※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
1998

名探偵コナン 14番目の標的
★ 3.8 / 5.0冒険ミステリー
| 放送年 | 1998年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Kyokuichi Tokyo Movie |
蘭は母親の死に関する悪夢を見て、10年前の自分、母、父に関する真実を思い出し始める。一方、ある犯人によって人々が傷つけられている。コナンはこれらの人物が毛利と関係があり、すべてトランプの番号に対応した名前を持ち、順序立てて狙われていたことに気づく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
毛利小五郎の周囲で、トランプのカードの数字に対応する名前を持つ人物たちが、何者かによって次々と襲撃される事件が発生します。1番から順番に標的にされていく被害者たち——そこには小五郎自身を狙う「14番目の標的」が隠されていました。一方で蘭は、母・妃英理との確執や、両親が別居に至った10年前の過去をめぐる悪夢にうなされ続けます。コナンは一連の事件に共通する規則性に気づき、犯人の真の狙いと毛利家が抱える秘密へと迫っていきます。家族の物語とサスペンスが交錯する、劇場版シリーズ第2作です。みどころ・魅力
① トランプの数字に仕組まれた連続襲撃の謎
被害者たちの名前がトランプの数字に対応し、順序立てて狙われていく——という大胆な見立て殺人が物語の軸になります。誰が、なぜ、どの順番で狙うのか。コナンが断片的な手がかりから法則性を見抜いていく推理の過程は、ミステリーとしての完成度が高く、最後まで犯人の正体を読ませません。② 毛利家の過去に迫る家族ドラマ
本作は事件だけでなく、蘭・妃英理・小五郎の家族の物語が大きな柱になっています。蘭が見る悪夢を通じて、両親が別居した10年前の真相が少しずつ明らかに。普段はコミカルに描かれる毛利夫妻の、もう一つの一面に触れられるのもシリーズファンには見逃せないポイントです。③ スケール感あふれるクライマックス
終盤の水中・海上を舞台にした緊迫の展開は、劇場版ならではの迫力です。限られた時間の中でコナンが見せる機転と行動、そして真相が一気に収束していくスピード感は圧巻。アクションとサスペンスが融合した、見応えのあるラストへと突き進みます。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| 監督 | こだま兼嗣 |
|---|---|
| 音楽 | 大野克夫 |
| 美術監督 | 渋谷幸弘 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| ED | 坂井泉水「少女の頃に戾ったみたいに (Shoujo no Koro ni Modotta Mitai ni)」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コナンの劇場版って、正直どれも似たような派手さがあって、最初はそのノリで軽く流すつもりだった。トランプの番号に対応した名前の人間が順番に狙われていく、という設定を聞いた時点では「またギミック先行のやつか」と斜に構えていたと思う。ところが見ているうちに、事件の骨組みよりも、その奥でじわじわ進んでいくある関係の話に引き込まれていった。あとで見返したときには、もう犯人も標的もわかっているのに、むしろ序盤の何気ない会話のほうが刺さった。1998年の絵だから今ほど整ってはいないんだけど、それが逆に手触りとして残る。コナン映画の中では、わりと好きな部類に入る一本。トランプ連続殺人の下で進む、別れた夫婦のやり直し
この作品、表向きはトランプの番号を名前に持つ人間が次々に襲われていく連続事件のミステリーだ。誰が14番目の標的なのか、という謎が全体を引っ張っていく。けれど何度か見返すと、事件はあくまで器で、本当に描きたかったのは別の場所にあると思えてくる。毛利小五郎と、別居中の妻・英理。蘭の両親であるこの二人の、こじれて止まったままの関係こそが、この映画の芯にある。蘭が冒頭で見る母の死にまつわる悪夢、そして10年前の記憶——それは事件の伏線であると同時に、家族がどこでボタンを掛け違えたのかを掘り起こす作業でもある。狙われる人間が一人ずつ「番号」で繋がっていく構造と、過去の出来事が一枚ずつめくられていく構造が、ちょうど同じテンポで進んでいくのが上手い。
小五郎は探偵としては情けないところばかり見せるのに、英理のことになると妙に頑固で、その不器用さが事件への向き合い方にも滲んでくる。山崎和佳奈の演じる蘭が、両親に対して言葉にできない願いを抱えているのが声の端々から伝わってきて、ミステリーを追っているはずなのに、いつのまにかこの家族がやり直せるのかどうかを見守っている自分がいる。14番目の標的が誰なのかがわかった瞬間、謎が解けたスッキリ感と、その相手が背負っているものの重さが同時に来る。連続殺人の謎解きが、そのまま一組の夫婦の和解の物語に着地する——この二重構造こそ、単なる派手な劇場版で終わらせなかった部分だと思っている。
特に刺さったシーン
終盤、水を舞台にした追い詰められた展開で、小五郎が探偵としてではなく一人の男としてどう動くかが描かれる場面がいい。普段はコナンに眠らされて推理を肩代わりされている彼が、ここだけは自分の足で立つ。高山みなみのコナンが状況を読み切って指示を飛ばす緊張と、小五郎自身の覚悟が重なって、見ているこっちの呼吸も浅くなった。映画館の音響で見たら、水の重さや低音がそのまま体に来るだろうなと思う。対照的に救われるのが、阿笠博士と少年探偵団のくだり。緒方賢一の博士のとぼけた声と、大谷育江の光彦のませた理屈が、張り詰めた事件のあいだにふっと隙間を作ってくれる。松井菜桜子の園子が蘭の隣でいつも通りに茶々を入れているのも、日常がちゃんとそこにある証拠で、だからこそクライマックスの非日常が効く。最初に見たときは事件にばかり気を取られていたけれど、後から効いてきたのはこういう何気ない配分の妙だった。
読んで見たくなったら——『名探偵コナン 14番目の標的』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 仕掛けの面白さだけでなく、その裏に流れる人間関係まで拾いたい人
- 毛利小五郎というキャラクターの不器用さや、毛利家の事情に興味がある人
- 初期コナン映画の、まだ作りが手づくりっぽい空気が好きな人
- 謎が解けた瞬間に「そういうことか」とスッキリしたいミステリー好き
合わない人
- 近年の劇場版のような大規模アクションの連続を期待している人
- 恋愛や家族の機微より、純粋なトリックの精巧さだけを求める人
- 1998年の作画や演出のテンポが古く感じてしまう人
次に見るなら
事件の謎解きと人間ドラマの両立が気に入ったなら、シリーズ第1作の名探偵コナン 時計じかけの摩天楼へ。爆弾という一本の緊張に蘭への想いを絡めた作りは、この14番目の標的と同じ手触りがある。小五郎や毛利家の関係をもっと味わいたいなら名探偵コナン 天国へのカウントダウン。大きな舞台を使いながら、登場人物それぞれの距離感を丁寧に描いていく一本だ。
過去と記憶が事件の鍵になる構造が好きなら名探偵コナン ベイカー街の亡霊。毛色は違うけれど、解き明かすほどに切なさが増す感覚は近いものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「名探偵コナン 14番目の標的」は、ABEMA、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Hulu、Disney+で視聴できます。主要な動画配信サービスを幅広くカバーしているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。劇場版シリーズをまとめて見たい方も、自分に合ったサービスを選びやすくなっています。