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にじよん あにめーしょん 新作アニメーション
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
かすみ、しずく、花菜、愛、奏、エマ、せつ菜、里奈、塩路子、ミア、ランジュ、歩夢の12人が、ユーに対する愛情を次々と伝える。未放送の13~15話は、NIJIYON ANIMATION Blu-rayボックスに収録されている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のキャラクターたちが登場する短編アニメシリーズ。かすみ・しずく・花菜・愛・奏・エマ・せつ菜・里奈・塩路子・ミア・ランジュ・歩夢の12人が、それぞれ個性あふれる方法でユーに対する想いを伝えていく。全15話構成で、13〜15話はBlu-rayボックスにのみ収録されている。
みどころ・魅力
① 12人それぞれの個性が凝縮された短編フォーマット
1話あたりの尺を活かし、各キャラクターのユニークな性格や関係性がギュッと詰め込まれている。普段のメインストーリーとは一味違う、ゆるくてかわいい日常の一幕が楽しめるのが最大の魅力。
② ユーへの「愛の伝え方」がキャラクターごとに全然違う
告白・プレゼント・歌・特訓など、12人がそれぞれ独自のアプローチでユーへの愛情を表現する。誰のエピソードが一番自分らしい?とキャラ推しの視点でも楽しめる構成になっている。
③ Blu-ray限定エピソードを含む全15話の完全収録
配信では観られない13〜15話がBlu-rayボックスに収録されており、本作をコンプリートするための特典的な魅力もある。ファンにとって見逃せない内容が詰まっている。
キャスト・声優一覧
























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書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
にじさんじの4コマアニメがアニメ化、と聞いたとき、正直なところ「ファングッズの延長線上だろう」と思っていた。見始めたのも義務感に近い気持ちだったのは否定しない。ところが数話見て気づいたのは、これが単なるキャラクター消費コンテンツではなく、「ユーへの愛を12人が順番に伝えていく」という構造の時点で、制作側がすでに勝算を持っていたということだ。2回目に見たとき、各キャラクターの「伝え方の差」が全部違って見えた。口数の多いキャラクターと、ほとんど表情だけで終わるキャラクターとが同じ5分枠に入っているのに、どちらも同じ重さで伝わってくる。4コマという制約が、むしろ感情の密度を上げている。
「好き」の言い方が12通りあるという、当然すぎて見落としがちな話
このアニメの構造は単純だ。12人のキャラクターが、ユーに対して愛情を伝える。それだけ。でもその「単純さ」を誠実に突き詰めた結果として、これはただのファンサービスを超えている。
注目したいのは、各キャラクターが「同じ感情をまったく違う回路で表現する」という点だ。声に全力を乗せるキャラクターがいれば、何でもないふりをしながら照れ隠しする子もいる。理屈を積み上げてから告白する子もいるし、気づいたら体が動いていたみたいな子もいる。これはそのままキャラクターの「在り方」そのものの反映で、12人が12人とも「自分のやり方でしか愛情を伝えられない」という話になっている。
楠木ともりが演じる優木せつ菜の場面は特にその対比が際立っていた。情熱という言葉を体現するようなキャラクターが、ユーへの気持ちを伝えるとき、あの「大きな声で言いきること」と「言ったあとの一瞬の沈黙」の組み合わせが楠木の声でようやく成立するバランスになっている。声に熱があるのに、そこに必ず少しの脆さが混じるのが楠木ともりの特徴で、それがせつ菜の「強さの内側にある不安定さ」をスペシャル版でも正確に描いていた。
一方、鬼頭明里が演じる近江彼方の回は、正反対のアプローチだ。彼方はいつも眠そうで、言葉もどこかぼんやりしている。それなのに伝わる重さは他の子と変わらない。鬼頭の声のテクスチャが持つ「柔らかい体温」みたいなものが、彼方の愛情表現を全部包んでしまうから、言葉が少なくても余白が埋まる。
この作品が単なる「ファン向けの豪華版映像集」ではなく、ちゃんとアニメとして機能しているのは、各キャラクターの「伝え方の個性」が設定として存在するのではなく、演出と演技の中にしっかり埋め込まれているからだと思う。4コマの制約の中で、5分弱の尺でそれをやりきっているのは、思っていたより難しい仕事だ。
特に刺さったシーン
楠木ともりのせつ菜が、ユーへの気持ちをほぼ一息で言い切る場面。「好き」という単語を使わずに、全部の熱量をセリフの密度と速度で伝えるあの構成は、脚本と演技が完全に噛み合ったときにしか出ない質感だった。最初に見たときは勢いに圧倒されて流れてしまったのだが、2回目に見直して「言い終わった直後に一回だけ目を伏せている」のに気づいて、ちょっとそこで止まった。楠木ともりはああいう「大きな感情のあとの、ちいさなほころび」を入れるのが巧くて、それがせつ菜というキャラクターの強度を崩さずに人間らしくする効果をちゃんと果たしている。
あと、近江彼方の回の「間」が好きだ。普通の5分枠なら情報を詰めたくなるところを、あえてゆっくり呼吸させている。眠気と穏やかさの境目にいるキャラクターにはあの間が必要で、鬼頭明里の声がその空白を意味のある沈黙に変えていた。
読んで見たくなったら——『にじよん あにめーしょん 新作アニメーション』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の本編を見ていて、キャラクターへの解像度が一定以上ある人
- にじさんじの4コマ原作を読んでいた、またはTVシリーズを追いかけていたコアファン
- 楠木ともり・鬼頭明里の演技を「声で追う」タイプのリスナー
- 5分アニメという短尺フォーマットの密度の高さをちゃんと楽しめる人
合わない人
- 虹ヶ咲本編未視聴でキャラクターを知らない人(前提知識なしでは感情移入しにくい)
- ストーリーの起伏や展開を楽しみたい人(これは雰囲気と感情の作品)
- アイドルアニメのファン文化的なノリが肌に合わない人
次に見るなら
同じ虹ヶ咲の世界が好きなら、まずラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のTVシリーズを追うのが正道。「ユー」という存在への各キャラクターの向き合い方が本編でしっかり描かれているので、スペシャル版の各シーンの重みが全然変わってくる。
4コマ原作×日常系コメディという軸ならぼっち・ざ・ろっく!も近い。題材はバンドだが、短い尺でキャラクターの感情を積み上げる密度の高さは共通する。楽しみ方の回路が似ている。
声優の演技を軸に追いたいならかげきしょうじょ!!(影木少女!!)を推す。楠木ともりは出ていないが、声で感情の複雑さを伝える演技の密度という点では同じ系譜の作品で、音楽・芸術系アイドルアニメのファンが次に見るには理屈がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『にじよん あにめーしょん 新作アニメーション』はdアニメストアで視聴できます。虹ヶ咲メンバー12人がユーへの想いを伝えるかわいくてテンポよい短編シリーズです。Blu-ray限定の13〜15話と合わせて楽しむことで、本作の魅力をより深く味わえます。
よくある質問
まとめ
『にじよん あにめーしょん 新作アニメーション』はdアニメストアで視聴できます。虹ヶ咲メンバー12人がユーへの想いを伝えるかわいくてテンポよい短編シリーズです。Blu-ray限定の13〜15話と合わせて楽しむことで、本作の魅力をより深く味わえます。









