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2000

おジャ魔女どれみ♯
★ 3.8 / 5.0コメディドラマファンタジー魔法少女日常系
| 放送年 | 2000年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
魔法の世界に戻った少女たちが、青いバラ畑で偶然、未来の魔法女王ハナちゃんの誕生を目撃する。その場面を見たため、少女たちはハナちゃんの「母親」として育てることになる。しかし、まだ子どもである10歳の少女たち4人が、赤ちゃんを育てることができるのだろうか。そしてポップは姉たちに追いつくことができるのか。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔法界を訪れた春風どれみたちは、伝説の青いバラ畑でひとりの赤ちゃん——未来の魔法女王・ハナちゃんの誕生に立ち会ってしまう。その場を目撃した少女たちは、ハナちゃんの「母親」として育てる責任を負うことに。まだ10歳の子どもたちが赤ちゃんのお世話をしながら魔女見習いとしての修行を続ける、笑いあり涙ありの成長物語。妹・ぽっぷが姉たちを追いかける奮闘も見どころのひとつです。みどころ・魅力
① 「育てる」をテーマに描く子どもたちの等身大の成長
10歳の少女たちが赤ちゃんのハナちゃんを育てるという設定は、子育ての大変さとかわいさを同時に描き出します。どれみたちが失敗しながらも懸命に向き合う姿は、子ども心に「誰かを守ること」の意味をやさしく教えてくれます。② ハナちゃんの成長と一緒に深まるキャラクターの絆
シリーズを重ねるごとに愛着が増すハナちゃんの成長は、視聴者にとっても疑似育児体験のような感覚をもたらします。どれみ・はづき・あいこ・おんぷの4人の個性がぶつかり合いながら一致団結する姿に、チームワークの温かさが滲み出ています。③ ポップの自立と、追いつけない焦りが生むドラマ
姉・どれみへの複雑な感情を抱きながら魔女見習いの試験に挑むぽっぷの物語は、シリーズ屈指の感情的な読みどころです。兄弟姉妹のいる視聴者なら特に共感できる、等身大のライバル心と成長が丁寧に描かれています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 山田隆司 |
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| 音楽 | 奥慶一 |
| 美術監督 | 行信三 |
| OP | 宍戸留美「おジャ魔女はここにいる」 |
| ED | 宍戸留美「声を聞かせて」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
子どもの頃、土曜朝のアニメとしてリアルタイムで見ていた記憶はある。ただ「ちゃんと追っていたか」と聞かれると正直怪しくて、記憶の一部は前後のシリーズと混在している可能性もある。今回改めて♯を見直して最初に思ったのは、「こんなに重い話だったのか」ということだった。魔法と可愛いビジュアルに包まれているせいで、子どもの頃はただ「どれみちゃんたちが赤ちゃんを育てるやつ」くらいにしか受け取っていなかった。でも大人目線で見ると、10歳の子どもが赤ちゃんを「育てる」という話の重さがまるで違って見える。記憶の中のどれみ♯と、画面の中のどれみ♯が、同じ作品とは思えないくらい。10歳に「お母さん」を押しつけた話——大人の論理に巻き込まれる子どもたち
♯の核にあるのは「子どもが子どもでいられない状況」だと思う。ハナちゃんの誕生を目撃したことで、どれみたちは半ば強制的に「母親役」を引き受けることになる。魔法世界の大人たちの都合で、10歳の少女4人に赤ちゃんの養育責任が押しつけられる構図——これをファンタジーの衣をまとわせながら、きっちり描いているのが本作の核心だ。 「子どもがお世話をするかわいい話」として見ることもできるし、実際に演出もそちらに振っている回は多い。ただ中盤以降、ハナちゃんが成長して感情を持ち始めたとき、話の重さは別次元になってくる。「育てるとはどういうことか」という問いがじわじわと前景化してきて、キャラクターたちが感じている重みを、こちらも一緒に引き受けさせられる感覚がある。 能登麻美子が演じる不二雄は、こういうシリーズの空気を壊さずに済む絶妙な存在感のキャラクターで、ほどよく学校パートを引き締めている。大谷育江のハナちゃんは赤ちゃん時代の声がとにかく完璧で、「まだ言葉じゃないけど感情はある」という演技が作品全体の感情ラインを支えている。松岡由貴演じるあいこは♯において出番が充実していて、大阪弁のキャラクターが仲間との距離をどう埋めるかという話が、ハナちゃん育児の横で静かに進む。これが単なるサブキャラのエピソードに留まらず、「大人の論理に巻き込まれる子どもたち」というテーマと響き合っている。 結局この作品が描いているのは、責任をまだ持てる年齢じゃない子どもたちが、それでも誰かのために一生懸命になる姿の愛おしさと、それを求める側の大人・社会への静かな批評だと思う。2000年の作品だが、子どもに過剰なものを押しつける構造の話として、今見ても全然古びない。特に刺さったシーン
ハナちゃんが初めて「言葉じゃない形」で感情を表現するシーン群が、改めて見ると怖いくらい丁寧に作られている。赤ちゃんってちゃんと感情があって、それを処理できる言語を持っていないから泣き叫ぶしかないわけで——その「叫ぶしかない存在」を大谷育江が演じているという事実が、見ていてずっと頭から離れない。ピカチュウと同じ声優が演じているという情報を脳裏に置きながら見ると、声そのものの解像度が上がる気がした。 終盤、どれみたちが「もうここまで育てた」という事実を突きつけられる展開は、10歳の子どもが感じるには重すぎる種類の感情で、それをアニメが正面から描こうとしているのが少し意外だった。最初に見たときはそこまで気にしていなかったが、2回目で「ああ、このシリーズはちゃんとその重さから逃げていない」と気づいた。子ども向けのフォーマットを守りながら、大人目線でも読める話にしている。その両立が、長年記憶に残り続けた理由なのかもしれない。読んで見たくなったら——『おジャ魔女どれみ♯』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- リアルタイム世代で記憶はあるが「ちゃんと追っていたか怪しい」人
- 魔法少女ものを大人目線で見直したら別の読み方ができた経験がある人
- 「子どもが子どもらしくいられない」テーマが刺さる人
- 大谷育江・松岡由貴・能登麻美子の演技が好きな人
- 派手なバトルがなくても、日常の積み重ねと感情描写だけで見られる人
合わない人
- 1話完結のゆるい話を期待していると、中盤以降に温度差を感じるかも
- 2000年代初頭の作画・演出テンポが今の基準と合わない人
- 前作シリーズを見ていないと人間関係の前提が掴みにくい場面がある
- 赤ちゃんのお世話パートが延々と続く展開が苦手な人
次に見るなら
カードキャプターさくらは同時代の女の子向けアニメとして比較対象に挙げやすいが、♯と比べると「守られている子ども」の話として作られている。どれみが「責任を背負う」方向に振れているのと対照的で、見比べると2作品の設計の違いが面白い。映像の丁寧さはどちらも今でも通用する水準。 ふたりはプリキュアは♯の翌年からスタートしたシリーズで、どれみが終わったあとの「女の子アニメの流れ」を受け継いでいる作品と見ることができる。アクション要素が前面に出てテーマも変わっているが、少女が何かを背負う構造には通じるものがある。あの時代のアニメを連続して見たいなら自然な次の一本。 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。は年代もジャンルも違うが、「子ども時代に一緒にいた誰かを育てる・守る・失う」という感情のトレースとして、♯を見終わったあとの気持ちに響く。どれみ♯で何か引っかかりを感じた人は、続けて見ると芋づる式に泣く。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『おジャ魔女どれみ♯』はdアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、お好みのサービスからすぐに視聴を始められます。シリーズ第2作となる本作から入る方も、まずは1話だけ試してみることをおすすめします。