※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

ノブナガ ザ フール
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Satelight |
西の惑星と東の惑星は、かつて天を跨ぐ「龍脈」で結ばれていた。かつての繁栄した文明は夢物語となり、消えぬ戦火により世界は分断された。両惑星は果てしない戦いに包まれている。「聖宝」と呼ばれる超古代技術の復活が、この局面を変える可能性を秘めている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて天を跨ぐ「龍脈」で結ばれていた西の惑星と東の惑星。栄華を誇った文明は失われ、消えぬ戦火が世界を二つに分断していた。果てしない戦いに包まれた両惑星を変える鍵は、超古代技術「聖宝(レガリア)」の復活に秘められている。東の惑星の島国に生まれた型破りな若者・織田信長は、西の惑星から龍脈を渡ってきた「救世主の星の魔女」ジャンヌ・ダルクと出会う。戦乱の世界を統べる者となるべく、信長は仲間とともに巨大な戦の渦へと身を投じていく。歴史上の英雄たちが交錯する、壮大なメカSFファンタジーが幕を開ける。みどころ・魅力
① 歴史上の英雄が集結するクロスオーバー設定
織田信長やジャンヌ・ダルク、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、東西の歴史上の偉人たちがひとつの物語に登場します。誰もが知る人物が思いもよらぬ姿で描かれ、史実のモチーフと大胆なSFアレンジが融合した世界観は、本作ならではの大きな見どころです。② 河森正治が手がける重厚なメカデザイン
「戦神(ウォーゴッド)」と呼ばれる巨大ロボットが激突する戦闘描写は迫力満点。マクロスシリーズなどで知られる河森正治がメカニックを手がけ、機械の質感と変形ギミック、ダイナミックなアクションが画面を彩ります。メカ好きにはたまらない一作です。③ 二つの惑星をめぐる壮大なスケールの物語
西と東、二つの惑星が「龍脈」で結ばれていたという独自の宇宙観のもと、文明の興亡と戦乱の行方が描かれます。超古代技術「聖宝」をめぐる争奪と、信長が「うつけ」から覇王へと駆け上がっていく成長劇が、スケールの大きなドラマとして展開します。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 佐藤英一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 河森正治 |
| 原案キャラデザ | カズキヨネ |
| キャラクターデザイン | 丸藤広貴 |
| 音楽 | 横山克 |
| OP | 茅原実里「FOOL THE WORLD」 |
| OP | ジャム・プロジェクト「Breakthrough」 |
| ED | ステレオダイブファウンデーション「AXIS」 |
| ED | アスカ「蘭(RAN」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
宇宙で信長。タイトルとあらすじを並べて見たときの感想がそれだった。東と西のふたつの惑星、龍脈、聖宝。歴史上の名前を借りたキャラがロボに乗って星間戦争をやる——字面だけ追うと正気を疑うし、実際わたしも「とりあえず一話だけ」のつもりで再生ボタンを押した。ところが序盤の数話で、こちらの斜に構えた態度がじわじわ削られていく。ダ・ヴィンチがいて、ジャンヌ・ダルクがいて、明智光秀がいる。歴史の教科書をシャッフルして宇宙にぶちまけたような乱暴さなのに、画面の熱量だけは妙に本気なのだ。最初は出オチを期待していたのに、2回目に通したときには「これは出オチを通り越して何か別のものになろうとしている」と気づいて、座り直して見ることになった。
「うつけ」と呼ばれた男が、世界の終わりを引き受ける話
この作品は、宇宙とロボとタロットを足し算したお祭り——ではあるのだけれど、芯にあるのはもっと古い問いだ。タイトルの「フール(愚者)」はタロットの0番、何者でもないがゆえに何にでもなれる札を指している。オダ・ノブナガという男が、周囲から「うつけ」と笑われながら、世界を救うのか壊すのかわからない「星の王」へと祭り上げられていく。その過程を、この作品はずっと描いている。
面白いのは、ノブナガ本人がそれを望んでいるようには見えないところだ。彼は強い。強いがゆえに、運命が勝手に役を割り振ってくる。救世主か、破壊者か。周りの人間は彼に期待を貼り付け、敵は彼を恐れて潰しにかかる。彼自身の意思とは無関係に、世界が「お前が決めろ」と詰め寄ってくる。歴史の信長が背負った「天下布武」の重さを、SFの装置に置き換えて誇張したらこうなる、という翻案として見ると、急に腑に落ちる。
だからこれは、単なる歴史人物オールスターのバトル絵巻ではなく、「選ばれてしまった者が、その役を引き受けるか降りるか」を巡る話だと思っている。ジャンヌが見る予知夢、ダ・ヴィンチが用意する理屈、光秀が抱える忠義と疑念——登場人物全員が、ノブナガという一点に向かって自分の運命観をぶつけてくる。星の王が世界を救うのか滅ぼすのか、その結末を最後まで宙吊りにしたまま物語を引っ張る構造は、悪趣味なくらい古典的で、だからこそ手応えがある。宇宙で信長、で笑っていた自分が、終盤には「で、こいつは何を選ぶんだ」と前のめりになっていた。
特に刺さったシーン
刺さったのは、明智光秀という男の静けさだった。櫻井孝宏のアケチ・ミツヒデは、声を張り上げない。むしろ低く、抑えて、忠義と疑いのあいだで揺れる感情を息の量で表現してくる。序盤の、彼がノブナガを値踏みするように見つめる場面で、台詞の裏に「この男についていって本当にいいのか」という保留が滲んでいて、思わず一時停止した。歴史を知っている人間ほど、この光秀がどこへ向かうのかを勝手に予感して胃が重くなる。
もう一人挙げるなら、宮野真守のオダ・ノブナガだ。うつけと笑われる場面の軽さと、王として覚悟を決める場面の低音の落差が露骨で、同じ役者が出していると思えないくらい振れ幅がある。終盤の、ノブナガが運命を正面から見据える展開で、宮野の声がふっと静かになる瞬間があって、そこでようやく「ああ、こいつは本気で世界の重さを背負う気だ」と伝わってくる。派手なメカ戦より、その一声のほうがよほど刺さった。
読んで見たくなったら——『ノブナガ ザ フール』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 歴史上の人物が大胆に翻案されているのを「邪道」ではなく「ごちそう」として楽しめる人
- 設定の振り切れ方より、その奥にある運命や王の重さといったテーマを拾いたい人
- 櫻井孝宏・宮野真守・杉田智和あたりの芝居を、台詞単位で味わうのが好きな人
- 少々ツッコミどころがあっても、本気でやってる作品の熱量を許せる人
合わない人
- 史実とのズレや「ありえなさ」が気になって物語に入れない人
- 設定を丁寧に積み上げて納得させてほしい、堅実なSFを求めている人
- 勢いや様式美より、整合性の取れた説明を優先したい人
次に見るなら
歴史人物を大胆に作り替える発想が好きなら、Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-。実在の英雄や神話の存在を別の文脈で動かす面白さは、ノブナガ ザ フールと同じ筋の快楽がある。
「選ばれた者が世界の運命を背負う」構図に惹かれたなら、コードギアス 反逆のルルーシュ。王たる資格を巡る重さと、メカと、様式的な見得の切り方まで、響き合う部分が多い。
東西の文明や思想がぶつかる壮大さを味わいたいなら、天元突破グレンラガン。理屈より勢いで世界の在り方を問い直していく姿勢が近く、宇宙規模の馬鹿馬鹿しさを本気でやる気持ちよさが共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ノブナガ ザ フール」は、dアニメストアとDMM TVで視聴可能です。どちらもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスなので、メカSFファンタジーの世界をじっくり楽しみたい方はチェックしてみてください。お使いの環境に合わせて視聴しやすいサービスを選べます。
