機動戦士ガンダム サンダーボルト

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2016機動戦士ガンダム サンダーボルト

機動戦士ガンダム サンダーボルト

★ 3.9 / 5.0アクションメカSF
放送年2016年
フォーマットONA
話数4話
原作漫画
制作Sunrise

UC0079年の一年戦争を舞台にした作品。ジオン公国と地球連邦の両軍に属するエースパイロット同士が、多数の宇宙コロニーと戦艦の残骸が浮遊する浅瀬地帯「サンダーボルト宙域」での戦闘を繰り広げる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

宇宙世紀0079年、ジオン公国と地球連邦による一年戦争が激化するなか、無数の宇宙コロニーや戦艦の残骸が漂う宙域「サンダーボルト宙域」が舞台となります。絶え間なく稲妻のような閃光が走るこの危険地帯で、連邦軍のイオ・フレミングとジオン軍のダリル・ローレンツ、二人のエースパイロットが互いの命を懸けて激突します。それぞれが背負う事情と信念、戦争に翻弄される人間の姿を、モビルスーツ戦の極限の緊張感とともに描き出していきます。立場の異なる二人の宿命的な戦いが、過酷な戦場で交錯していく物語です。

みどころ・魅力

① 残骸が漂う宙域で繰り広げられる重厚なモビルスーツ戦

戦艦やコロニーの残骸が無数に浮遊する「サンダーボルト宙域」という特殊な戦場が最大の魅力です。遮蔽物を盾にした駆け引きや、閃光が飛び交うなかでの一瞬の判断が勝敗を分けます。リアル路線で描かれる重量感あるメカ描写は必見です。

② 立場を超えて対峙する二人のエースパイロット

連邦のイオとジオンのダリル、それぞれが抱える背景や信念が丁寧に描かれます。単純な善悪では割り切れない人間ドラマが、戦いに深みを与えています。敵同士でありながら惹かれ合うような宿命の対決から目が離せません。

③ ジャズが響く独特の世界観と演出

本作はジャズを効果的に用いた音響演出が特徴的です。激しい戦闘シーンと音楽が融合することで、これまでのガンダムシリーズとは一線を画す洗練された雰囲気を生み出しています。映像と音のシンクロが作品全体の没入感を高めています。

キャスト・声優一覧

イオ・フレミング
イオ・フレミング
メイン
›
中村悠一
ダリル・ローレンツ
ダリル・ローレンツ
メイン
›
木村良平
カーラ・ミッチャム
カーラ・ミッチャム
サブ
›
大原さやか
クローディア・ペール
クローディア・ペール
サブ
›
行成とあ
コーネリアス・カカ
コーネリアス・カカ
サブ
›
平川大輔
バロウズ
バロウズ
サブ
›
佐々木睦
佐々木睦
J・J・セクストン
J・J・セクストン
サブ
›
土田大
グラハム
グラハム
サブ
›
咲野俊介

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スタッフ

監督松尾衡
シリーズ構成松尾衡
原作太田垣康男
キャラクターデザイン高谷浩利
美術監督中村豪希
EDゲイラ・ジルカ「白い部屋~White day in the blue~」
ED坂本佳江「女の子に戻るとき~The dreaming girl in me~」
ED市川愛「あなたのお相手~I’m your baby~」
ED菊地成孔「サンダーボルト・メインテーマ用」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ガンダムシリーズはほとんど通ってこなかった。数が多すぎて、どこから入ればいいのか分からないまま大人になってしまった口だ。サンダーボルトを再生したのも「絵柄が独特らしい」と聞いた、ただそれだけの理由だった。実際、開始から数分で面食らう。線は荒いし、顔は濃いし、いわゆる整ったアニメ顔とは別の方角を向いている。最初は戸惑ったまま見ていたのに、2回目を流したときには、この生々しさがないと成り立たない話だと分かってしまった。きれいな顔で語っていい戦争じゃない、ということなんだと思う。

手足を機械に持っていかれた人間が、それでも音楽で人間のままでいようとする話

この作品は単なるメカ同士の撃ち合いではなくて、戦争が人から何を削り取っていくのか、を延々と見せてくる話だと受け取っている。連邦のイオも、ジオンのダリルも、戦いの中で身体や立場や、人間としてのまともさを少しずつ機械に明け渡していく。生身が削られた分だけ、操縦席との境目が曖昧になっていく。その描写が、荒い絵柄とぴったり噛み合っている。

面白いのは、両者がそれぞれ音楽にしがみついているところだ。流れる旋律はまるで違うのに、どちらも「これがないと自分が保たない」という顔で戦っている。戦闘の轟音の上に音楽が乗ると、殺し合いがどこか祝祭めいて見えて、そこに薄ら寒さが残る。中村悠一が演じるイオの、楽しげなのにどこか壊れている笑い方が、その薄ら寒さをちょうど体現していると思う。

勝った負けたではなく、戦争に放り込まれた人間がどこまで自分を保てるのか。両陣営を等しく人間として、等しく壊れていくものとして並べて見せる視点が、自分がこれまで遠ざけていたガンダム像とは違っていて、最後まで引っぱられた。

特に刺さったシーン

終盤、戦況がどんどん人の手を離れていく展開で、それでも音楽だけが律儀に鳴り続ける場面がある。画面では人が消えていくのに、リズムは何ごともなかったように刻まれていて、ここで思わず再生を止めた。気持ちよさと居心地の悪さが同時に来る。中村悠一の声が、高揚の裏に空っぽさを滲ませていて、笑っているほどこちらが寒くなる。対する木村良平のダリルは、声を張らないぶん重さが効いていて、二人の温度差が話の芯になっている。脇では大原さやか演じるカーラの落ち着いた声が現場の空気を一段締めるし、平川大輔のコーネリアスが画面に乗ると、戦場のどこかうっすら狂った手触りが増す。声の配置だけでもう一度見返したくなる作品だった。

読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダム サンダーボルト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • きれいごとで終わらない戦争ものを探している人
  • 作画と音楽が物語とがっちり噛み合った作品が好きな人
  • ガンダムを通ってこなくても入れる一作を探している人

合わない人

  • 王道のヒーロー然としたガンダム像を期待している人
  • 濃くて荒い絵柄が生理的に受けつけない人
  • 爽快なロボットアクションだけを味わいたい人

次に見るなら

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争が好きなら、サンダーボルトも地続きで楽しめる。大きな英雄譚ではなく、戦争の隅っこで人が壊れていく手触りを描く点が近い。

音楽と乾いた空気で引っぱる作りに惹かれたならカウボーイビバップ。ジャズが画面を支配する感覚と、勝ち負けの外側にある喪失感が共通している。

兵士が消耗品として扱われる重たいメカものなら装甲騎兵ボトムズ。泥臭さと、機械の中で人間が削られていく感触は、サンダーボルトの隣に置いて見たい一本だ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflixで視聴できます。大手の主要な配信サービスに幅広く対応しているため、ご自身が普段お使いのサービスで気軽に楽しめます。アニメ作品を多く扱うdアニメストアやU-NEXTはもちろん、Netflixでも配信されているので、視聴環境を選ばず手軽に作品の世界に浸れます。

よくある質問

Q. 機動戦士ガンダム サンダーボルトはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflixの5つのサービスで配信されています。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているので、お好みのサービスで視聴できます。
Q. ガンダムシリーズを知らなくても楽しめますか?
A. 一年戦争を舞台にしつつも独立した物語として描かれているため、シリーズ初見の方でも楽しめます。二人のパイロットの対決を軸にした人間ドラマが中心なので、予備知識がなくても入り込みやすい作品です。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション・メカ・SFを基軸とした作品です。リアル志向のモビルスーツ戦と、ジャズを取り入れた独特の演出が融合した、硬派で大人向けの雰囲気が魅力となっています。
Q. 公開年はいつですか?
A. 2016年に公開されたONA作品です。ONA(オリジナル・ネット・アニメ)として配信され、現在も各種動画配信サービスで視聴可能です。

まとめ

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflixで視聴できます。大手の主要な配信サービスに幅広く対応しているため、ご自身が普段お使いのサービスで気軽に楽しめます。アニメ作品を多く扱うdアニメストアやU-NEXTはもちろん、Netflixでも配信されているので、視聴環境を選ばず手軽に作品の世界に浸れます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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