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Opus.COLORs(オーパスカラーズ)
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | C-Station |
「知覚芸術」が世界に生まれて約10年。今や完全に世界に浸透し、人々の生活の一部となっている。知覚芸術の創始者で有名な芸術家である山梨夫妻の息子・山梨和也は、幼馴染の淳と共に名門芸術高校・英泉高校に入学した。
作品概要・あらすじ
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 多田俊介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | ハラダサヤカ |
| キャラクターデザイン | 渡辺亜彩美 |
| 音楽 | ケン • アライ |
| 美術監督 | 中原英統 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 浦島坂田船「SHINY」 |
| ED | 山梨和也「New frame」 |
| ED | 山梨和也「Clear」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見て「Opus」だから音楽ものだろうと勝手に決めつけていたら、全然ちがった。「知覚芸術」という概念が普及した世界を舞台にしたSFで、芸術高校が舞台の青春もの。オーパスカラーズって読むんですね、これ。そこから調べ直した。
最初は世界観の説明がわりとさらっと流れていくので、「知覚芸術とは何か」を理解しようと頭の半分を使いながら見ていた。2周目はそこを既に知っているぶん、キャラクターの表情の変化や間の取り方に意識が向いて、だいぶ印象が変わった。内田雄馬が序盤でわざとガードを張った芝居をしていたことに気づいたのも、2周目だった。
感動をデザインできる世界で、それでも「本物」を求めてしまう話
知覚芸術とは、人の感覚・感情に直接働きかける芸術だ。見る人が「感動する」ことが、技術的に担保できる世界。この設定が面白いのは、そのまま「感動の価値とは何か」という問いを作品全体に通す背骨になっているからだと思う。
内田雄馬演じる月見里和哉は、その知覚芸術の創始者である両親のもとに生まれた。技術の申し子であり、その技術の重さを誰より背負わされている存在。英泉高校で出会う仲間たちがそれぞれ「なぜ芸術をやるのか」という動機をぶつけ合うなかで、和哉だけはその問いを正面から受け取ることをずっと避けているような空気がある。
花江夏樹が演じる都築純との関係が、この作品の芯を担っている。幼馴染という言葉では説明しきれない距離感——近すぎるから正直になれない部分と、近すぎるからこそ踏み込める部分が、2人の会話の呼吸のなかに滲んでいる。花江夏樹は「明るい声の裏に何か抱えている」演技の精度が異常に高い人なので、見ているこっちが台詞に書かれていないものを勝手に読みすぎてしまう。それが正解かどうかはわからないが、そう読ませてくる演技設計になっている。
福山潤が演じる月見里直輝のポジションが、テーマを象徴的に体現していた。彼が画面に出るたびに物語の重心が変わる感覚があって、和哉にとってこの人物が何を意味するのかが少しずつ輪郭を帯びていく構造になっている。この作品が「芸術高校もの」で終わっていないのは、「知覚芸術で感動させることに意味はあるのか」という問いをキャラクターが直接口にしないまま、行動と沈黙で問い続けているからだと思う。
特に刺さったシーン
序盤、和哉が知覚芸術のパフォーマンスを「受け取る側」として体験するシーン。親の作った技術を、初めて客として正面から体験する——という構造なのだが、内田雄馬はそこで感情を表に出すのをぎりぎりで抑えた芝居をしていた。泣いているわけでも、感動しているわけでもない。でも何かが崩れている。その「崩れ方の解像度」がとても好きだった。感動を届ける技術の前で、感動することを許可できない人間の話として見ると、このシーンの重さがまるで違う。
中盤以降、島﨑信長演じる由羅拓海が絡む場面の緊張感も印象的だった。島﨑信長は「言いたいことを全部言わない」演技をするときに特にうまくて、由羅というキャラクターの掴みどころのなさをセリフの抑揚だけで作り切っていた。2周目に見ると台詞の選び方がかなり計算されていることに気づいて、脚本との噛み合い方に少し感心した。
読んで見たくなったら——『Opus.COLORs(オーパスカラーズ)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「感動とは何か」「芸術とは何か」という問いがそもそも好きな人
- SF設定を世界観の土台として使っている作品が好きな人(バトルや設定解説より雰囲気重視の人)
- 内田雄馬・花江夏樹のファンで、2人が同じ画面にいる時間を消費したい人
- 「主人公が何かに向き合うまでの時間」を丁寧に見せる作品が好きな人
合わない人
- SF設定の論理的な整合性を求める人(知覚芸術の仕組みは深掘りされない)
- 序盤から事件が起きる・キャラクターが大きく動く展開を期待する人
- テーマが明示されず行間で語る作品が苦手な人
次に見るなら
「技術と感情のあいだで揺れる」というテーマが刺さったなら、アイの歌声を聴かせてはかなり近い場所にある。作られた感情・設計された感動への問いかけが根底にあって、SF×青春の組み合わせも似ている。映画なので2時間で完結する点も入りやすい。
芸術高校もの、才能と向き合う青春という文脈ならブルーピリオドも重なる部分が多い。知覚芸術のような特殊設定はないが、「なぜ芸術をやるのか」という問いをキャラクターが直接ぶつけ合う構造はかなり似ていて、Opus.COLORsで物足りなかった人にはこちらが刺さるかもしれない。葛藤の描写は容赦ない。
花江夏樹目当てで見た人には、四月は君の嘘(有馬公生役)を推したい。感情の乗せ方の繊細さという意味で、Opus.COLORsで感じた「抑制と解放の使い分け」に一番近い演技がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
Opus.COLORs(オーパスカラーズ)の配信状況は変動するため、最新情報は各サービス公式サイトでご確認ください。
まとめ
Opus.COLORs(オーパスカラーズ)の視聴方法は上記の比較表で確認できます。サービスの配信状況は変動するため、最新情報は各サービス公式サイトでご確認ください。
