターデザイン佐藤正樹
音楽
美術監督加藤浩
OPダフト・パンク「One More Time」
EDダフト・パンク「Aerodynamic (Daft Punk Remix)」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ダフト・パンクの『Discovery』が好きで、そのアニメ版があると聞いて軽い気持ちで再生した。てっきりMVの寄せ集めだろうと踏んでいたら、最初の数分でそれが間違いだと分かる。セリフがひとつもない。なのに、青い肌の四人組が攫われていく一部始終を、こっちは固唾を呑んで追っている。松本零士の絵柄であの音楽が鳴る、というだけで満足するつもりだったのに、気づけば物語に持っていかれていた。白状すると、初見では曲ばかり覚えていて、話の細部は後からじわじわ効いてきた口だ。「音楽が全部ダフト・パンクで、それだけ覚えてる」——最初の感想はだいたいそれで合っている。問題は、それだけでは済まなくなることだ。

青く塗り直され、名前を奪われる——アーティストが商品になる話

この映画を「ダフト・パンクのPV集」と説明するのは簡単だけど、それだと半分も伝わらない。中身は、母星で自由に音楽をやっていた四人が地球に攫われ、肌の色を塗り替えられ、別の名前を与えられ、覆面スターとして大量に消費されていく話だ。彼らは自分の意思で歌っているのに、ステージの上では誰も本当の顔を知らない。

ここで効いてくるのが、『Discovery』というアルバムそのもののテーマだと思う。あれは、子どもの頃に音楽を好きになった瞬間の手触りを取り戻そうとする一枚だった。映画はそれを反転させて見せる。純粋に鳴らしていた音が、契約と宣伝とチャート順位の中で「商品」に変わっていく過程を、言葉ひとつ使わずに描いていく。

セリフがないことは、ハンデではなく仕掛けだ。登場人物から声を奪うことで、この作品は「声を奪われた者の物語」になっている。観ているこっちは、音楽でしか彼らの感情を受け取れない。つまり、登場人物とまったく同じ立場に立たされる。だから終盤、ある真実が明かされたとき、説明的な一行もないのに胸を掴まれる。気づけば、MVの集合体だと思っていたものが、いつのまにか「自分であること」をめぐる話に変わっている。二回目に観ると、序盤のきらびやかなライブシーンが、最初とはまるで違う色に見えてくるはずだ。

特に刺さったシーン

いちばん刺さったのは、終盤である人物の過去が明かされる場面だ。最初は敵側の駒にしか見えなかった相手が、実はまったく別の事情を抱えていたと分かる瞬間——ここで流れる曲のメロディが、それまで聴いていた印象と完全に変わって聞こえる。同じ音なのに、意味が反転する。

思わず少し巻き戻して、その曲が最初に出てきた場面と聴き比べた。声の演技がない代わりに、表情を捉えた一枚の絵と、音だけで感情を運んでくる。言葉がないぶん、こっちが勝手に行間を埋めてしまうのだ。気づいたら、主役の四人の誰よりも、その脇役のことばかり考えていた。これを大きなスクリーンと映画館の音響で、あのギターのフレーズが鳴る瞬間に立ち会えた人を、正直うらやましいと思う。家のスピーカーでも鳥肌が立つのだから、劇場の空気の中ならどれだけ効いたことか。

読んで見たくなったら——『インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM』はHuluで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ダフト・パンクの『Discovery』を一度でも通して聴いたことがある人
  • 松本零士の絵柄(銀河鉄道999など)に郷愁がある人
  • セリフや説明に頼らない、絵と音だけの語りに乗れる人

合わない人

  • 物語はセリフでしっかり把握したいタイプの人
  • 約1時間半、ほぼノンストップで音楽が鳴り続けるのが疲れる人
  • 好きな曲が一曲もないと、映像だけでは入り込めない人

次に見るなら

銀河鉄道999——あの絵柄と宇宙の旅路にやられたなら、松本零士の原点はここ。長い旅だけれど、流れ着く先のさびしさは同じ匂いがする。

宇宙海賊キャプテンハーロック——同じ作者の、もっとハードボイルドな宇宙もの。孤独な男のシルエットや、宇宙に漂う詩情が好きならこっちも合う。

リズと青い鳥——ジャンルはまるで違うけれど、セリフを削って音と間で感情を運ぶという一点で通じている。言葉にしない物語に弱い人へ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR SYSTEM』は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。台詞のない唯一無二の音楽映画なので、ダフト・パンクのアルバムを聴きながら一気に楽しむのがおすすめです。気になった方はぜひHuluでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. インターステラ5555はどこで配信されていますか?
A. 現在Huluで配信されており、見放題で視聴できます。月額制のサービスなので、ほかの作品とあわせてまとめて楽しめるのも魅力です。
Q. 本当にセリフが一切ないのですか?
A. はい、本作には台詞がまったくありません。物語はキャラクターの動きと表情、そして音楽だけで描かれるため、言語を気にせず誰でも楽しめます。
Q. ダフト・パンクを知らなくても楽しめますか?
A. もちろん楽しめます。むしろ本作をきっかけにアルバム『ディスカバリー』を聴きたくなる方も多く、映像と音楽の両方を新鮮に体験できます。
Q. キャラクターデザインは誰が担当していますか?
A. 『銀河鉄道999』などで知られる松本零士が監修・デザインを手がけています。彼ならではの宇宙描写やキャラクターの造形を随所で楽しめます。

まとめ

『インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR SYSTEM』は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。台詞のない唯一無二の音楽映画なので、ダフト・パンクのアルバムを聴きながら一気に楽しむのがおすすめです。気になった方はぜひHuluでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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