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機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Sunrise |
『機動戦士ガンダム トワイライト・アクシス』の編集版。地球連邦軍とジオン公国の戦いが終わった後の世界を舞台に、謎のモビルスーツ「ガンダムTT」と、それに関わる人物たちの運命が交錯する物語。戦争の影で秘密裏に進められた計画と、少年の冒険が描かれる。ガンダムシリーズの空白期を埋める作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
宇宙世紀0096年、一年戦争終結から17年が経過した世界。地球連邦軍の調査部隊は、かつてジオン公国が拠点としていた小惑星アクシズを調査するため現地に赴く。そこで出会った元ジオン兵の女性・ホタルと、謎めいた機体「ガンダムTT」の存在が、戦後の闇に葬られた計画を浮かび上がらせていく。戦争が終わっても消えない傷と秘密、そして交錯する二人の運命を描いたガンダムシリーズ外伝的作品。
みどころ・魅力
① 戦後の宇宙世紀を描く異色の舞台設定
一年戦争終結後という、ガンダムシリーズでは珍しい「戦後」の空白期を舞台にしている。勝者も敗者も戦争の傷を抱えたまま生きる世界観は重厚で、正史では語られなかった時代のリアルを丁寧に掘り下げている点が本作最大の特徴だ。
② 謎のモビルスーツ「ガンダムTT」の存在感
本作の核心となるガンダムTTは、ジオン残党の秘密計画と深く結びついた機体。劇場版としてまとめられた映像で描かれるモビルスーツ戦は密度が高く、メカアクションとしての見ごたえも十分。ガンダムファンには見逃せないデザインと設定が盛り込まれている。
③ 男女二人の関係が軸となるヒューマンドラマ
連邦軍士官とジオン残党の女性という、本来相容れない立場の二人が中心となるドラマは、戦争の傷跡と人間の再生をテーマに据えている。アクション重視のガンダム作品とは異なり、キャラクター間の感情描写が丁寧に積み重ねられているのが魅力だ。
キャスト・声優一覧











スタッフ
| 監督 | キムセジュン |
|---|---|
| キャラクターデザイン | キムセジュン |
| ED | 脇坂真由「Confession」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「赤き残影」というタイトルだけで、なんとなく見た。ガンダムシリーズはそこまで詳しいわけじゃなくて、ちゃんと追ったのはせいぜい数作品。でも「残影」って言葉の選び方が気になった。影が残る、というか、消えかけているのに消えない何かを指してる感じで、それだけで少し引っかかった。
見てみたら、宇宙世紀の「後始末」みたいな時代の話で、でかい戦争が終わったあとの澱みみたいなものを描いていた。最初はモビルスーツのディテールや設定についていくのに精一杯だったけど、2回目に見ると、キャラクターたちの動き方——なぜここで動くのか、なぜここで黙るのか——がちゃんと伏線として機能してたことに気づいた。劇場編集版なので情報密度が高く、1回目は少し流されてしまう。それがわかってから見返すと、だいぶ印象が変わった。
戦争が終わっても、「戦った理由」は終わらない
この作品が描いているのは、戦闘じゃなくて「残滓」だと思う。地球連邦軍とジオン公国の戦いが終わった後——つまり、普通のガンダム作品が「終わり」にする地点から、この話は始まる。そこで問われるのが、戦争中に秘密裏に進められていた計画の後始末であり、それに巻き込まれる人間たちの話だ。
謎のモビルスーツ「ガンダムTT」が象徴しているのは、まさにその「残された何か」だろう。戦争が終わっても、兵器は残る。計画は残る。巻き込まれた人間の感情も、きれいに終わらない。タイトルの「残影」とはそういうものだと解釈している——戦後という時代に焼き付いた、消せない影。
少年の冒険という構造を持ちながら、その根っこにあるのはもっと重い問いだ。「誰のための戦争だったのか」「誰がその後始末をするのか」。答えは明示されない。宇宙世紀というシリーズが繰り返してきたテーマを、この作品は「隙間の時代」から照らし返す形で提示している。それが新規視聴者にとっては少し入りにくい理由でもあるし、ガンダムシリーズを追ってきた人間にとっては刺さりやすい理由でもある。
単なるスピンオフや補完作品として消費するには、少しもったいない。
特に刺さったシーン
ガンダムTTが初めてその全容を見せる場面。設定の話をするのが恥ずかしいくらい、フォルムと「名付け」のギャップが面白かった。ガンダムという記号に、また別の意味が上書きされていくような感覚。
そして小野大輔が演じるメーメット・メルカの台詞まわし。声のトーンが一定に低く、感情を抑制しながら話す場面が何度かあるんだけど、その抑制の中にある疲労感というか、すでに何かを諦めた人間の質感が出ていた。戦後の世界の人間ってああいう温度感なんだろうなと妙に納得する演技で、テキストだけ読んでも伝わらないものがあった。
増田俊樹演じるクァンタン・フェルモは、対照的に感情の解像度が高い役で、同じシーンで二人が話すときの空気のコントラストが面白かった。どちらかが正しい、というわけでもなく、ただ「世代が違う」という感じがして、それがこの作品の後半に向かうにつれじわじわと効いてくる。
読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 宇宙世紀ガンダムをある程度追ってきた人。「この時代、何があったんだっけ」という文脈が頭に入っていると倍楽しめる
- 戦後・廃墟・後日談という設定が好きな人。派手な戦闘よりも、その後に残るものに興味がある人
- 小野大輔・増田俊樹のファン。二人の掛け合いは見どころのひとつ
- 短尺でテンポよく見たい人。劇場版なのでダレる尺がない
合わない人
- ガンダム初見の人。世界観の前提知識がないとキャラクターの立ち位置が掴みにくい
- 大きなカタルシスや明確な結末を求める人。答えを出し切らないまま終わる作品なので、消化不良に感じることがある
- モビルスーツのバトルがメインを期待している人。アクションより人間の話の比重が高い
次に見るなら
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY——宇宙世紀の「戦後」を扱った作品として近い文脈にある。こちらは連邦とジオンの余韻を正面から描いていて、「赤き残影」で感じた「終わりきっていない戦争」の感触をより掘り下げたい人向け。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ——戦後の世界で別の形の「残滓」が動き出す話。劇場版の密度感や、正解のない問いを投げかける構造が近い。短尺でしっかり見せる作りが好きならこちらも合う。
蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH——ガンダムではないが、「戦いの後の人間たちを描く」という点で近い空気がある。失ったものを抱えながら前に進もうとするキャラクターたちの重さが好きな人にはおすすめ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』は、現在dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて視聴可能です。各サービスの月額プランに加入すれば追加料金なしで楽しめるため、すでに利用中のサービスからそのままチェックできます。短めの劇場版作品なので、空き時間にさっと視聴できるのも嬉しいポイントです。























