※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | MADHOUSE |
方南学園の閉鎖された「ストライド」部を舞台とした物語。1年生の藤原武と桜井奈々が部活を再開しようとするが、チームに6人必要。矢神陸の入部を勧めるも断られる。しかし2人は陸をクラブルームに連れ込み、説得を試みる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
方南学園に入学した藤原武と桜井奈々は、かつて活気にあふれていた「ストライド部」が休部状態にあることを知る。ストライドとは、街中を舞台にパルクールの技術を駆使して走り抜けるリレー競技。部の再開には6人のメンバーが必要だが、有力なランナーである矢神陸は入部を拒む。それでも武と奈々は諦めず、陸を説得していく。やがて集まった個性豊かな仲間たちは、夏の頂点を決める大会「エンド・オブ・サマー」での優勝を目指し、それぞれの想いを胸に走り出す。みどころ・魅力
① 街を駆け抜ける「ストライド」という競技の疾走感
本作の核となるのは、パルクールとリレーを融合させた架空のスポーツ「ストライド」。塀や階段、建物をしなやかに飛び越えながら走り抜ける描写は迫力満点で、画面いっぱいに広がるスピード感が見る者を惹きつけます。競技そのものの新鮮さが大きな魅力です。② チームをつなぐ「リレーショナー」の存在
ランナーたちの走行を音声で支え、絶妙なタイミングでリレーを指示する「リレーショナー」という役割が物語の鍵を握ります。桜井奈々がこの司令塔として成長していく姿や、声でつながるチームの一体感は、他のスポーツ作品にはない独自の見どころです。③ 個性豊かなメンバーが織りなす青春群像劇
方南学園に集った武、陸をはじめとするメンバーは、それぞれが過去や葛藤を抱えています。仲間とぶつかり合いながら絆を深め、ひとつのチームとして完成されていく過程が丁寧に描かれ、競技だけでなく人間ドラマとしても引き込まれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | いしづかあつこ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓、安楽岡花火 |
| 原案キャラデザ | ののかなこ |
| キャラクターデザイン | 王國年 |
| 音楽 | 藤澤慶昌 |
| 美術監督 | 山根左帆 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | オクト「ストライド」 |
| ED | Galaxy Standard [Reiji Suwa「Be My Steady」 |
| ED | Galaxy Standard [Reiji Suwa「You’re My Courage」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ストライドという競技、正直これで初めて知った。パルクールと駅伝を足して都会の風景に放り込んだような、走って跳んで壁を蹴って次の走者に繋ぐリレー。最初は「乙女ゲー原作の、絵が綺麗な男の子アニメね」くらいの距離感で見始めた。期待値は低かった、と言うと角が立つけれど、まあそういう温度だった。
ところが1話の終盤、街そのものをコースにして走り抜けるシーンで姿勢が変わった。スピード感の作画が想像の二段くらい上だったからだ。2回目に見たときに気づいたのは、これが「恋愛要素をほぼ削って競技ものに振り切った」作品だということ。原作を知ってから見返すと、その思い切りの良さがむしろ清々しい。走ることしか描いていない、その潔さで最後まで持っていかれた。
バトンの代わりに「声」を渡す——信頼を可視化したスポーツの話
この作品の核心は、リレーで受け渡されるのがバトンではなく「タイミングと信頼」だという一点に尽きると思っている。ストライドには走者の他に「リレーショナー」という、無線で全員に指示を飛ばす司令塔がいる。走っている本人には見えない曲がり角の先や、仲間の位置を、声だけで伝える。つまり走者は、自分の目で確認できない情報を、誰かの声を信じて全力疾走しなければならない。これは競技ルールの設定であると同時に、まるごと人間関係の比喩になっている。
単なる青春スポーツものとして見ると、構図はベタだ。閉鎖された部、集まらないメンバー、過去のわだかまり。けれどこの作品が面白いのは、「速さ」よりも「繋ぎ目」をひたすら描こうとするところにある。次の走者が走り出す踏み切りの一歩、その0コンマ何秒のズレが勝敗を分ける。誰がどれだけ速いかではなく、誰と誰の間の信頼がどれだけ研がれているか。藤原武と矢神陸という、最初は反発し合う二人の距離が、走りのリズムが噛み合う瞬間として描かれるのが上手い。説明台詞ではなく、足の運びと無線越しの呼吸で関係性を見せてくる。
恋愛ゲームが原作なのに、その関係性の機微を全部「走り」に翻訳してしまった。だから恋愛を期待すると肩透かしを食らうが、人と人がどう信じ合えるようになるかという話として見ると、これは想像以上に誠実な競技ものだ。バトンを落とさないというのは、結局のところ、相手を信じきれるかどうかの問題なのだと、見終わってから静かに思った。
特に刺さったシーン
終盤の大きなレース、無線越しに指示が飛び交うあのシーンで完全にやられた。走者の視界と、それを上から見ているリレーショナーの視界が交互に切り替わって、声と足音だけで「今、繋がった」という瞬間が立ち上がる。ここで思わず前のめりになった。映像のスピード感に音がぴたりと乗っていて、走者が次の角を曲がるその一拍前に指示が入る、あの間合いの気持ちよさは何度見ても効く。
桜井奈々を演じる花澤香菜の声も効いている。チームで唯一の女子マネージャー的な立ち位置だけれど、彼女が場を保たせる柔らかさが、男くさい競技ものの中でいい湿度をくれる。諏訪部順一の久我恭介、小野大輔の支倉ヒースといった上級生組の落ち着いた低音が、新入りの二人の青さを際立たせるのも好きだ。声の年齢差で関係性まで見せてくる。理屈ではなく、耳で関係を理解させられる作品だった。
読んで見たくなったら——『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スピード感のある作画と、街そのものを駆け抜ける映像に痺れたい人
- 勝敗そのものより、チーム内の関係性が変化していく過程を味わいたい人
- 声優の芝居でキャラの距離感を読み取るのが好きな人
- 恋愛抜きの、走ることに振り切った青春競技ものを探している人
合わない人
- 乙女ゲー原作だからと恋愛描写をしっかり期待している人
- 競技ルールが架空で、現実のスポーツとして見たい人
- キャラが多くて序盤の関係整理が面倒に感じる人
次に見るなら
走りで人と人が繋がる感覚が好きなら、まず風が強く吹いている。こちらは駅伝、文字通りタスキを繋ぐ話で、ストライドの「信頼を渡す」テーマをもっと地に足のついた形で味わえる。寄せ集めのチームが一本の線になっていく過程が見事だ。
映像の美しさと、男子チームの空気感に惹かれたならFree!。水泳という違う競技ながら、仲間との距離が泳ぎを通して描かれる構造はよく似ている。光と水の作画は一度見ておく価値がある。
チーム競技で、個々の強さより噛み合いの妙を楽しみたいならハイキュー!!。バレーのトスとスパイクの呼吸は、ストライドのバトンの繋ぎと同じ快感を別の形で届けてくれる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴することができます。複数の配信サービスで取り扱われているため、ご自身が利用しやすいサービスを選んで楽しめます。アニメ見放題に対応したプランで快適に視聴できます。
