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2020

ハイキュー!! 陸 VS 空
★ 4.0 / 5.0コメディドラマスポーツ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
宮城県春大会予選で、烏野高校排球部は白鳥沢学園との激戦を制し、全国大会出場を決める。一方、東京予選では猫田高校、梟谷高校、蛇喰学園、伊達山学園が全国大会への3枠をめぐって激突する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
宮城県春大会予選、烏野高校排球部はライバル・白鳥沢学園との激闘を制し、念願の全国大会切符を手にする。一方、舞台は東京へ。猫田高校、梟谷高校、蛇喰学園、伊達山学園の4校が3つの全国枠をかけて激突する。宮城と東京、ふたつの戦場で繰り広げられる高校バレーの頂上決戦を描いた、シリーズファン必見のOVA作品。みどころ・魅力
① 烏野 vs 白鳥沢──ライバル対決の決着
シリーズを通じて因縁深い白鳥沢学園との激闘が、本作前半のハイライト。互いの意地とプライドがぶつかり合う白熱のラリーは、これまでの積み重ねを知るファンほど感情移入できる。烏野の選手たちの成長がいかんなく発揮される、見応え十分なバトルだ。② 東京勢の個性派チームが一堂に
猫田・梟谷・蛇喰・伊達山という個性豊かな4チームが繰り広げる東京予選は、多彩なスタイルとキャラクターが次々と登場する見どころの連続。普段はサブキャラクター的な存在の選手たちにスポットが当たり、それぞれの物語が丁寧に描かれている。③ OVAならではのテンポとボリューム感
TV放送の制約を超えたOVA形式だからこそ実現した、ゆったりとしたテンポと充実の尺。試合中の心理描写やコートの熱気が丁寧に表現されており、原作ファンにとっては「ここが見たかった」と感じるシーンが随所に詰め込まれた贅沢な内容となっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 佐藤雅子 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓 |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| 音楽 | 林ゆうき、橘麻美 |
| 美術監督 | 立田一郎 |
| 音響監督 | 菊田浩巳 |
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アニメ
書籍
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▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
バレーボール、競技としてはほぼ何も知らない状態でハイキューのTVシリーズを見始めたのが確か3年前で、気づいたら全シリーズ追いかけていた。「陸VS空」はその流れで、惰性というか、もはや義務感というか、次の話が気になって止まれない状態になっていた。 OVAと銘打たれているので、初見のときは「コアファン向けの補完映像かな」と少し身構えた。実際、TVシリーズを見ていない人には文脈がほぼ伝わらない作りで、宮城のドラマと東京の複数チームの話が並行して動くので、誰が誰の物語をやっているかを瞬時に追えないと置いていかれる。ただ2回目に見たとき、この「複数の物語を同時に回している感覚」こそが意図的な演出だと気づいて、見方が変わった。1回目は追いかけるのに必死だったシーンが、2回目はリズムとして入ってくる。「勝てなかったチームの物語」が、全国への切符より重い
ハイキュー全体を通して言えることでもあるけれど、この作品は「勝ったチームを主役にしない」ことで成立している。「陸VS空」では宮城の春大会と、東京の予選が並走する構成になっていて、全国への切符は3枠しかない。勝者は3チームだけで、残りは敗退する。競技スポーツとして当たり前の話ではあるのに、この作品はその「当たり前」を丁寧に描く。 梶裕貴が演じる孤爪研磨というキャラクターが、このOVAにおいて特に効いている。研磨はバレーボールへの情熱の種類が他のキャラクターと違う。好きとも嫌いとも言えない感情を持ちながらコートに立っているような人間で、中村悠一が声をあてている黒尾鉄朗との関係がその歪な動機を支えている。黒尾が研磨を「連れ出している」という構図は、TVシリーズから積み重ねてきたもので、このOVAでそれが収束する場面は、バレーを知らなくても胸に刺さる。 梶裕貴の演技で興味深いのは、研磨の「感情が薄い」ように聞こえる声が、場面によって内側の熱を隠し切れていないように聞こえる瞬間があること。2回目に聞き直したとき、そのグラデーションがずっと細かく設計されていたことに気づいた。 木兎光太郎(木村良平)と赤葦京治(逢坂良太)のペアも、このOVAで見せ場がある。木兎のテンションと赤葦の淡々とした反応という組み合わせはTV版からの定番ではあるのだが、「陸VS空」での二人は関係性のもう少し深いところを見せてくれる。逢坂良太の声は感情の起伏を抑えながら温度を伝えることに長けていて、赤葦が試合中に見せる微妙な変化を声だけで追える。 烏野の日向(村瀬歩)はこのOVAでは脇に回る場面も多いが、村瀬の演技は相変わらず体温が高い。主役補正なしで見ても、フレームに入った瞬間に存在感がある。 このOVAが「陸VS空」というタイトルである理由は、バレーボールの技術的な対比だけではないと思っている。床についている者と空中にいる者、継続している者と一瞬で燃え尽きる者、どちらも正しくて、どちらも間違っていない。全国に行けなかったチームの物語が薄まらないまま残るのは、それぞれの「陸」と「空」が等価に描かれているからだ。特に刺さったシーン
終盤、東京予選の決着が近づく場面の静けさ。試合が決まる瞬間よりも、その直後の短い沈黙の方が長く残る。音楽がないか、あっても薄い。スポーツアニメで感情を盛り上げるために音楽を使いすぎる作品は多いけれど、このシリーズはたまに音を抜く判断をする。そこで泣かされる。 黒尾と研磨の関係が言語化されるシーン。台詞が少ないほど重くなっていく。中村悠一が「言葉を選びながら話している」感じを声で出してきたとき、これは脚本と演技が完全に合ってるな、と思った。 梟谷グループの試合は複数チームが入れ替わりながら進むので、初見だと少し散漫に感じるかもしれない。ただ2回目に見ると、それぞれのチームに固有のリズムがあって、交差するたびに温度が変わるのがわかる。木村良平の木兎が試合中にギアを上げる瞬間、初見では笑って流したけど2回目でちゃんと見た。あそこは本気だった。読んで見たくなったら——『ハイキュー!! 陸 VS 空』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
**刺さる人** – ハイキューをTVシリーズ第1期から追いかけてきた人 – 「勝った話」より「負けた話」の方が長く残る感覚がある人 – 声優の演技を意識しながらアニメを見る習慣がある人 – スポーツのルールより人間ドラマを先に楽しめる人 **合わない人・注意が必要な人** – TVシリーズ未視聴でこのOVAを最初に見ようとしている人(文脈が全部飛ぶ) – 試合の決着を明確に描いてほしい人(余韻型の演出が多い) – 複数チームの並行展開が苦手で「今誰の話?」となりやすい人 – 烏野中心に追いかけてきた人は、視点が分散することに戸惑うかもしれない次に見るなら
ダイヤのA——野球を題材にしているが、「ライバル校のエースにも物語がある」という視点がハイキューと近い。主人公チームが負けても丁寧に描く姿勢があり、「陸VS空」の余韻が好きなら入りやすい。部活の空気感もよく似ている。 黒子のバスケ——チームスポーツとしての熱量と、各キャラクターが持つ固有の「戦う理由」の描き方が似ている。こちらはよりドラマチックな演出が多く、ハイキューの抑制した演出との対比が面白い。 風が強く吹いている——陸上(箱根駅伝)を舞台にした作品だが、「競技未経験の人間が競技にのめり込む理由」を丁寧に描く点でハイキューと根が近い。バレーを何も知らないのに気づいたら見てた、という体験とよく似た感覚で入っていける。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ハイキュー!! 陸 VS 空』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要6サービスすべてで視聴可能です。サブスクに加入済みであれば追加料金なしで楽しめるケースも多く、好みのプラットフォームからすぐに視聴を始められます。まずは普段使いのサービスで配信状況を確認してみてください。














