ジュラしっく!

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2019ジュラしっく!

ジュラしっく!

★ 3.0 / 5.0ファンタジー
放送年2019年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作その他
制作Toei Animation

東映アニメーションが新しいショートアニメ「Jurassic!」を発表しました。8月中旬にYouTubeで配信開始予定です。制作スタッフの大部分は東映アニメーションの若手スタッフで構成されており、これは若手スタッフを起用した新プロジェクト第一弾となります。本作は著者ケン・ツクの「実物大絶滅生物図鑑」を基にしています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

東映アニメーションが手がけるショートアニメ作品。ケン・ツク著「実物大絶滅生物図鑑」を原作とし、絶滅した生物たちが登場するファンタジー世界を描く。制作は東映アニメーションの若手スタッフが中心となって担当しており、同社の若手育成プロジェクトの第一弾として制作された意欲作。2019年にYouTubeにて配信がスタートした。

みどころ・魅力

① 東映アニメーション若手スタッフが挑む新鮮な映像表現

本作は東映アニメーションが若手スタッフを主体に制作した新プロジェクトの第一弾。ベテランの手堅い演出とは一味違う、フレッシュな感性と実験的なアプローチが詰まっており、スタジオの新世代クリエイターたちのエネルギーを感じられる作品となっている。

② 「実物大絶滅生物」という個性的なコンセプト

原作「実物大絶滅生物図鑑」のユニークな世界観をベースに、実際に存在した絶滅生物たちをファンタジー的な視点で描き直している。図鑑的なリアリティとアニメならではの誇張表現が融合した、他にはない独特のビジュアルが楽しめる。

③ 気軽に観られるショートアニメ形式

SPかつショート形式の作品のため、忙しい合間でも手軽に視聴できる。絶滅生物というテーマへの取っかかりとして、子どもから大人まで幅広い層が楽しめるライトな入門作品としても最適。

キャスト・声優一覧

素直
素直
メイン
石橋陽彩
苺
メイン
白石晴香

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スタッフ

監督石谷恵
音楽笹川真生
美術監督倉橋隆

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見てずっと後回しにしていた。「ジュラしっく」って何、ジュラ紀の恐竜もの?それともカワイイ系のギャグ?読めない。調べたら東映アニメーションの若手スタッフが作ったショートアニメで、原作は「実物大絶滅生物図鑑」という本だという。ますます謎が深まった。

実際に見てみると、思っていたのとは全然違う方向から来た。ファンタジーとはいえ妙に落ち着いたトーンで、絶滅生物という題材への向き合い方が思いのほか真剣だった。「YouTubeで気軽に見られる若手制作の短編」という先入観を持ったまま見始めたのが正直なところで、だからこそ最初の数分で少し背筋が伸びた。若手スタッフがこれを作った、という事実も見終わった後で改めて意味を持って浮かんでくる。

「もういない生き物」への愛着は、記録することで本物になる

この作品が描いているのは、絶滅生物という「会えない存在」との距離感だと思う。恐竜や古代生物を「かつて存在した」事実として受け取るのと、「実物大で想像する」ことで感情的に近づくのとでは、体験の密度がまったく違う。「実物大絶滅生物図鑑」という原作タイトルが示す通り、スケール感を復元することがこの作品の核にある。

ショートアニメというフォーマットだからこそ、余計なドラマを削ぎ落として「見せること」に集中できている。1話完結のテンポで次々と絶滅生物が登場するが、そこに過度な感傷を乗せない。あくまで「記録」として提示する姿勢が、かえって見る側の想像力を刺激する。「かわいそう」ではなく「こんなやつがいたんだ」という驚きを残してくれる作品は意外と少ない。

東映の若手スタッフが手がけたという背景も、テーマと呼応している気がする。「今はいないもの」を「今いる自分たちが形にする」という行為そのものが、この作品の存在理由になっている。絶滅生物の話をしながら、ものを作ることの意味について静かに語りかけてくるような構造。単なる生物紹介アニメではなく、「記録が愛着を生む」という命題を短いフォーマットの中で実験している。

特に刺さったシーン

白石晴香が演じる苺の声が、この作品のトーンを決定的に作っている。感情を前に出しすぎず、かといって無機質でもない、あの絶妙な温度感。白石さんはどんな役でも「空気の中に溶け込む」演技をする人だという印象があって、この作品でもそれが機能していた。絶滅生物という少し重たい題材に、苺という存在がちょうどいい「窓」として機能する。

特に印象的だったのは、ある生き物のサイズを実感するシーンの間(ま)の取り方。セリフで説明するのではなく、声の抑揚と短い沈黙で「でかい……」という感覚を伝えてくる。テキストを読んでも伝わらない体験の差を、声だけで埋めてみせた。こういう地味な演技の判断が積み重なって作品の説得力になるんだということを、2回目に見たときにようやく言語化できた。

読んで見たくなったら——『ジュラしっく!』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 古生物・絶滅生物への興味が多少でもある人
  • 短編アニメのフォーマットに慣れている人(1話完結の密度を楽しめる)
  • 若手スタッフの挑戦作や、東映アニメーションの実験的な仕事を追っている人
  • 白石晴香の演技が好きで、いろんな役柄でのアプローチを見比べたい人
  • 「ゆるい見た目でまじめな題材」という組み合わせが好きな人

合わない人

  • 明確な起承転結やドラマ的盛り上がりを期待している人
  • キャラクター同士の関係性・感情の変化を丁寧に追いたい人
  • Amazonプライムビデオ以外で見たい人(現時点では選択肢がここだけ)
  • ショートアニメ特有の「尺の制約でスパッと終わる」感覚が苦手な人

次に見るなら

絶滅生物や古代の生き物への興味が出たなら、「どうにゅうもん! きょうりゅうとかせき」系の教育寄りの短編アニメも面白い。ただ「ジュラしっく!」のような独特のファンタジー文脈とは空気感が異なるので、「生物×ファンタジー」の文脈で探すなら別の線で掘った方がいい。

東映アニメーション若手スタッフの仕事という文脈で追うなら、「おでかけ子ザメ」も選択肢に入る。こちらも短編フォーマットで、予算・スタッフ規模の制約の中でどう見せるかを考えた作り手の意図が透けて見えるタイプ。作品の出来よりも「この体制でここまでやった」という見方をする楽しみ方がある。

白石晴香のファンなら、「あんハピ♪」での演技と比較して聴くのが面白い。あちらはキャラの感情をはっきり乗せる役柄なので、「ジュラしっく!」での抑えた演技との振れ幅の広さが実感できる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ジュラしっく!』はAmazonプライムビデオで視聴できます。東映アニメーション若手スタッフが情熱を注いだショートアニメとして、プライム会員であれば追加料金なしで気軽にお楽しみいただけます。短い尺でサクッと観られる作品ですので、ぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『ジュラしっく!』はどこで視聴できますか?
A. Amazonプライムビデオで視聴できます。Amazonプライム会員であれば、追加料金なしで視聴可能です。
Q. 原作はありますか?
A. はい。ケン・ツク著「実物大絶滅生物図鑑」を原作としています。絶滅生物をテーマにした図鑑が原案となっているユニークな作品です。
Q. どのくらいの長さの作品ですか?
A. ショートアニメのSP作品です。短い尺でテンポよく楽しめるため、アニメをあまり観ない方やすき間時間に気軽に視聴したい方にも向いています。
Q. 制作はどこのスタジオですか?
A. 東映アニメーションが制作しています。本作は同スタジオの若手スタッフを中心とした新プロジェクトの第一弾として2019年に公開されました。

まとめ

『ジュラしっく!』はAmazonプライムビデオで視聴できます。東映アニメーション若手スタッフが情熱を注いだショートアニメとして、プライム会員であれば追加料金なしで気軽にお楽しみいただけます。短い尺でサクッと観られる作品ですので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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