アクセル・ワールド

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2012アクセル・ワールド

アクセル・ワールド

★ 3.4 / 5.0アクションラブコメSF
放送年2012年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作ライトノベル
制作Sunrise

2046年。有馬春雪は学校の最底辺に位置する少年だ。惨めな現実から逃げるため、仮想ゲームに没頭していた。しかし、学園一の人気者・黒雪姫が彼に謎のプログラム「ブレイン・バースト」と仮想現実「アクセル・ワールド」を紹介したことで、すべてが変わる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

2046年、仮想現実が日常に溶け込んだ世界。有馬春雪は学園の最底辺に甘んじる少年で、現実の辛さから逃げるようにゲームの世界に浸っていた。そんな彼に、学園のアイドル的存在である生徒会副会長・黒雪姫が突然声をかけてくる。彼女が持ち込んだのは、謎の対戦プログラム「ブレイン・バースト」と、その先に広がる仮想空間「アクセル・ワールド」。春雪はこの出会いを機に、予想もしなかった戦いへと身を投じていく。

みどころ・魅力

① 仮想現実×バトルの緻密な世界観

「ニューロリンカー」で常時ネット接続された近未来社会を舞台に、思考加速で時間を操るブレイン・バーストの対戦システムが展開される。アバターのデザインや能力の設定が細かく作り込まれており、バトルシーンのスピード感と戦略性は見応え十分だ。

② 成長と絆が交差するキャラクター描写

自己肯定感の低い少年・春雪が、黒雪姫との出会いを通じて少しずつ変わっていく過程が丁寧に描かれている。師弟関係を超えた二人の関係性や、仲間との絆の積み重ねが物語の軸となっており、感情移入しやすいドラマが続く。

③ ラノベ発ならではの濃密なストーリー密度

川原礫による人気ライトノベルを原作とし、伏線や設定の掘り下げが充実している。アクセル・ワールドの謎、ブレイン・バーストの真の目的など、バトルの裏に隠された大きな謎が視聴者を引きつけ、最後まで飽きさせない構成になっている。

キャスト・声優一覧

黛拓武
黛拓武
メイン
›
浅沼晋太郎
有田春雪
有田春雪
メイン
›
梶裕貴
黒雪姫
黒雪姫
メイン
›
三澤紗千香
倉嶋千百合
倉嶋千百合
メイン
›
豊崎愛生
アッシュ・ローラー
アッシュ・ローラー
サブ
›
鈴村健一
ブラック・バイス
ブラック・バイス
サブ
›
飛田展男
レッド· ライダー
レッド· ライダー
サブ
›
津田健次郎
クリムゾン・キングボルト
クリムゾン・キングボルト
サブ
›
新垣樽助
掛居美早
掛居美早
サブ
›
川澄綾子
イエロー・レディオ
イエロー・レディオ
サブ
›
石田彰
ラスト・ジグソー
ラスト・ジグソー
サブ
›
日野聡

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スタッフ

監督小原正和
シリーズ構成吉野弘幸
原案キャラデザHIMA
キャラクターデザイン愛敬由紀子
音楽ミントジャム、onoken、大嶋啓之
音響監督鶴岡陽太
OPMay’n「Chase the world」
OPアルティマ「Burst The Gravity」
ED「Chase the world」
EDコトコ「→unfinished→」
ED三澤紗千香「ユナイト」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——「主人公がデブ」で止まっていた2年分

SAOと同じ川原礫が原作だと知ってたから、名前は当然知ってた。でも「主人公がデブ」という情報だけで止まってた。これは完全に損してた。

見始めたきっかけは正直ゆるくて、深夜に配信をだらだら漁っていたら目に入っただけ。第1話の最初の数分で、あっこれダメかもと思った。思ったんだけど、黒雪姫が春雪に「ブレイン・バースト」を渡すシーンで急にギアが入った。あの「なぜ自分に?」という緊張感。2回目に見たとき気づいたのは、黒雪姫があの時点からもう春雪の何かを見ていたという布石が丁寧に置いてあること。初見だとただの「謎の美少女が突然話しかけてくる」展開に見えるのが、見返すと全然違う。梶裕貴の春雪の声、最初はあの情けない感じが鼻についたんだが、それも全部計算だったと後から分かる。

「弱い自分」を仮想空間に隠すのか、それとも持ち込むのか

この作品を「ゲームで無双する俺TUEEEE系」だと思って避けていたなら、それは半分正しくて半分完全に間違い。春雪はアクセル・ワールドの中でも最初は強くない。というかあの「シルバー・クロウ」というアバターが持つ能力の正体が明かされるまで、彼はひたすらボコられ続ける。

この作品が本当に描いているのは、「現実の自分」と「仮想の自分」がどこで地続きになるかという問いだ。春雪は現実では小太りで自己肯定感が壊滅的に低い。仮想空間でもそれを引きずっている。SAOの桐人が現実と仮想をわりと器用に切り替えるのと対照的に、春雪は切り替えができない。ずっと春雪のままでいる。これが物語の核心だと思う。

石田彰が演じるイエロー・レディオが象徴的で、あのキャラクターが体現しているのは「仮想空間だからこそ本音が出る人間の醜さ」だ。石田彰がああいうキャラクターをやると本当に痛い。笑えない種類の痛さで、でもそれが物語を締める。仮想世界でいくら強くなっても、人間関係の歪みは消えない。むしろ加速する。「アクセル」というタイトルの意味がそこにある気がする。

川澄綾子の掛居美早がいい位置にいる。彼女は春雪の現実側のアンカーで、「あの子はゲームの外でもちゃんと存在してる」ということを視聴者に思い出させる役割を担っている。川澄綾子の声はああいう「普通の体温を持つ女の子」をやらせると上手くて、浮いた設定の多いこの作品の中でひとり地に足がついてる感じがある。

特に刺さったシーン

序盤、春雪が初めてアクセル・ワールドで戦い始めるあたりで、ああ自分はこの作品に付き合うんだなと決まった瞬間がある。鈴村健一のアッシュ・ローラーが出てくるシーンで、あのキャラクターのテンションと鈴村健一の声のかみ合わせが妙で、最初は「うるさい」と思ったのに2話目以降になると待ち望んでる自分がいる。ああいう「うるさいのに愛せる」キャラクターの設計は上手い。

あと津田健次郎のレッド・ライダー。出番は多くないんだが、終盤の展開でのあの声の使い方が頭に残る。津田健次郎はああいう「格を持ったキャラクター」をやると存在感が段違いで、場面の重さが変わる。ここは初見でちょっと声を出しかけた。

梶裕貴は劇中で何度か「ここで絶叫させる」という場面を渡されていて、あの声でああいう絶叫をやると刺さる人には刺さるし引く人は引く。自分は刺さった側だった。

読んで見たくなったら——『アクセル・ワールド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • SAOを見たが「もう少し主人公が弱くて悩んでいてほしかった」と思った人
  • ゲームの中でも人間関係が面倒くさい、という話が好きな人
  • 「自己肯定感の低い主人公が少しずつ変わっていく」過程が見たい人
  • 石田彰・梶裕貴・津田健次郎・鈴村健一・川澄綾子あたりの声で作品を選ぶタイプ

合わない人

  • 主人公に最初から強さやカリスマを求める人(春雪は本当に序盤がしんどい)
  • ラブコメ要素がメインだと思って見ると拍子抜けするかもしれない(恋愛は存在するがかなり奥に引っ込んでいる)
  • 2012年作画が気になる人(バトルシーンはそれなりに動くが、全体的に時代は感じる)
  • 「なぜ黒雪姫が春雪を選んだのか」がすんなり飲み込めない人は序盤でリタイアしやすい

次に見るなら

アクセル・ワールドを最後まで見たなら、同じ川原礫原作のソードアート・オンラインは当然として、雰囲気の近い作品をいくつか。

  • ソードアート・オンライン——同じ作者・同じ仮想世界テーマ。春雪と桐人の「自分の持ち込み方」の違いが際立って面白くなる。アクセル・ワールドの後に見ると桐人の適応力が異様に見える。
  • ノーゲーム・ノーライフ——ゲームが世界の法則になった世界で、ここでも「現実の弱さ」を持つキャラクターがゲームに依存している。テンションは全然違うが、「逃げ込む場所としてのゲーム」という視点で並べると面白い。
  • オーバーロード——仮想世界に閉じ込められる展開で、主人公が「強さ」の意味を問い直していく構造が近い。アクセル・ワールドより設定が複雑だが、世界観の作り込みは同系統の快楽がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『アクセル・ワールド』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中だ。主要な動画配信プラットフォームで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめる。気になる方はまず無料トライアルを活用してみるといいだろう。

よくある質問

Q. アクセル・ワールドはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4サービスで配信されています。いずれも無料トライアル期間があるため、試しやすい環境で視聴を始められます。
Q. 原作小説を知らなくても楽しめますか?
A. アニメ単体でも十分楽しめる構成になっています。世界観の説明が丁寧なので、原作未読でもブレイン・バーストのルールやキャラクターの背景をスムーズに把握できます。
Q. 全何話ありますか?
A. 全24話構成です。2012年4月から9月にかけて放送されました。1クールで終わらない濃密なストーリーが展開されており、続きが気になる展開が続きます。
Q. ソードアート・オンラインと関係がありますか?
A. 同じ作者(川原礫)による別作品です。仮想現実を舞台にしたバトルという共通点はありますが、世界観・キャラクター・システムはまったく異なります。片方を見た方でも新鮮に楽しめます。

まとめ

『アクセル・ワールド』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中だ。主要な動画配信プラットフォームで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめる。気になる方はまず無料トライアルを活用してみるといいだろう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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