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ファイ・ブレイン 〜神のパズル 第2シリーズ
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
カイト・ダイモンは、権力を求めるPOGの与え手たちとの戦いを続ける。謎解きはさらに難しく危険になっていく。既にチームメンバーが寝返った中で、カイトは次々と仕掛けられる致命的なパズルを解き、伝説の神のパズルにたどり着けるのか。そして、すべてのパズルを解くことができるのだろうか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
謎解き天才・カイト・ダイモンは、権力を狙う秘密組織POGの「与え手」たちとの戦いをさらに続けていく。第2シリーズでは謎解きの難度と危険度が一段と増し、仲間が敵方に寝返るという衝撃的な展開も待ち受ける。孤立しながらも次々と仕掛けられる命がけのパズルに挑むカイトが、伝説の「神のパズル」へどう迫るのかが描かれる。みどころ・魅力
① 命がけのパズルバトルがさらに過激に
第1シリーズの緊張感を上回る難解かつ危険なパズルが次々と登場。解けなければ死という極限状況の中で、カイトの天才的な閃きと集中力が炸裂するシーンは思わず手に汗握る展開が続く。② 仲間の裏切りという衝撃の人間ドラマ
信頼していたチームメンバーが敵側に寝返るという予想外の展開が、物語に深みを与える。単なる謎解きアクションを超えた、裏切りや葛藤を描く人間ドラマとしての側面が第2シリーズの大きな魅力のひとつ。③ 「神のパズル」をめぐる謎の核心へ
シリーズ全体の核心テーマである伝説の「神のパズル」の正体に少しずつ迫っていく構成が秀逸。謎が謎を呼ぶ重層的なストーリー展開が、最後まで視聴者を引きつけて離さない。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 遠藤広隆 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 関島眞頼、佐藤順一 |
| キャラクターデザイン | 佐々木洋平 |
| 音楽 | 井筒昭雄 |
| 美術監督 | 中村典史 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | ナノ 「Now or Never」 |
| ED | アモフライト「スーパーステップ」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
NHKアニメのパズルもの、というだけで最初は少し距離を置いて見ていた。教育的なにおいがするというか、牙を抜かれた作品になってないかという警戒心がどこかにあった。1期を流し見したあとに2期が来たと知って「あ、続いたんだ」という、半分驚きの感情で手を伸ばしたのが正直なところだ。
ところが蓋を開けると、1期よりずっと踏み込んでいた。チームが瓦解しかけた状態から始まり、敵側のキャラクターたちが妙に血肉を帯びていて、気づいたら2周目に入っていた。2回目で気づいたのは、敵として出てくる連中の造形が単純な悪役じゃないことで、初見では流してしまったセリフがいちいち引っかかってくる。
天才の孤独を埋めるのは、同じ狂気を持つ人間だけだという話
ファイ・ブレイン2期が描いているのは、パズルという名の「自分と同じ種類の人間を探す旅」だと思っている。カイトを取り囲む人間関係は、1期の時点でもはや普通の友情とは呼べないものだった。パズルで命を懸け、パズルで繋がる。その関係性の歪さがこの作品の核にある。
2期で登場するルークたちは、カイトの「鏡像」として機能している。同じレベルの才能を持ちながら、その才能を別の方向に使った人間たち。対立しているようで、実は誰より理解し合っている。そこに杉田智和演じるピノクルや、宮野真守演じるビショップのような個性が加わることで、「天才の集団」の内側がどれだけ孤独に満ちているかが浮き上がってくる。
特に印象に残るのは、逆之上ギャモンの立ち位置だ。福山潤のあの声が乗ったギャモンは、1期から一貫してカイトに突っかかりながらも離れない。天才の隣に居続けるツンデレの亜種、とも言えるが、それはつまり「カイトほどの相手としか生きていけない」という絶望の裏返しでもある。彼がパズルに向かう姿勢の中に、承認ではなく「接続」を求める人間の切実さがある。
NHKアニメだから毒が薄いかというと、むしろ逆だった。ライフ・オア・デスのパズルという設定を、2期はよりサイコロジカルな方向に使っている。知恵比べの向こうに「なぜお前はそこまでパズルにこだわるのか」という問いが常に透けて見える。その答えが出るたびに、キャラクターが少し怖くなる。怖くなるから、目が離せない。
特に刺さったシーン
終盤、カイトと宿敵が対峙する流れの中で、互いの過去が交差していく場面がある。ここでの櫻井孝宏の芝居が恐ろしく静かで、感情を抑えた声のトーンがかえって圧迫感を作っていた。怒鳴るでも嘆くでもなく、ただ淡々と言葉を置いていく。その重さは2回目に見てやっと全部乗ってくる種類のもので、初見では情報量に追われて聞き逃す層がある。
小野大輔演じるダウトが絡む中盤のシーケンスも外せない。敵側のキャラクターなのに、どこかで感情移入してしまう瞬間がある。それは小野大輔の声が持つ独特の「迷いの含み方」のせいだと思う。悪役なのに揺れている、というのを声だけで表現できる人だと改めて気づかされた。
BGMは派手なアクション向けと思いきや、パズルを解く静寂のシーンに薄く敷かれる音が妙に記憶に残る。プレッシャーをオーバーに煽らず、ただそこに「時間が流れている」感覚を出すだけの音楽設計で、NHK本体のプロダクションらしい落ち着きがある。
読んで見たくなったら——『ファイ・ブレイン 〜神のパズル 第2シリーズ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 豪華声優陣のアンサンブルを堪能したい人(櫻井・杉田・福山・小野・宮野が揃うだけで耳が幸せになる)
- 少年漫画的な熱さより、サイコロジカルなキャラクター対立が好きな人
- 「天才同士が本気でぶつかる」構図に弱い人
- NHKアニメのプロダクション品質(崩れない作画・丁寧な音響)を評価できる人
- 1期から続けて見る体力がある人(2期単体では人間関係の重みが半減する)
合わない人
- パズルの内容自体に知的興奮を求めている人(謎解き要素はあくまでドラマの装置)
- テンポが速い展開を好む人(キャラクターの内面描写にかなり時間を割く)
- 1期を見ていない人(2期から入るとキャラクター関係の積み重ねがごっそり抜ける)
次に見るなら
カイジ 人生逆転ゲーム(2007)——ゲームで命を懸けるという構造が近い。こちらはよりドライで容赦がなく、天才の美学より「普通の人間が追い詰められたとき何をするか」を描く。ファイ・ブレインの心理戦の緊張感が好きなら次の一手として間違いない。
ノーゲーム・ノーライフ(2014)——ゲームの勝敗が世界に直結する設定と、圧倒的な才能を持つ主人公という点で共鳴する部分が多い。こちらはテンポが速く、コメディ要素も強めで、ファイ・ブレインより軽めに見られる。
バトルゲーム in 5秒後(2021)——能力バトルの皮をかぶった頭脳戦ものとして。ルールを読む・隙を突くという知的な対立の楽しさが近い。声優陣も濃く、キャラクターの狂気度はファイ・ブレイン2期より高め。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ファイ・ブレイン 〜神のパズル 第2シリーズ』は、U-NEXTで視聴できます。第1シリーズから続けて楽しみたい方も、U-NEXTであればシリーズをまとめて確認できます。命がけのパズルバトルと予測不能な人間ドラマを、ぜひU-NEXTでお楽しみください。

