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ハイキュー!! リエーフ見参!
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Production I.G |
イベントアニメは、人気選手の「驚くべき一面」を明かすオリジナルストーリーを描く。身長の高さを活かしてエースを目指すレフ・ハイバだが、ボールをまともに打てない。チームのコーチはイライラしながらもケンマ・コヅメにレフの練習を手伝わせる。しかし協力を続ける中で、ケンマはレフの身長が実は大きな利点になる可能性に気づく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
本作は「ハイキュー!!」のイベント上映用に制作されたオリジナルOVAで、人気選手たちの“驚くべき一面”を描く特別編です。抜群の長身を持ちながら、まだボールをまともに打てない新人レフ・ハイバ。エースを夢見る彼の不器用な奮闘ぶりに、コーチはやきもきしながらもケンマ・コヅメへ練習のサポートを命じます。当初は気乗りしないケンマでしたが、レフと向き合ううちに、その規格外の身長が実は大きな武器になり得ることに気づいていきます。本編では脇役だったキャラクターの新たな魅力が引き出される、ファン必見の一作です。みどころ・魅力
① 不器用なレフの“伸びしろ”が見える成長物語
高身長ながらボールをまともに打てないレフが、もがきながら少しずつ前進していく姿が丁寧に描かれます。完成された選手ではなく、伸びしろの塊として登場する彼の奮闘は、応援したくなる青春ストーリーそのもの。本編とは違う角度からキャラクターを掘り下げる構成が魅力です。② ケンマの視点で描かれる“観察眼と戦術”
冷静沈着なセッター・ケンマが、レフの欠点だけでなく潜在的な強みを見抜いていく過程が見どころです。短所が長所へと反転していく瞬間は、バレーボールという競技の奥深さを感じさせます。ケンマの思考をなぞることで、試合を観る目も一段と楽しくなる一編です。③ イベント上映ならではの特別感とコメディ要素
本作はイベント向けに制作された特別編で、テンポのよいコメディ描写と短編ならではの密度が魅力。シリアスな試合だけでない、キャラクターたちの素の表情やゆるい掛け合いを楽しめます。ハイキューファンへのご褒美のような、肩の力を抜いて観られる一作です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 満仲勧 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓 |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| ED | 石崎ひゅーい「星をつかまえて」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編の烏野を追いかけてる途中で、ふと「そういえば音駒側の番外編があったな」と思い出して見始めた口だ。リエーフ——レフ・ハイバが主役のOVA。正直、最初は「人気キャラの埋め合わせ的なおまけだろう」と高をくくっていた。本編の合間に挟む、軽い箸休め。だいたいその予想通りではある。ただ、2回目に見たときに印象が変わった。これ、レフの話に見せかけて、ほとんどケンマの観察日記なんだなと。レフのデカさをどう扱うか頭を抱えるチームの横で、研磨だけが別の角度から盤面を見ている。その温度差が地味に面白い。期待値を上げずに見たほうが、たぶん得をする一本だ。
「デカい」という才能を、才能のまま腐らせないための遠回り
このOVAが扱っているのは、身も蓋もなく言えば「長所は、長所のままでは何の役にも立たない」という当たり前の事実だ。レフは背が高い。それは誰の目にも明らかなアドバンテージで、本人もそこを足がかりにエースを目指している。けれど、ボールがまともに打てない。高さがあるだけでは、コートの上で意味を持たない。この、持て余した才能を前にチームが苛立つ序盤の空気が、わりとリアルだ。
面白いのは、その「使えない長所」に最初に別の使い道を見出すのが、フィジカルとは最も縁遠そうなケンマだという点。彼は派手なプレーで貢献するタイプじゃない。盤面を読んで、相手の嫌がるところに球を置く。その観察眼が、レフの高さを「打つための武器」ではなく「別の役割の武器」として測り直していく過程が、このOVAの背骨になっている。梶裕貴の研磨はあいかわらず気だるげで、感情を表に出さないぶん、思考が回っている瞬間の声の温度がわずかに変わるのが分かる。あの「……あ」みたいな、気づきの一音が上手い。
つまりこれは単なるキャラ補完の番外編ではなく、ハイキュー!!という作品がずっと描いてきた「凡庸に見える素質を、誰がどう見つけて磨くか」というテーマの、いちばんコンパクトな実例になっている。本編であれだけ尺をかけて描かれることが、ここでは30分弱に圧縮されている。だからこそ、本編を見たあとに戻ってくると「ああ、音駒はこういうチームだったな」と腑に落ちる。
特に刺さったシーン
やっぱり、ケンマがレフの高さの使い道に気づく終盤の展開だ。それまでさんざん「打てない」「使えない」と扱われてきたものが、視点を一つずらしただけで意味を変える。その瞬間の、研磨の淡々とした説明の説得力。声を張らないのに、いちばん核心を突いてくる。梶裕貴のあの抑えた芝居があるから、派手な見せ場じゃないのに妙に記憶に残る。
あと地味に好きなのが、その横で黒尾がニヤニヤしながら見ている空気だ。中村悠一の黒尾は、こういう「面倒見のいい先輩がわざと一歩引いて見守る」温度の出し方が抜群にうまい。教えるでもなく、突き放すでもなく、研磨が動くのを待っている。直接的なセリフがなくても、音駒というチームの距離感が一発で伝わってくる。本編で築かれたキャラの土台があるからこそ、こういう短い尺でも芝居が効く。ここで思わず「ああ、このチーム好きだな」と呟いてしまった。
読んで見たくなったら——『ハイキュー!! リエーフ見参!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を見ていて、音駒——特にケンマと黒尾の関係性が好きな人
- 派手な試合より、キャラの内側や思考が動く瞬間を味わいたい人
- 「使えないと言われた素質が再評価される」話に弱い人
- 本編の合間に、軽くて温度のいい箸休めが欲しい人
合わない人
- 本編を見ていない人(前提知識がないと、ただの短い練習回に見える)
- OVAにも本編級のドラマや試合の熱量を求める人
- レフ本人の派手な活躍や成長劇を期待している人
次に見るなら
まずは順当にハイキュー!!本編。このOVAは番外編なので、音駒というチームがどう戦うのかを本編で見てから戻ってくると、研磨や黒尾の芝居の意味が何倍にも膨らむ。順番としては本編が先だ。
「使えないと思われた才能が、誰かの視点で武器に変わる」話が好きならROOKIESもいい。荒れた野球部を一人の教師が立て直す泥臭い物語で、素質の見つけ方という一点でハイキュー!!と通じるものがある。
もう一本、地味な観察と頭脳で勝負するタイプが好みならボールルームへようこそを。競技ダンスという畑違いの世界だが、「自分の身体的特徴をどう武器に変えるか」を突き詰める熱量は、レフの遠回りと響き合うはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ハイキュー!! リエーフ見参!」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+で配信されています。アニメ作品に強い主要なサブスクサービスを幅広くカバーしているため、普段お使いのサービスでそのまま視聴できる可能性が高いです。スピンオフのOVA作品ながら視聴環境に恵まれているので、気軽に楽しめます。













