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境界線上のホライゾンII
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Sunrise |
三河紛争の混乱に乗じて、トーリと仲間たちはテスタメント連合からホライゾンの救出を試みる。浮遊都市武蔵が次の目的地イングランドへ向かう中、トレス・エスパーニャは英国勢力との戦争に向けて艦隊を準備している。ホライゾンの感情を取り戻すという冒険がクライマックスを迎える中、物語は新たな局面へ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
三河消滅の混乱を経て、浮遊都市艦・武蔵とトーリたち極東の生徒会・武蔵アリアダストは、テスタメント連合の包囲を切り抜けながら次なる局面へと進んでいく。感情を失ったホライゾンを取り戻す戦いは新たな段階へ移り、舞台はトレス・エスパーニャ、そしてイングランドへと広がっていく。世界の歴史を再現する「聖譜」をめぐり、各国の思惑と戦争の足音が交錯するなか、トーリは「全員でハッピーエンドを掴む」という無謀な誓いを胸に、仲間たちとともに巨大な歴史の渦へと身を投じていく。みどころ・魅力
① 加速する超情報量の群像劇
膨大なキャラクターと用語が飛び交う本作だが、II期では関係性の整理が進み、各勢力の思惑が一気に動き出す。前作で蒔かれた伏線が連鎖的に回収されていく構成は圧巻で、世界観に没入できた視聴者ほど中盤以降の展開に引き込まれていく。② SUNRISE作画による圧巻のバトル演出
神州・三征西班牙との大規模戦闘や、術式と兵装が入り乱れる空中戦は迫力満点。ケレン味あふれる必殺の応酬と、緻密に描き込まれた浮遊都市艦の描写が画面を彩り、シリーズ随一のスペクタクルを生み出している。③ トーリとホライゾンの物語の核心
「感情を取り戻す」というシリーズの根幹テーマが大きく前進する。ふざけた言動の裏にある王のトーリの覚悟と、ホライゾンとの関係性が深く掘り下げられ、笑いとシリアスが交錯するクライマックスへと収束していく。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小野学 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| 原作 | 川上稔 |
| 原案キャラデザ | さとやす |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 永井一男 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 茅原実里「ZONE//ALONE」 |
| ED | 結城アイラ「悲しみは誰の願いでもない」 |
| ED | 奥井雅美「ソラノウタ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、1期で一度脱落している。設定資料集みたいな情報量が冒頭から押し寄せてきて、誰が何の勢力で、なぜ歴史をなぞり直しているのか、三話あたりで頭の中の整理棚が崩れ落ちた。それでも「あの密度をもう一度くぐったら何か見えるかもしれない」という未練だけが残って、結局IIに手を出した。最初は身構えていたのに、二回目で気づいたのは、全部を理解しようとするから溺れるんだということ。トーリという男が「取り戻す」とだけ言い続けるのを軸にして見ると、複雑な政治劇の海に浮き輪が一個できる。そこからは案外、流れに乗れた。
「好きだ」と言い張ることが、世界をひっくり返す——感情を取り返すための戦争の話
このシリーズ、表面はテスタメント連合だの三河紛争だの英国との開戦準備だの、ひたすら勢力図と歴史再現のパズルに見える。でもIIを通して見ると、その全部が一個のシンプルな問いに奉仕しているのが分かってくる。感情を失った存在の、その感情を、世界の理屈を全部敵に回してでも取り戻していいのか、という問い。ホライゾンの救出は、ただの人質奪還じゃない。彼女が手放した「気持ち」そのものを、武装という形で一個ずつ回収していく旅だ。ここが効いている。普通の作品なら「気持ちは大事」で終わるところを、この話は気持ちを物理的な戦力として、文字通り戦争の規模で扱う。怒りも、嫉妬も、後ろ向きな感情すら捨てるべきものとして描かない。全部ひっくるめて人間で、全部抱えてこそ取り戻す価値がある、と言い切る。
そしてその真ん中にいるのが、女好きでふざけてばかりのトーリだ。誰よりも軽薄に見える男が、いちばん重いことを大声で宣言する。世界が「諦めろ」と理屈を並べる場面で、彼だけが理屈を蹴って「好きだから取り返す」と言う。1期で複雑さに溺れた私が、IIでようやく息ができたのは、この単純さが全部の設定を貫いているのに気づいたからだった。複雑なのは世界のほうで、人間のやることはいつも一個だけ、という構造。これは単なる学園ハーレム×戦記ものじゃなくて、感情を持つことの正当性を巡る、やたら声のでかい肯定の物語なんだと思う。
特に刺さったシーン
終盤、トーリが全部を背負って自分の気持ちをぶちまける展開。福山潤の声が、いつものふざけたトーンから一段ギアが落ちて、芯だけになる瞬間がある。あの切り替わりで鳥肌が立った。ふざけている時間が長いキャラほど、本気の一言が重くなる——その設計を声で完成させている。あと個人的にずっと唸っていたのが、序盤の夫婦の対決シーン。杉田智和が演じる立花・宗茂の、戦士としての低い構えと、相手への情がにじむ声の落差が良くて、二回目はここで一度止めて巻き戻した。沢城みゆきの本多正純が淡々と場を仕切る冷たさ、堀江由衣のメアリー・スチュアートの抱える諦念、小野大輔の点蔵が場を緩めるテンポ——この座組が一人も遊んでいない。情報量で殴ってくる作品なのに、結局いちばん覚えているのは声の温度なのが面白い。
読んで見たくなったら——『境界線上のホライゾンII』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 設定資料を読み込むのが苦じゃない、むしろご褒美だと感じる人
- 群像劇で「全員に見せ場がある」状態が好きな人
- ふざけた主人公が本気を出す落差にやられるタイプ
- 1期で挫折したけど、まだ未練が残っている人(私だ)
合わない人
- 予習なしで一回見て全部把握したい人
- 固有名詞と勢力名が大量に飛び交うとストレスになる人
- 主人公の軽薄なノリが生理的に受けつけない人
次に見るなら
トーリの「言い張る力」にやられたならコードギアス 反逆のルルーシュ。同じ福山潤が、世界の理屈を意志でねじ伏せる主人公を演じている。宣言で物語を動かす快感が地続きだ。
あの情報密度そのものが好物になったならとある魔術の禁書目録。設定の洪水と膨大なキャラを、勢いで押し切る構造が近い。読み解く楽しさで戦うタイプの作品。
感情を戦力規模で肯定する熱が刺さったなら革命機ヴァルヴレイヴ。理屈より気持ちを優先して暴走していく、声のでかい群像劇として並べて見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『境界線上のホライゾンII』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれも見放題作品としてラインナップされているため、月額プランに加入していれば追加料金なく楽しめます。アニメ作品を幅広く扱うこれらのサービスなら、前作『境界線上のホライゾン』とあわせてシリーズを一気に視聴することもできます。


