※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

胡蝶綺 ~若き信長~
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio DEEN |
織田信長は、日本統一を目指す戦国武将である。統一を目指す前、彼は少年だった。弟と忠実な部下たちと共に、偉大な道へ歩み始める。世襲、裏切り、戦闘、そして仲間との絆を通じて、少年たちが直面する苦難は、彼らが力強い男へと花開く未来を約束する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
後に天下統一を目指すこととなる織田信長。しかしその偉業の前に、彼はまだ尾張の少年に過ぎなかった。弟・信勝、そして共に育った幼なじみや忠実な家臣たちと肩を並べながら、信長は武将としての第一歩を踏み出す。家督争いの重圧、裏切りの影、そして命を賭けた戦――。少年たちは数多の試練と向き合いながら、やがて歴史に名を刻む男へと成長していく。みどころ・魅力
① 「尾張の大うつけ」誕生前夜を描くオリジン物語
戦国最大の風雲児・織田信長が、いかにして英雄の素地を築いたかを丁寧に描く。野心と迷いを抱えた少年時代の信長像は、従来の大河ドラマとは一線を画す新鮮な切り口で、歴史好きにも新たな発見をもたらす作品となっている。② 信長と信勝、兄弟の絆と葛藤
本作の軸となるのは信長と弟・信勝の関係性だ。家督を巡る立場の違いから生まれる複雑な感情、それでも断ち切れない兄弟の情が丁寧に描かれており、史実を知るからこそ胸に迫る感情的な深みが随所に宿っている。③ アクション×人間ドラマの融合
合戦シーンの迫力ある演出と、仲間との絆・裏切りといった人間ドラマが高いバランスで共存している。少年たちが命を懸けて立ち向かう戦の緊張感と、日常の中で芽生える友情や淡い感情が交差する構成で、最後まで飽きさせない展開が続く。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 阿部記之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 澤田薫、笹野恵 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 音楽 | 白戸佑輔 |
| 美術監督 | 三宅昌和 |
| 音響監督 | 名倉靖 |
| OP | りぶ「疾走」 |
| ED | メイン「牙と翼」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間の感想は「また信長か」だった。戦国アニメのフォーマットをそれなりにこなしてきた身としては、信長を主人公に据えた作品を見るたびにこの台詞が自動再生される。それでも見たのは、「若き」という一語にひっかかったからだ。統一前、つまり「まだ信長になる前」の話——その切り口だけで、少し温度が変わる。
実際に見始めると、思っていたより空気が軽い。ラブコメ要素が混じっているという事前情報通り、序盤はわりと和やかで、「あ、そっちか」という意味での意外感はあった。2回目に通して見ると、そのゆるさが後半に向けての溜めとして機能していることが分かる。最初の視聴では単に「テンポがのんびりしているな」と感じたシーンが、見返すと伏線というか、関係性の密度を積み上げている回だったりする。
歴史が結末を知っているからこそ、この青春は痛い
「若き信長」を描くということは、視聴者が「その先」を知っている状態で物語を見るということだ。弟・信勝がどうなるか、池田恒興が前田利家と並んでどんな将になっていくか——知識として知っている。だからこそ、序盤で彼らが笑い合うシーンに、じわりと不穏なものが滲む。
この構造は、本作が「戦国アクション」でも「歴史ロマン」でもなく、実質的には青春ものとして機能している理由だと思う。少年たちの友情・忠誠心・ライバル心が描かれるとき、それが史実によって「どう変容するか」を視聴者は知っている。信長と信勝の関係など、その典型だ。石川界人が演じる信勝の声——兄に向ける複雑な感情の芝居は、この「知っている側が見ている」という非対称性の上に成立している。知らなければただの兄弟の諍いだが、知った状態で見ると別の映り方をする。
また、前田利家役の寺島拓篤と池田恒興役の内田雄馬のやり取りは、「まだ軽口が叩ける間柄」の空気感が強い。後年どれだけ重い立場になるかを知っているからこそ、このじゃれ合いが単なるコメディシーンとして消化されずに残る。内田雄馬の声は押しつけがましくなく、軽みと誠実さが同居している。恒興という「誠実だが目立たない男」を過不足なく体現していた。
ジャンルタグにラブコメが含まれていることを不思議に思う人もいるだろうが、見てみると分かる——あれは柔らかくするための装置だ。重くなりすぎないようにする緩衝材として機能しながら、結果的に「この時期の彼らの日常がどれだけ密度が高かったか」を刻みつける。テーマをひとことで言うなら、「結末を知っている者が見る青春の、取り返しのなさ」だと思っている。
特に刺さったシーン
終盤、信勝が兄・信長に向けて抱えている感情が表面化していくくだりで、石川界人の声の使い方が変わる瞬間がある。普段の信勝は「声優と夜あそび」でのMCとは全然違う、内側に力をため込んだ芝居をしているのだが、そのタガが外れる一瞬——感情の量と声の質が急に変化するあの瞬間で、思わず止めた。1回目は「気迫があるな」くらいで流したが、2回目は音量を上げて聞き直した。
それと、鳥海浩輔演じる林通具の存在感が地味に効いている。重臣として信長を支える立場の複雑さ——主君を「見守る」のか「見張る」のかが曖昧な位置にいる男の、押し殺した感情の芝居。台詞の行間がきちんとある声優のいい使い方をしている。
読んで見たくなったら——『胡蝶綺 ~若き信長~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「信長もの」を複数本見てきて、「若き日」の切り口に興味がある人
- 結末を知った状態で青春や友情を見ることに独特の味わいを感じる人
- 石川界人・内田雄馬・寺島拓篤・日野聡・鳥海浩輔の声で戦国ものが見たい人
- 重くなりすぎない、軽さを残した歴史アニメが好きな人
合わない人
- 史実への忠実度を優先したい人(かなり自由な解釈が入っている)
- テンポが速くアクション中心の戦国ものを求めている人
- ラブコメ要素が戦国ドラマに混入することへの拒否感が強い人
- 「また信長か」という感情を超えるきっかけが特に見つからない人
次に見るなら
同じく「歴史上の人物が若い時代」を描く視点が好きなら、信長の忍びがある。ギャグ寄りで本作より軽快だが、信長周辺の人間関係を違う角度から見られる。短編形式なので隙間に見やすい。
「結末を知った状態で見る青春」という感覚を別ジャンルで味わいたいなら、昭和元禄落語心中。落語の世界に生きる男たちの関係性が、見る側が先を知ってからの方が重く沈む——構造として近いものがある。
声優陣の演技をメインで楽しみたいなら、日野聡が全く別の色を出している文豪ストレイドッグスも合わせて見ると、比較で面白い。福沢諭吉役での重厚さと、本作での芝居の幅が分かる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『胡蝶綺 ~若き信長~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。サブスクに加入済みであれば、すぐに全話を楽しめます。各サービスとも無料トライアル期間が設けられている場合がありますので、まだ登録していない方はそちらを活用するのがおすすめです。
