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南鎌倉高校女子自転車部
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
長崎から鎌倉に引っ越した少女・舞晴弘美は、高校初日に自転車で登校することになった。幼い頃から自転車に乗っていなかった彼女は、登校式への道中で秋月巴に出会い、彼女から自転車の練習を手伝ってもらうことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
長崎から鎌倉へと引っ越してきた高校1年生の舞晴弘美は、入学式の当日に自転車で登校しようとするも、幼い頃から自転車に乗っておらず四苦八苦。そんな彼女の前に現れた同級生・秋月巴が練習を手伝ってくれることになり、やがて自転車部に入部することに。鎌倉の美しい風景の中で、初心者の弘美が仲間とともに自転車の楽しさと奥深さを学んでいく、青春スポーツアニメ。
みどころ・魅力
① 実在の鎌倉が舞台の絶景ロードバイク描写
由比ヶ浜や大仏坂など、鎌倉の実在スポットを走るシーンが丁寧に描かれており、作品を見るだけで鎌倉サイクリングの気分を味わえる。風景描写へのこだわりが高く、聖地巡礼ファンにも人気の一作。
② 初心者目線で丁寧に描かれる自転車入門の楽しさ
主人公の弘美が自転車の乗り方から覚える設定のため、ロードバイクの知識がまったくない視聴者でも自然についていける。部活の仲間たちと少しずつ上達していく過程に共感しやすい。
③ ゆったりとした空気感と女子高生たちの友情
激しいレース描写よりも、仲間との交流やサイクリングを楽しむ日常シーンを重視したほのぼの系の作風。過度な緊張感なく、癒やしを求めて観たい視聴者にとって心地よいテンポで進む。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 工藤進 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 砂山蔵澄 |
| キャラクターデザイン | 大木良一 |
| 美術監督 | 黒田友範 |
| 音響監督 | 渡辺淳 |
| OP | エイオーピー「自転車に花は舞う」 |
| ED | イカさん「にじゆめロード」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「自転車部か。のんびり見られそう」と思って積んでいたのをようやく崩した、というのが正直なところだ。スポーツアニメと銘打っていても、競技で勝つことより乗ること自体の楽しさを描く系統は別物だとわかっているから、ちょうど疲れ気味だったときに選んだ。実際、1話から重くなかった。鎌倉という土地のロケーション感が映像に出ていて、「ああ、自転車で走ると気持ちいいよな」という素朴な実感が先に来る。 上田麗奈が演じる主人公ひろみの声が、最初から「この子、本当に乗れないんだな」という説得力を持っていた。ふらつく自転車と一緒に声もどこか不安定で、それがうまい。2回目に見直したとき、序盤のたどたどしさが後半との対比になっているのに気づいて、ちゃんと計算されてるな、と少し見直した。「乗れなかった」から始まる、身体で覚えていくことの話
この作品が単なる部活青春アニメではない理由は、主人公が自転車に「乗れない」ところから始まるせいだと思う。スポーツアニメの主人公は大抵、素の才能があるか、過去に実績があるかのどちらかだ。ひろみはその両方がない。幼い頃に乗っていた記憶もなく、ゼロから始める。 自転車というのは面白い乗り物で、一度乗れるようになると身体が勝手に覚えていて「乗れなかった時期」を実感として思い出せなくなる。このアニメはその「乗れない状態」の描写をしっかり時間をかけてやっていた。ふらつく、転ぶ、足をつく。それが笑いでも失敗の強調でもなく、習得の過程としてそのまま描かれている。 鎌倉という舞台が、この「身体で覚える」テーマと絶妙に合っている。坂が多い、道が狭い、海沿いの風がある。自転車で走るには決して楽な土地ではなく、それゆえに乗れるようになったときの達成感がちゃんと画面に出る。スタジオを借りた綺麗な絵ではなく、実際にロケをした背景をそのままアニメに落とし込んでいる感触があって、「この場所を走っている」という実在感がある。 高森奈津美演じる冬音が、技術的なことをひろみに教えるシーンがあるのだが、そこで「教えるのがうまい人」の声の出し方をきちんとやっていて、聞いていて気持ちよかった。知識を持っている人間が初心者に話すときの、わずかに抑えた熱量みたいなもの。知っていると思って何度か聞き直した。 このアニメが描こうとしているのは、結局「できるようになる喜び」だと思う。勝利でも友情でも成長でもなく、単に「乗れた」「走れた」という、身体と乗り物が噛み合った瞬間の、言語化しにくい感覚。その感覚をアニメという媒体でどこまで伝えられるかの実験として見ると、思ったより誠実な作品だった。特に刺さったシーン
序盤、ひろみが初めてちゃんとペダルを踏んで進めた瞬間のシーン。派手な演出があるわけじゃないが、上田麗奈の声が一瞬だけ高くなって、すぐ平静に戻る。そのわずかな「あっ」の感じが、本当に乗れた瞬間の驚きに聞こえた。演技として処理していないように聞こえるのが好きで、そこだけ何度か見返した。 久保ユリカ演じるコロネが登場するシーンも個人的に刺さっている。キャラクターの立て方として「ちょっとうるさい」感じを出しているのに、不思議とうっとうしくない。その加減が声で成立していて、キャラ自体の面白さより「声で成立している面白さ」として記憶に残った。藤原夏海の比嘉も同じで、割と素直なキャラクターなのに台詞の抑揚が微妙にずれていて、それがかえってリアルに見えた。 鎌倉の坂を下るシーンは、スピード感の出し方が地味にうまい。作画が特別派手というわけじゃないが、引きと寄りの切り替えのタイミングが体感と合っていて、自転車で坂を下ったときの「あの感じ」が来る。音楽も過剰じゃなくて、環境音が残っているのが正解だと思った。読んで見たくなったら——『南鎌倉高校女子自転車部』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スポーツアニメだけど試合より過程を見たい人
- 鎌倉・湘南エリアに土地勘があるか、行ったことがある人
- 上田麗奈・高森奈津美の芝居の幅を確認したい声優ファン
- 日常系・ゆるいノリが好きだが、完全に「何も起きない」だと退屈な人
- 自転車乗り、または乗り物に身体感覚で親しみがある人
合わない人
- スポーツアニメに熱量・逆境・ライバルとの激突を期待している人
- テンポが遅いと評価が下がるタイプ(この作品は意図的にゆっくりしている)
- キャラクターの掘り下げをメインに求めている人(話よりロケーションが前に出る)
- 作画クオリティを軸に作品を選ぶ人(安定しているが突出はしない)
次に見るなら
同じ「スポーツ × のんびり × 女子部活」の流れで、ろんぐらいだぁす!が近い。こちらも自転車ロードを扱っていて、しかも大人女性が主人公なので年齢層が上がる。競技ものではなくツーリング文化に寄っているので、南鎌倉よりさらにのんびりしている。気分で選べばいい。 もう少し日常系よりの空気感が好きならゆるキャン△が合う。自転車ではなくソロキャンプだが「一人で移動して景色を楽しむ」感触と、土地の実在感の出し方が似ている。こちらは作画クオリティが一段上がるのでそこでも満足できる。 競技色が欲しくなったときは弱虫ペダルに切り替えればいい。同じ自転車でもこちらはガチのレースアニメなので、南鎌倉の後に見るとギアが一気に上がる感覚がある。どちらが合うかわかれば、自分の「自転車アニメの好み」が把握できる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『南鎌倉高校女子自転車部』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く対応しているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。鎌倉の風景と青春サイクリングをぜひお楽しみください。
よくある質問
まとめ
『南鎌倉高校女子自転車部』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く対応しているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。鎌倉の風景と青春サイクリングをぜひお楽しみください。


