機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い

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2013機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い

★ 3.3 / 5.0アクションメカ
放送年2013年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作オリジナル
制作Sunrise

Blu-rayボックスセットに付属の短編スペシャル。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のBlu-rayボックスセットに収録された短編スペシャル。地球連邦軍とジオン公国軍が激突する一年戦争を舞台に、陸戦型ガンダムを操る兵士たちの戦いを描く。OVA本編を補完する形で制作されており、第08MS小隊の世界観をさらに深掘りする内容となっている。

みどころ・魅力

① 地上戦にこだわったリアルな戦闘描写

第08MS小隊シリーズの真骨頂であるリアリスティックな地上戦闘が本作でも健在。ジャングルや山岳地帯を舞台に、モビルスーツが泥臭く戦う様子はガンダムシリーズの中でも異色の迫力を放っており、ミリタリーファンにも響く仕上がりとなっている。

② Blu-ray専用収録のレアな映像コンテンツ

本作はBlu-rayボックスセット専用の付属特典として制作された短編であり、OVA本編とは異なる切り口で第08MS小隊の世界を体験できる。本編ファンにとってはコレクション性が高く、シリーズの理解をさらに深める補完作品として見逃せない一本。

③ 一年戦争を等身大で描くヒューマンドラマ

英雄譚ではなく、前線で戦う一兵士の視点から描かれるのが第08MS小隊シリーズの特徴。本スペシャルもその精神を受け継ぎ、戦争の現実と人間ドラマを凝縮した内容で、シリーズ未見の視聴者にも世界観の入り口として機能する。

キャスト・声優一覧

シロー・アマダ
シロー・アマダ
メイン
檜山修之
ミケル・ニノリッチ
ミケル・ニノリッチ
メイン
優希比呂
テリー・サンダースJr.
テリー・サンダースJr.
メイン
玄田哲章

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スタッフ

監督綿田慎也
ED米倉千尋「Ten Years After」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

Blu-rayボックスを開けたら付いていた、というのが正直なところだ。第08MS小隊の本編は何周かしていて、あの終わり方のじんわりした余韻が好きだから買ったわけで、特典映像については「あればラッキー」くらいの気持ちだった。

それが「三次元との戦い」というタイトルを見た瞬間、少し止まった。三次元って何だ。敵か。異次元の何かと戦うのか。08小隊のメンツが急にスパロボ的な敵と戦い始めるのか——そんなわけないとわかりつつも、一瞬だけ想像してしまった自分がいる。

見終わってから「そういう意味か」となるわけだが、初見の混乱込みで含めて、本編ファンへのサービスとしてちゃんと機能していると思った。短編だからこそ、本編を全部見ているコアなオタクに向けて振り切った作りになっているのが、いい意味で清々しい。

「本編では描けなかった」という余白を、ファンのために丁寧に埋める作業

第08MS小隊という作品の重さは、リアルタイム世代でなくても伝わってくる。ジャブローでもルウムでもなく、東南アジアのジャングルを舞台にした地上戦。シローとアイナの関係を軸に、戦争という構造の中で消耗していく人間たちを描いたあの本編の密度は、ガンダムシリーズ全体で見ても異質だった。

だからこそ、このスペシャルが存在する意味がある。本編ではほとんど笑う余裕もなかった08小隊のメンバーが、別の文脈・別の空気感の中でどう動くか。シローのまっすぐさも、テリーの渋さも、ミケルの陽気さも、本編では戦場という重力のもとで圧縮されていた。2013年のBlu-ray化という機会に、その圧縮を少し解いてみせた短編、と捉えると見え方が変わってくる。

檜山修之のシローは、本編では硬さと柔らかさが混在した不思議なバランスで、あの声じゃないとシローにならないと今でも思う。玄田哲章のテリーは存在感が別格で、声だけで「このおじさんは戦場を生き延びてきた人間だ」とわかる。優希比呂のミケルは、チームのなかで唯一ちゃんと「普通の若い男」として機能している稀有なキャラで、短編でもその軽さが空気を作る。

「三次元との戦い」というタイトルが示すものが何であれ、本編を見てきたオタクにとっては「ああ、このメンツがまた動いている」という確認作業に近い視聴体験になる。それが短編スペシャルとして正しい着地だと思うし、2013年時点でこれを作った意図はそこにあるはずだ。

特に刺さったシーン

本編でずっとシリアスな顔をしていたテリーが、別のテンションで喋っているシーンがある。玄田哲章の声で、あの渋さのまま少し力の抜けた台詞が来ると、「あ、この人はちゃんと生活している人間だったんだ」という妙な感慨が来る。戦場以外の文脈に置かれたときの落差というか、本編では戦闘員としてしか見えていなかったキャラクターが、急に立体になる瞬間だ。

ミケルに関しても同じで、優希比呂の演技は本編でも浮き足立ったところがあって好きだったが、短編ではその「軽さ」が主役になれる余白がある。本編中盤以降のミケルを覚えているオタクほど、このシーンの重みの軽さにほっとするはずだ。

2回目以降に見直すと気になってくるのは、本編ではほとんど交差しなかった関係性が、別の文脈だとまた違う見え方をすること。短編でしか確認できない「このチームの普通の日」みたいな質感は、本編だけでは絶対に触れられなかったものだ。

読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 第08MS小隊の本編を最低2周していて、キャラクターに愛着がある人
  • Blu-rayボックス購入勢・コレクター気質のある人
  • 本編の重さの合間に、メンバーたちの「別の顔」を見たかった人
  • 檜山修之玄田哲章の声を聞くだけで条件反射的に満足できるオタク

合わない人

  • 本編未視聴のままこれだけ見ようとしている人(コンテキストが何もない)
  • ガンダムに本編と同じ密度のドラマを求めている人
  • 短編・おまけ系コンテンツを「本編じゃないから」と切り捨てる人
  • 「三次元との戦い」という謎タイトルへの期待値が高すぎる人

次に見るなら

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争は、08小隊と同じく「戦場の外側にいる人間」の話として並べたくなる作品だ。主役が子供という構造の違いはあるが、戦争を巨大な機械として捉える視点が共鳴する。こちらも短くて密度が高い。

機動戦士ガンダム第08MS小隊の本編を、このスペシャルを見てからもう一度流すのがたぶん一番いい使い方だ。特典の後で本編に戻ると、序盤のチームの空気感がまた違って見える。スペシャルは本編の補助線として機能する。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYは、同じUC宇宙世紀の地上・宇宙を舞台にした作戦規模の大きい作品で、08小隊の「小さな戦場」に対する「大きな戦場」として対比で見ると面白い。作画への入れ込みかたも近いものがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い』は、現在dアニメストアおよびNetflixで視聴できます。本編OVAと合わせてシリーズをまとめて楽しめる環境が整っていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『三次元との戦い』はどこで見られますか?
A. dアニメストアとNetflixで視聴できます。どちらのサービスも月額制で他の作品と合わせて楽しめます。
Q. 本編OVAを見ていなくても楽しめますか?
A. 短編スペシャルのため、まずOVA本編『第08MS小隊』を先に視聴することをおすすめします。本編を見てからだとより深く楽しめます。
Q. 作品の尺はどのくらいですか?
A. Blu-rayボックス付属の短編スペシャルです。本編OVA全12話と合わせて配信されている場合が多いので、配信サービス上で確認してみてください。
Q. ガンダム初心者でも楽しめますか?
A. 第08MS小隊シリーズはリアルな地上戦と人間ドラマが特徴で、ガンダム初心者にも入りやすい作品です。本スペシャルも同じテイストで制作されています。

まとめ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 三次元との戦い』は、現在dアニメストアおよびNetflixで視聴できます。本編OVAと合わせてシリーズをまとめて楽しめる環境が整っていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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