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甲鉄城のカバネリ 総集編{後編}燃える命
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | WIT STUDIO |
人類が突然出現したアンデッド怪物に脅かされる中、咬まれた者は「カバネ」となる。カバネの台頭から生き残るため、日ノ本の人々は要塞駅を建設し、内部に立てこもった。『甲鉄城のカバネリ』は、これらの要塞を超えて旅する者たちの物語であり、大ヒットTVシリーズの再編集映画版である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人類が突如現れた不死の怪物「カバネ」に脅かされる世界。噛まれた者もまたカバネと化すため、人々は要塞駅に立てこもって生き延びていた。蒸気機関が支配する日ノ本を舞台に、カバネを倒す力を求めた少年・生駒と、謎を秘めた少女・無名が、装甲蒸気機関車「甲鉄城」で旅を続ける。本作はTVシリーズの後半を再構成した総集編の後編で、カリスマ・美馬との対立から物語のクライマックスまでを、一本の劇場版として凝縮して描き出します。みどころ・魅力
① 蒸気世界を彩る圧巻のビジュアル
WIT STUDIOによる緻密な作画と、スチームパンク調の世界観が大きな魅力。装甲列車や要塞駅の造形、カバネとの戦闘シーンはスクリーン映えする迫力です。総集編として再編集された映像の密度は高く、世界観に一気に引き込まれます。② 生駒と無名、二人の絆の行方
カバネを憎む生駒と、特別な力を持つ無名。後編では二人の関係がさらに深まり、それぞれが抱える過去と葛藤が物語を動かします。キャラクターの心情に焦点を当てた構成で、TV版とは違った感情の流れを味わえます。③ クライマックスへ向かう緊迫の展開
カリスマ的な敵・美馬との対立が頂点に達する後編。要塞をめぐる攻防と、登場人物たちの選択が交錯する終盤は緊張感にあふれています。前編を観た人なら、怒涛のクライマックスへ一気に引き込まれるはずです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 荒木哲郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大河内一楼 |
| 原案キャラデザ | 美樹本晴彦 |
| 音楽 | 澤野弘之 |
| 美術監督 | 吉原俊一郎 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | エゴイスト「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」 |
| ED | SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer「ninelie」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「総集編か」と身構えた。本編をちゃんと追っていた人間からすると、再編集ものは復習ノートを渡されるような気分になる。ただ、後編『燃える命』は思っていたより劇場でかける意味があった。澤野弘之の音がスクリーンの大音量で鳴った瞬間、ああこれは家のテレビでは出ない圧だ、と素直に思った。本編が好きだったから総集編でも別にいい、くらいの温度で入ったのに、終盤に向けて畳みかけるテンポは、むしろ本編より輪郭がはっきりして見える。記憶の中の甲鉄城が、もう一度蒸気の匂いごと立ち上がってくる感覚があった。
人でもカバネでもない者が、それでも「人のまま」で抗おうとする話
カバネリという存在は、噛まれて死にかけた人間が、心臓に一工夫してかろうじて自我を保ったものだ。つまり生駒も無名も、人間の側からは「カバネ」と恐れられ、カバネの側からは仲間ではない。どっちにも属さない。この『燃える命』という副題は、その宙ぶらりんの命がそれでも燃えていることを指しているんだと思う。本編を通して描かれていたのは、ヒーローの活躍というより、「化け物扱いされながら、それでも人間でいようとする意地」だった。後編はその意地が一番濃く出る区間で、力こそが世界を作り変えるという敵側の理屈に対して、生駒たちは「弱いまま、人のまま」で抗おうとする。ここが甲鉄城のカバネリの芯だと、見返すたびに思う。単なる和風ゾンビアクションとして消費するには惜しい。差別と排除の話として読むと、要塞駅に立てこもる人々が、カバネより先に「自分たちと違うもの」を切り捨てていく描写が、急に現代の手触りを帯びてくる。生き延びることと、人としての線を越えないこと。その二つが両立しない瞬間に、この作品は一番熱くなる。総集編はその熱の出し入れを、よりはっきり感じさせてくれた。
特に刺さったシーン
終盤、追い詰められた状況で生駒が声を張る場面。梶裕貴の芝居が、かっこいい主人公の声というより、半分壊れかけた人間の必死さとして出ていて、劇場の音響だと喉の震えまで聞こえる気がした。無名の、幼さと強さが同居した感じも相変わらずで、彼女が引き返してくる瞬間は何度見ても効く。脇では内田真礼が演じる四方川菖蒲が、領主の娘として「守られる側」から「決める側」へ動いていく芯の強さを声で支えていて、その落ち着いたトーンが場を締める。石川界人や逢坂良太、伊瀬茉莉也といった面々の芝居も群像としての厚みを作っていて、誰か一人の物語に痩せない。個人的に刺さったのは、戦闘そのものより、戦いのあとの静けさだった。蒸気が引いて、生き残った人間が顔を見合わせる数秒。あの間(ま)に、燃える命というタイトルの重さが全部乗っている気がした。
読んで見たくなったら——『甲鉄城のカバネリ 総集編{後編}燃える命』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を一度通っていて、もう一度あの世界に浸り直したい人
- 澤野弘之の劇伴を、劇場の音響で浴びたい人
- 和風×スチームパンク×ゾンビという画の強さに弱い人
- 「化け物扱いされる側の意地」という主題に反応してしまう人
合わない人
- 総集編なので、初見でストーリーの機微まで丁寧に追いたい人
- 流血・グロ描写が単純に苦手な人
- 再編集ものにつきまとう「駆け足感」が気になってしまう人
次に見るなら
あの絶望と疾走感の空気が好きなら、進撃の巨人。制作の血筋が近く、壁の内側に閉じこもる構図も甲鉄城と響き合う。人と化け物のあいだで揺れる主人公の話が刺さったなら、東京喰種。喰種になってしまった青年が「どっち側か」を問われ続ける痛みは、生駒の立ち位置とそのまま重なる。もっと土着的な怖さがほしいなら、屍鬼。閉じた日本の共同体で、生者と死者の線引きと排除が静かに崩れていく様子は、要塞駅の人間たちの身勝手さと地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『甲鉄城のカバネリ 総集編{後編}燃える命』は、dアニメストア、Netflix、Huluの3つのサービスで視聴できます。複数の動画配信サービスで配信されているため、ご自身が利用中のサービスで手軽に楽しめます。前編とあわせて鑑賞すると、物語の流れをより深く味わえます。