※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2013

黒と金の開かない鍵。
★ 2.4 / 5.0セクシーラブコメ
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | An DerCen |
片桐奏多は引きこもりで、毎日部屋で怠惰に過ごしていた。彼女の特技は豊かな想像力で、よく妄想に陥る。ある夜、奇妙なカウボーイが夢に現れ、自分が彼女の心のヒーローだと言う。彼の励ましで奏多は翌日散髪に行くことを決める。その時、公園で彼女の髪を切る謎の男に出会った。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
引きこもりで毎日を怠惰に過ごす少女・片桐奏多。豊かな想像力だけが取り柄で、現実から逃げるように妄想の世界へと浸り続けていた。そんなある夜、夢の中に謎めいたカウボーイが颯爽と現れ、「俺こそがお前の心のヒーローだ」と高らかに宣言する。彼の言葉に後押しされた奏多は、翌朝ついに外の世界へ踏み出すことを決意。散髪に向かった先の公園で、突然現れた謎の男がその場で彼女の髪を切りはじめる。現実と妄想が交錯する、ちょっぴり不思議でキュートなラブコメOVA。みどころ・魅力
① 妄想と現実が溶け合うユニークな世界観
引きこもり少女の頭の中で広がる妄想シーンと、ふとした日常の出来事がテンポよく交差するのがこの作品の特徴。夢の中のカウボーイというシュールな設定が笑いと共感を呼び、独自のテイストで最後まで飽きさせません。② 不思議な縁が生む甘酸っぱい出会い
公園でいきなり髪を切りはじめる謎の男という、非日常すぎる邂逅が物語の核心。ベタな恋愛展開ではなく、少しズレた距離感とドキドキ感が同居するシチュエーションは、ラブコメファンにとって新鮮な魅力です。③ 一歩踏み出す主人公の小さな成長
引きこもりだった奏多が夢のひと言をきっかけに外へ出るという、ささやかだけど確かな変化が丁寧に描かれます。大げさな展開ではなく、日常の一コマに宿る背中の押され方が、じんわりとした余韻を残します。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| 監督 | 横山広実 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 柚原テイル |
| キャラクターデザイン | 銀輪太郎、白浜鴎 |
| 音楽 | Drops Tone |
| 音響監督 | 金田一 |
| ED | アンチスター「誰もがたどり着けるはずの空へ」 |
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルに惹かれた。「黒と金の開かない鍵。」句点まで込みでタイトル、というのが何か宣言めいていて、何の鍵なのか、なぜ開かないのか、気になって仕方がない。が、配信サービスをひと通り当たったら全部×。Amazonで中古DVDを探すしか手段がない2013年OVAだった。それでも気になったので取り寄せた。届いたパッケージを見るまで、どんな話か半分もわかっていなかった。 TVシリーズの外伝でも続編でもない、独立した短編OVAとして成立している作品。引きこもりの女の子が主人公で、夢の中の謎のカウボーイに背中を押されて翌日公園に向かうまでの話。最初はそこまでだと思って流し見していたら、公園のシーンで引っかかりを覚えて止めた。見直すと、あれだけのことを序盤からちゃんと積み上げていた。外に出るきっかけは誰かでも、鍵を回すのは自分だ——引きこもりの女の子と「背中」の問題
作品の軸にあるのは、片桐奏多という女の子が「なぜ部屋から出られないか」ではなく、「どうやって一歩目を踏み出したか」という過程だと思う。彼女は引きこもりで、豊かな想像力を持っていて、夢の中では都合のいいヒーローがいる。その「夢の中の自分」と「現実の自分」の落差が、タイトルにある「開かない鍵」の正体だろう。 黒と金という配色も面白い。引きこもりの部屋の閉塞感が「黒」で、外の世界の可能性や夢の中のカウボーイの非日常感が「金」だとすれば、鍵はその境界線上にある。開きたいのに開けられない——それは意志の問題ではなく、最初の抵抗を突破する何かが必要だという話だ。 複数の男性キャラクターが登場してくるが(日野聡さん演じる園村郁人、鳥海浩輔さん演じる須藤透央、平川大輔さん演じる紺野千紘など、この声優陣でそういう構造か、とニヤリとした)、彼らは「答え」ではない。奏多の背中を押すトリガーにすぎない。最終的に鍵を回すのは彼女自身だというのが、このOVAが意外とまともに向き合っているところだった。 単なる乙女系コンテンツとして流すこともできるが、「引きこもり」という設定を正面から扱っている割に、奏多を不幸な存在として描かない点が好きだ。妄想に落ちる癖があっても、それはその子の豊かさであって欠陥ではない。そこを丁寧に扱っているから、公園のシーンが単なる出会いに見えずに済んでいる。特に刺さったシーン
夢の中のカウボーイが「俺はお前の心のヒーローだ」と言うシーンで、思わず「それは都合のいい存在だな」と笑ってしまった。が、それが狙いでもある。自分が作り上げた理想の誰かに背中を押されるというのは、突き詰めると「自分自身の励ましを外部化した」話で、奏多が本当はとっくに答えを知っていたことの裏返しだ。水島大宙さんが演じる蓮井智臣のパートも、この夢のトーンと絡んでいて、2回目に見たときに「あ、このセリフここに置いてあったのか」と気づく構造になっている。 公園での散髪シーンは最初、「外で突然髪を切られるのって普通警戒するだろう」と突っ込んでいた。が、それが自然に見えてしまう導入の積み重ねに後から気づく。寺島拓篤さん演じる小峰竜樹の間合いの取り方、セリフを減らして空気感で押してくる演技が、シーンのリアリティをぎりぎり支えていた。そこで初めて、外の世界に人間がいることを奏多が「受け取った」感じが出る。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 乙女系OVAをキャスト目当てで追いかけている人(日野聡・鳥海浩輔・平川大輔が一本に揃っているだけで手を出す理由になる)
- 「引きこもり×夢×背中を押される」という構造の話が好きな人
- 配信なし・中古DVD入手のみという条件をむしろ楽しめるコレクター気質の人
- 短編OVAで軽く完結する乙女系コンテンツを探している人
合わない人
- 「セクシー」ジャンル表記に対して明確な何かを期待した人(そのテイストはあくまで添え物程度)
- しっかりした物語の起承転結を求めている人(短編OVA特有の余韻で終わる構成)
- 配信サービスで手軽に見たい人(現状DVD一択なのでここが最大の壁)
- TVシリーズや原作を踏まえた続きを期待している人(この作品はそういう位置づけではない)
次に見るなら
同じ乙女系キャスト・ラブコメOVAのコアな雰囲気が好きなら、うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズは外せない。豪華声優陣がアイドルを演じるというコンセプトで、「男性キャスト目当てで見る」需要と正面から向き合っている作品。配信環境もこちらの方が整っているので入口にしやすい。 引きこもりや内向きの主人公が外の世界と接続していく話として見るなら、たまこまーけっとの日常系の空気感が近い。恋愛より「外の世界との距離感」を丁寧に扱うバランスが共通していて、短編的な余韻の残し方も似ている。 複数の男性キャラクターとの関係性を軸に置いた乙女系OVAとして、BROTHERS CONFLICTもジャンルの棚に置いておきたい。女性主人公と複数の男性が関わる構造が黒金と重なり、こちらの方がキャラクターそれぞれの掘り下げが深い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「黒と金の開かない鍵。」は、現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する方は、DVDなどの物理メディアでの入手をご検討ください。入手ルートは限られますが、独特の世界観と個性的なキャラクターが楽しめる一作です。
