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マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Satelight |
1973年以来、BETAと呼ばれる宇宙人の侵略により、人類の文明は崩壊寸前に追い込まれている。圧倒的な敵戦力に対抗するため、人類は戦術機という大型人型兵器を開発し、世界中の防衛線に配備した。しかし、これらの努力は敗北を遅延させるだけで、BETAの進軍は止められず、人類は領土放棄を余儀なくされている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
1973年、地球外起源種BETAの侵攻により、人類は存亡の危機に瀕していた。圧倒的な物量で迫るBETAに対し、人類は人型兵器「戦術機」を主力に各地の防衛線を維持するも、後退を重ねている。物語の舞台は、各国の精鋭が集う極東・ユーコン基地。次世代戦術機開発計画「プロミネンス計画」に参加する日系米国人パイロット・ユウヤ・ブリッジスと、帝国軍人・篁唯依らが、機体開発と過酷な試験飛行に挑む。国家間の思惑が交錯するなか、若き軍人たちは人類の未来を賭けた戦いへと身を投じていく。
みどころ・魅力
① リアルなメカアクションと戦術機の魅力
戦術機同士の模擬戦から対BETA戦まで、重量感あるロボットアクションが本作の大きな見どころです。各国の機体ごとに異なる設計思想やシルエットが丁寧に描き分けられ、空中機動を駆使した戦闘シーンは迫力満点。メカ好きにはたまらない作画が随所に光ります。
② 多国籍パイロットたちの群像劇
ユウヤ、唯依、ソ連のクリスカやイーニァなど、国籍も価値観も異なる若者たちが一つの計画に集います。互いへの不信や反発から始まる関係が、共闘を経て少しずつ変化していく過程が描かれ、キャラクタードラマとしても見応えがあります。
③ マブラヴ世界が誇る重厚なSF設定
原作で人気を博した「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界観を下敷きに、BETAという脅威に抗う人類の姿を描きます。兵器開発をめぐる政治的駆け引きや緻密な軍事描写など、作り込まれた設定が物語に深みを与えています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 稲垣隆行 |
|---|---|
| 音楽 | 長岡成貢 |
| 美術監督 | 市倉敬 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 倖田來未「Go to the top」 |
| OP | 栗林みな実「Doubt the World」 |
| ED | 倖田來未「Go to the top」 |
| ED | 栗林みな実「signs ~朔月一夜~」 |
| ED | 美里アキ「スノウメヰデン」 |
| ED | あやみ「Revise the World」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゲームのマブラヴが好きな人ほど身構える、というのは前から聞いていた。だから最初は、有名な原典のスピンオフをアニメ用に薄めたやつだろうと、半分流し見のつもりで再生した。それが序盤の戦術機が起動するくだりで姿勢が変わる。人型兵器が「動く」ことそのものに、妙な重さがある。最初に見たときは戦闘の手触りに引っ張られて終わったけど、2回目で気づいたのは、この作品が戦うこと以上に「武器を作ること」を延々と描いている点だった。前半と後半でまるで別の作品みたいに温度が変わるのも、一度通しで知ってから見返すと、逆に味になってくる。原典を知らないまま入った身としては、そこそこ得した気分になった。
勝てないとわかっている戦争で、それでも持ち場に立ち続ける話
このアニメ、ジャンルだけ並べれば「巨大ロボットで宇宙人と戦うSF」で片付けられてしまう。でも実際に画面に流れているのは、戦闘そのものよりも「どうやって次の一機を作るか」という、ひたすら地味な営みだ。BETAという敵は対話も取引も通じない、ただ数で押し潰してくる相手で、人類はもう勝つことを目標にしていない。負けを少しでも先送りするために、戦術機という機械を改良し続ける——その身も蓋もない前提が、物語の底に敷かれている。
面白いのは、その「改良」が国家のメンツと地続きになっているところ。日本側の設計思想とアメリカ側の合理が現場でぶつかって、技術の話だったはずがいつの間にか誇りの話にすり替わっていく。ユウヤが日系アメリカ人という立ち位置なのも効いていて、彼はどちらの陣営にも完全には属せない。滅びかけた世界でも、人は出自やプライドから自由になれない。その面倒くささを、この作品はきれいに切り落とさずに残す。
単なるメカアクションではなく、「勝てないと知りながら、それでも自分の持ち場に立ち続ける人間」の話として見ると、前半のあの濃さの理由が腑に落ちる。希望ではなく、遅延。その救いのなさが、このシリーズの背骨なんだと思う。後半の評価が割れがちなのも、たぶんこの背骨から物語が一度離れてしまうからで、そこも含めて「マブラヴの世界はこういう手触りなのか」と妙に納得した。
特に刺さったシーン
序盤、新型機が初めてまともに動くテストのくだり。スペック表の数字でしかなかった機械が、パイロットの操作で初めて「生き物」みたいに挙動を変える瞬間があって、ここで思わず前のめりになった。小野大輔が演じるユウヤの、軽口の下に隠した負けず嫌いが、機械の動きとぴったり噛み合う。口では斜に構えているのに、操縦桿の向こうは正直なんだな、というのが伝わってくる。
それと中原麻衣の篁唯依。最初は冷たく突き放すように喋るのに、回を追うごとに声の硬さが少しずつほどけていく。あの微調整は何度か見返してやっと気づいた。能登麻美子と日笠陽子が演じる二人組の、人間離れした空気の作り方も忘れがたくて、能登麻美子のあの幼いのにどこか壊れた発声は、終盤の事情を知ってから聞くと意味がまるごと変わる。緊張が続く画面のなかで、杉田智和のヴィンセントが持ち込む軽さが、ちょうどいい逃げ場になっていたのも地味にありがたかった。
読んで見たくなったら——『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 兵器の開発過程や設計思想のぶつかり合いを、戦闘と同じくらい面白がれる人
- 勝てない戦争を淡々と描く、救いの薄い世界観に惹かれる人
- マブラヴの世界に興味はあるけど、まずアニメから様子を見たい人
- 声優の芝居の温度変化を、回をまたいで追うのが好きな人
合わない人
- 毎話スカッと敵を倒す、爽快なロボット活劇を求めている人
- 前半と後半でトーンが大きく変わる構成が苦手な人
- 原典ゲームと同じ密度の物語をそのまま期待している人
次に見るなら
蒼穹のファフナー——対話の通じない敵に少しずつ削られていく感覚が近い。戦うほど何かを失っていく重さを味わいたいなら、こっちは外せない。
アルドノア・ゼロ——圧倒的な戦力差を、根性ではなく戦術と頭で削っていく話。冷えた質感のメカ戦が好きならまず合うと思う。
マブラヴ オルタネイティヴ——そして結局これ。トータル・イクリプスで世界観が気になったなら、本筋を描いた2021年版のアニメへ。順番としては、むしろこっちが本命と言っていい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」は、dアニメストア、DMM TVで視聴可能です。いずれもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスのため、戦術機の迫力あるアクションをじっくり楽しめます。気になった方は、対応サービスで配信状況を確認してみてください。
よくある質問
まとめ
「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」は、dアニメストア、DMM TVで視聴可能です。いずれもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスのため、戦術機の迫力あるアクションをじっくり楽しめます。気になった方は、対応サービスで配信状況を確認してみてください。




