GODZILLA -怪獣惑星-

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2017GODZILLA -怪獣惑星-

GODZILLA -怪獣惑星-

★ 3.1 / 5.0アクションSF
放送年2017年
フォーマット劇場版
話数1話
原作その他
制作POLYGON PICTURES

巨大生物「怪獣」の出現と、すべての怪物を破壊する究極の存在ゴジラにより、半世紀にわたる戦闘が勃発した。人類は次々と敗北を経験し、ついに地球からの逃亡を計画する。2048年、中央政府が管理するAIに選ばれた者たちだけが、星間移民宇宙船「アラトラム」に乗船した。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

巨大生物「怪獣」が次々と出現し、地球はかつてない危機に陥る。あらゆる怪物を凌駕する究極の存在「ゴジラ」の登場により、人類は半世紀に及ぶ戦いを強いられ、敗北を重ねた末に母なる星を捨てる決断を下す。2048年、中央政府の管理するAIに選ばれた者だけが、星間移民宇宙船「アラトラム号」に乗り込み地球を脱出した。だが移住先の惑星は人類が生存できる環境ではなく、選択肢を失った彼らは「地球奪還」という最後の賭けに望みを託す。再び故郷の地を踏んだ青年ハルオが目にしたのは、想像を絶する姿へと変貌した世界だった。

みどころ・魅力

① ゴジラ史上初の本格アニメーション映画

長い歴史を誇るゴジラシリーズが、初めてフルアニメーションの長編として描かれた記念碑的作品です。実写では表現が難しかったスケール感や、荒廃した未来の地球の風景が、アニメならではの映像表現でダイナミックに立ち上がります。シリーズの新たな扉を開いた一作として見逃せません。

② 1万年後の地球という大胆な世界観

人類が脱出してから2万年(地球時間)が経過した変わり果てた地球が舞台。生態系の頂点に立つゴジラを中心に再構築された自然や、見たこともない巨大植物・生物が広がる世界は、SFとしての想像力に満ちています。「人類は本当に地球を取り戻せるのか」という重厚なテーマが物語を貫きます。

③ 虚淵玄が手がける硬派なシナリオ

『まどか☆マギカ』などで知られる虚淵玄が脚本に参加し、絶望的な状況での人類の選択と葛藤を骨太に描き出します。単なる怪獣バトルにとどまらず、復讐心や生存をめぐる人間ドラマが緊張感を生み、三部作の幕開けにふさわしい重みのある物語に仕上がっています。

キャスト・声優一覧

ハルオ・サカキ
ハルオ・サカキ
メイン
›
宮野真守
メトフィエス
メトフィエス
メイン
›
櫻井孝宏
ユウコ・タニ
ユウコ・タニ
メイン
›
花澤香菜
マーティン・ラッザリ
マーティン・ラッザリ
メイン
›
杉田智和
アダム・ビンデバルト
アダム・ビンデバルト
メイン
›
梶裕貴
ムルエル・ガルグ
ムルエル・ガルグ
メイン
›
諏訪部順一
ゴジラ
ゴジラ
メイン
›
ウンベルト・モーリ
ウンベルト・モーリ
サブ
›
堀内賢雄
エリオット・リーランド
エリオット・リーランド
サブ
›
小野大輔

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スタッフ

監督瀬下寛之、静野孔文
シリーズ構成虚淵玄、村井さだゆき
原作虚淵玄
原案キャラデザコザキユースケ
キャラクターデザイン森山佑樹
美術監督渋谷幸弘
音響監督本山哲
EDザイ「WHITE OUT」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

アニメのゴジラ、というものがあるのは知っていた。知っていて、ずっと避けていた。着ぐるみが街をなぎ倒すあの重量感こそゴジラだろう、それをCGの絵で置き換えて何が残るんだ——そんな斜に構えた理由で、公開当時はスルーしていた。重い腰を上げたのは、配信の一覧に並んでいるのをたまたま見かけて、「まあ一本くらいなら」という軽い気持ちだった。で、開始から二十分で姿勢が変わった。これはゴジラ映画の皮をかぶった、もっと陰気で容赦のない話だと気づいたからだ。最初に見たときの印象はただ「暗い」。少し時間を置いてもう一度見たときの印象は「暗いことに、ちゃんと理由がある」。この差が、わざわざ語りたくなった理由でもある。怪獣プロレスを期待して開いた人ほど、たぶん最初は戸惑う。

勝てない相手に、それでも帰る——憎しみを燃料にした帰還の話

この作品は単なる怪獣バトルではなく、「もう負けが確定している相手に、それでも挑み続ける人間」をひたすら見せてくる話だ。人類はゴジラに地球を追われ、星間移民船で逃げ出した。けれど移民先は生存に向かず、戻るしかなくなる。亜光速の航行で船内では二十年、地球では二万年が過ぎている。帰ってきた故郷は、もう自分たちのものではない。この時間のねじれの設定が効いていて、彼らが取り戻そうとしている「故郷」は、厳密にはもうどこにも存在しない。それでも帰る。理由は希望ではなく、憎しみだ。

面白いのは、その憎しみが否定的にも肯定的にも描かれないところだ。前に進む燃料として、それしか残っていない。だからこの映画の人物たちは、勇敢というより取り憑かれている。物語の発端を作った虚淵玄らしい、救いを安売りしない筆致で、人類に同行する異星種族の描き方にもそれが滲む。信仰に重心を置く者たちと、テクノロジーに賭ける者たち。櫻井孝宏が演じる神官メトフィエスの、穏やかなのにどこか底が見えない声運びは、この「信じることで前に進む」側の不気味さをよく担っている。終盤、彼らが「勝った」と思った瞬間に突きつけられるものを見れば、この作品が描こうとしているのが勝利譚の真逆——自分より大きすぎる存在の前で、人間の意志がどれだけちっぽけかという話だと分かる。怒りは人を動かすが、人を満たしはしない。一本通して、その冷たい事実だけがずっと鳴り続けている。

特に刺さったシーン

終盤、ようやく標的を倒した——と全員が信じた直後の展開だ。地面そのものが持ち上がるあの瞬間、劇場の低音が腹に響く設計になっていて、勝利の高揚を一拍で絶望に塗り替えてくる。あそこで思わず椅子の背に体を預けてしまった。声の芝居も効いている。作戦を支える花澤香菜のユウコ・タニは、感情を張り上げない。淡々と数字と指示を読み上げる抑えた声だからこそ、状況が崩れたときの一瞬の震えが刺さる。テクノロジー側の技術者ムルエル・ガルグを演じる諏訪部順一も良くて、機械への信頼を半ば信仰のように語るあの低い声が、計画が破綻する局面で硬さを増していく。杉田智和の学者マーティン・ラッザリ、梶裕貴のアダム・ビンデバルトといった面々の落ち着いた声がベースにあるぶん、破局の落差が際立つ。一度見たあとに頭から離れなかったのは、派手な戦闘ではなく、この「勝ったと思わせて落とす」呼吸の作り方だった。

読んで見たくなったら——『GODZILLA -怪獣惑星-』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 時間のねじれや相対論的な設定を真顔で組み込んだSFが好きな人
  • 救いの薄い、容赦のない話を最後まで見届けられる人
  • ゴジラを「怪獣」ではなく、人間の無力さを映す壁として見たい人
  • 虚淵玄の、希望を安売りしない語り口に馴染みがある人

合わない人

  • 着ぐるみゴジラの肉弾戦・怪獣プロレスを期待している人
  • 主人公には前向きであってほしい、感情移入で乗りたい人
  • 一本で話がきれいに完結してほしい人(三部作の一作目で、引きを残して終わる)

次に見るなら

同じスタジオのCG表現と、巨大な敵から逃げ続ける人類という構図が好きならシドニアの騎士。船に閉じ込められた人類が、勝てない相手と向き合い続ける息苦しさが地続きで、こちらのほうが主人公の体温は高い。

とにかく陰鬱で広大なディストピアSFに浸りたいならBLAME!。人の都合を無視して膨張し続ける世界の冷たさが、本作の「もう自分たちのものではない地球」と通じる。

虚淵玄の手触りでSFを追いたいなら楽園追放。重い思弁と派手なアクションのバランスが良く、本作の重さがきつかった人にはこちらが入り口として優しい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT—¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『GODZILLA -怪獣惑星-』は、DMM TVで視聴することができます。シリーズ初のアニメ映画を高画質で楽しみたい方は、DMM TVをチェックしてみてください。続く三部作をまとめて追いかけたい方にもおすすめの配信サービスです。

よくある質問

Q. 『GODZILLA -怪獣惑星-』はどこで配信されていますか?
A. 本作はDMM TVで配信されています。アニメ映画として高い映像クオリティを楽しめるので、大画面でじっくり鑑賞するのがおすすめです。
Q. 実写のゴジラを知らなくても楽しめますか?
A. はい、本作は独自の世界観で描かれた新しいゴジラ作品なので、過去のシリーズを知らなくても問題なく楽しめます。SFアニメとして初見の方にもおすすめです。
Q. この作品は三部作の何作目ですか?
A. 『GODZILLA -怪獣惑星-』はアニメ映画三部作の第1作にあたります。物語はこの後の作品へと続いていくため、まず本作から鑑賞するのがおすすめです。
Q. 脚本は誰が担当していますか?
A. 『魔法少女まどか☆マギカ』などで知られる虚淵玄が脚本に参加しています。重厚で硬派なドラマ性が本作の大きな魅力となっています。

まとめ

『GODZILLA -怪獣惑星-』は、DMM TVで視聴することができます。シリーズ初のアニメ映画を高画質で楽しみたい方は、DMM TVをチェックしてみてください。続く三部作をまとめて追いかけたい方にもおすすめの配信サービスです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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