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にょろーん☆ちゅるやさん
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kyoto Animation |
4コマ漫画の「ニョロン長門有希ちゃん」のアニメ化作品。『涼宮ハルヒ』のキャラクターをベースにした、元気で行動的なつるやが主人公。チュルやはスモークチーズに強い情熱を持つ少女。キョンと仲間たちはこの弱点を知っており、スモークチーズを報酬にして、彼女にいろいろなことをさせている。だが、チュルやはそのことに気づいていない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラクターをベースにした、4コマ漫画のONAアニメ化作品。スモークチーズへの異常な情熱を持つちゅるやさんが主人公で、キョンをはじめとする仲間たちはその弱点を熟知。「スモークチーズをあげるから○○して」と彼女を手玉に取るが、当のちゅるやさんはまったく気づいていない。短編コメディならではのテンポのよさと、独自のゆるい世界観が魅力の作品です。
みどころ・魅力
① スモークチーズ一本で回る爆笑のギャグ構造
スモークチーズへの純粋すぎる執着が生む毎話のボケと、仲間たちのドライなツッコミの繰り返しが笑いを生む。シンプルだからこそテンポが速く、テンポが速いからこそ飽きない。短編コメディの醍醐味が詰まっています。
② 原作パロディを知っていると倍楽しい
『涼宮ハルヒ』のキャラクターたちがデフォルメされ、本編とは真逆のゆるゆるした関係性で描かれます。原作ファンにとっては「あのキャラがこんなに脱力系に」という意外性がそのまま笑いどころになっています。
③ 1話数分のONA形式で隙間時間にサクッと見られる
1話あたりの尺が非常に短いONA作品のため、通勤・休憩・就寝前などの隙間時間に完結して楽しめます。シリーズ全体も短くまとまっており、気軽にコンプリートできるのも嬉しいポイントです。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 武本康弘 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | いとうのいぢ |
| 音楽 | 神前暁 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ハルヒのスピンオフONAがあると聞いたのはだいぶ前のことで、「にょろーん☆ちゅるやさん」というタイトルで一瞬止まった。にょろーんって何だ。ちゅるやさんて誰だ。主人公がハルヒでも長門でもみくるでもなく、鶴屋さん——それも超絶SD化された鶴屋さん——だとわかった段階で、だいたいのことは察した。 最初に見たとき、「これは2〜3分の単発コントの連作だ」とすぐにわかった。構造はシンプルで、ちゅるやさんがスモークチーズで操られ、なんかやらされて、最終的に「にょろーん」と言う。以上。2回目3回目と見ていくと、そのワンパターンさを当然のものとして受け入れていく自分に気づく。むしろ「今回のにょろーんはどんな感じか」を予測しながら見るようになっていて、脳の変容が起きている。ハルヒ二期の空白を埋めようとしてたどり着いた人間の末路がこれだ。スモークチーズ一個で人を動かす、コントの様式美
4コマ漫画原作の短編アニメをなめてはいけない。「にょろーん☆ちゅるやさん」は、1エピソード2〜3分・ワンオチの繰り返しという構造の中に、コメディとして成立するための条件をきわめて精巧に守り抜いている。 このONAの仕組みは単純だ。ちゅるやさんはスモークチーズに目がない。キョンたちはそれを知っている。スモークチーズを餌に、いろんなことをやらせる。ちゅるやさんはスモークチーズが手に入ると信じて動く。最終的にはだいたい裏切られるか失敗して「にょろーん」になる。この構造は全エピソードを通してほぼ変わらない。 変わらないから面白い、というのはコントの基本原理だが、ここでのポイントは「変化する部分と変化しない部分の配分」だ。不変なのはちゅるやさんのスモークチーズへの渇望と「にょろーん」で終わる結末。可変なのは「何をやらされるか」「どういう経緯で失敗するか」の中身だけ。視聴者はその可変部分にだけ集中できるので、2〜3分でしっかりオチが立つ。 あと、単純に「にょろーん」という音が面白い。語感が良い。平野綾や茅原実里が出ていた本家ハルヒシリーズのシリアス展開とのギャップを知っているファンほど、このゆるさが沁みる。本編でどれだけ重たい台詞を積み重ねてきた声優たちが——キョンの杉田智和も含め——スモークチーズで操られるSD少女のコントに参加しているというだけで、それは既に笑いの種になっている。本編の古泉役・小野大輔の知的なトーンを知っていると、同じ世界観でこういう使われ方もするのかという妙な感慨がある。 「単なるギャグアニメ」として流すより、「4コマコントのアニメ化として完成した何か」として見たほうが発見がある。TV放送アニメの水準を期待して見ると肩透かしを食うが、ONAという媒体でこの様式を選んだことは、むしろ正しかったと思う。毎回2分でまとまっているからこそ、飽きずに全話見られる。特に刺さったシーン
スモークチーズを目の前にしたちゅるやさんが、瞳をキラキラさせる瞬間が何度見ても刷り込まれる。SD化されたキャラクターのくせに、スモークチーズへの執着の描写だけ妙にエネルギーが込もっているのが笑いを加速させる。 杉田智和のキョンが、いつもの淡々としたトーンでちゅるやさんの行動に突っ込むシーン——本編でどれだけ重たい語りをこなしてきた人が、スモークチーズ一個のために走り回るSD少女を横目に呆れ声を出している——という状況そのものが面白い。「キョンの声はこういう使い方もある」と思えてくる。 「にょろーん」のタイミングも見どころで、毎回微妙にトーンが違う。失敗の深刻度が音で伝わってくる気がして、2〜3周すると次のにょろーんを予測しながら「今回は長めか短めか」と分析し始める自分がいて、少し怖い。読んで見たくなったら——『にょろーん☆ちゅるやさん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ハルヒシリーズを本編から通して見ているファン
- 4コマ特有のワンオチ繰り返し構造が苦にならない人
- 「にょろーん」という音が何となく好きになれる人
- 1話2〜3分・隙間時間にちょうどいいアニメを探している人
- SD・デフォルメキャラを見ていて苦痛でない人
合わない人
- ハルヒ本編を見ていない(笑いの前提が伝わらない)
- 物語の進展・キャラクターの成長を期待している人
- 「同じパターンの繰り返し」を退屈に感じる人
- ONA特有の映像クオリティにシビアな人
次に見るなら
長門有希ちゃんの消失——同じハルヒ世界をベースに、長門有希が普通の女の子になったifストーリー。にょろーんほど尖ったギャグではないが、ゆるいほうのハルヒ世界が好きならこちらも相性がいい。茅原実里の演じる長門がまったく別の顔を見せていて、本編ファンほど引きずられる。 日常——繰り返し構造のギャグアニメとして、完成度では頭一つ抜ける。ちゅるやさんのような「単一の欲求に全力で振り回されるキャラクター」が好きなら、笑いのリズムが刺さる可能性が高い。1話を見て合うかどうかわかる。 ポプテピピック——ワンオチ・繰り返し・意味のない展開を様式美として楽しめる感覚を持っていると確信したなら次はこれ。「にょろーんを笑えた自分」は、ポプテピピックの視聴者として十分成立している。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『にょろーん☆ちゅるやさん』はdアニメストアで配信中です。短編ながらもスモークチーズギャグの完成度が高く、ハルヒシリーズのファンはもちろん、ゆるいコメディが好きな方にも楽しめる作品です。気軽に全話通して視聴できますので、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『にょろーん☆ちゅるやさん』はdアニメストアで配信中です。短編ながらもスモークチーズギャグの完成度が高く、ハルヒシリーズのファンはもちろん、ゆるいコメディが好きな方にも楽しめる作品です。気軽に全話通して視聴できますので、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。