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アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
2046年、生活の多くが仮想ネットワークで行われている。しかし時代がいかに進んでも、いじめは消えない。春雪はいじめられた学生の一人。ある日、学校で最も有名な黒雪姫から連絡を受ける。「加速して先へ進まないか」と誘われ、春雪は「アクセル・ワールド」の存在を知り、戦うことを決意する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2046年、人々の生活の多くは仮想ネットワークの中で営まれていた。しかし時代がどれだけ進んでも、いじめが消えることはない。学校でいじめの標的にされていた少年・有田春雪は、ある日、校内で最も有名な存在である黒雪姫から「加速して、先へ進まないか」と声をかけられる。彼女に導かれた春雪は、思考を加速させて戦う《アクセル・ワールド》の存在を知り、自らの意志で戦いへと足を踏み入れていく。TVシリーズの軌跡を振り返りつつ、新たな物語が動き出す劇場版。みどころ・魅力
① シリーズの集大成として描かれる「加速世界」
TVシリーズで紡がれてきた春雪と黒雪姫、そして仲間たちの歩みを振り返りつつ、劇場版ならではのスケールで《アクセル・ワールド》の世界観が再構築されます。シリーズを観てきたファンにとっては総決算、初見の人には世界へ入る入口として機能する一作です。② いじめられっ子・春雪の「変わりたい」という願い
本作の核は、自己肯定感の低い春雪が加速世界での戦いを通じて少しずつ強さと自信を得ていく成長物語にあります。誰もが抱える「変わりたい」という願いが物語の推進力となり、戦闘シーンの熱量に説得力を与えています。③ 川原礫が描くSF×バトルの世界観
『ソードアート・オンライン』でも知られる川原礫による原作で、ニューロリンカーが普及した近未来社会と、思考を加速させて戦う独自設定が魅力です。緻密に練られたSF設定とスピード感あふれるバトル描写が、劇場版の映像で存分に味わえます。キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 小原正和 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 愛敬由紀子 |
| 音楽 | 大嶋啓之 |
| ED | KOTOKO × ALTIMA「PLASMIC FIRE」 |
関連作品
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トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「アクセル・ワールド」と聞いて、たいていの人はまず「川原礫のもう一本のほう」と認識する。SAOの陰に隠れた、地味なポジション。劇場へ足を運んだときの自分も、正直その温度だった。キリトみたいなのが、また加速して無双するんだろう、と。ところがスクリーンに映ってきたのは、太っていて、卑屈で、現実から逃げることばかり考えている少年だった。あれ、と思う。これはSAOの弟分じゃない。むしろ正反対のことをやろうとしている。暗がりの中でそこに気づいた瞬間、地味だと値踏みしていた温度が、ゆっくり上がっていった。劇場版『インフィニット・バースト』は、その春雪という人間をもう一度なぞり直してから、新しい敵をぶつけてくる構成になっている。
地上では走れない少年が、加速した世界でだけ空を飛ぶということ
この作品は、仮想空間バトルの話の顔をして、ずっと「自分の見た目が嫌いな子」の話をしている。主人公・有田春雪は、現実では走るのも遅いし、いじめられているし、自分の体型を心の底から呪っている。そんな彼がアクセル・ワールドで手に入れたデュエルアバター《シルバー・クロウ》は、よりによって全対戦者の中で唯一「空を飛べる」存在だ。地上で一歩も前に出られない子が、加速した世界でだけ重力を振り切る。この皮肉が作品の背骨になっている。
SAOのキリトは現実でも仮想でも有能で、だから物語は「強い男がもっと強くなる」話に寄っていく。アクセル・ワールドはそこを真逆に組んだ。春雪の翼は、現実の自分から逃げたいという欲望そのものが形になったものだ。飛べることは救いであると同時に、現実から目を逸らす装置でもある。だから彼が強くなることは、必ずしもまっすぐな成長譚にはならない。逃げ場でしかなかった翼を、いつ「自分の足で立つための翼」に変えられるか——劇場版は新たに登場する女神ニュクスとの戦いを通して、もう一度その問いを春雪に突きつけてくる。
梶裕貴の芝居が、この構造を地に足のついたものにしている。情けない声、上ずった声、それでも踏み込むときの声。三つの春雪を一人で行き来して、卑屈さと覚悟が同じ喉から出てくる。単なる弱気キャラの演技ではなく、「弱いまま強くなろうとする」面倒くさい人間の手触りがある。だからこの作品は、加速バトルのSFというより、自分を許せない人間が翼の意味を組み替えていく話として残る。
特に刺さったシーン
やはり飛翔シーンだ。終盤、春雪が空へ抜けていく場面で、映画館の音響がはっきり仕事をする。風を切る低い唸りと、翼の駆動音が、座席の下から腹に届く。家のスピーカーで観ていたら絶対にこの体感はない。スクリーンの大きさと相まって、「逃げるための翼」がほんの一瞬だけ「前へ進むための翼」に見える、その切り替わりが音で押されてくる。悠木碧が演じる女神ニュクスの、静かで底冷えするような声がそこに被さってきたとき、思わず背筋を伸ばした。可愛い声の引き出しを持っている人が、こういう絶対的な存在をやると怖い。豊崎愛生の千百合、赤﨑千夏のリサといった面々が、戦いの外側で春雪の現実をつなぎ止めているのも効いていて、飛んでいる画より、飛ぶ前に地上で交わされる会話のほうに後から効いてくるものがあった。
読んで見たくなったら——『アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- SAOは通ったけど、もう少し主人公が情けない話を観たい人
- 自分の見た目やコンプレックスを引きずってきた覚えがある人
- バトルの強さより「なぜ戦うのか」の理屈を見たい人
- 劇場の音響で飛翔シーンを浴びたい人
合わない人
- TVシリーズ未見で、いきなり劇場版だけ観ようとしている人(前提の積み上げがそれなりに要る)
- 主人公はとにかく爽快に勝ってほしい人
- 仮想世界バトルの設定説明そのものが苦手な人
次に見るなら
ソードアート・オンライン——同じ川原礫原作で、避けては通れない一本。仮想世界で完結する強さを描くSAOと、現実の弱さを引きずるアクセル・ワールドを並べて観ると、同じ作者が真逆の主人公を組んだ意図が見えてくる。
サマーウォーズ——巨大な仮想空間と、そこに飛び込む冴えない少年。映画館の音響で観る価値があるという意味でも近い。世界規模の危機と個人の小ささのコントラストが好きなら、こちらの祭りも刺さるはず。
電脳コイル——派手なバトルではないが、現実と電脳が地続きになった世界の手触りを、もっと生活の側から描いた作品。仮想空間の設定そのものをじっくり味わいたくなったら、こっちへ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
劇場版『アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。複数の動画配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。アニメ作品を幅広く扱うサービスが揃っているので、ご自身の利用環境に合わせて選んでいただけます。


