ゲッターロボ アーク

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2021ゲッターロボ アーク

ゲッターロボ アーク

★ 3.0 / 5.0アクションメカSF
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作Bee Media

世界は侵略者の襲撃により黙示録的な危機に直面している。対抗するため、初代ゲッターロボのパイロット・神隆一は、サオトメ教授の最高傑作に基づいた新型戦闘ユニット「ゲッターアーク」を完成させた。初代ゲッターの相棒・竜馬の息子・拓馬や、半人半獣人のカムイらが、人類の存亡をかけて戦うことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

謎の侵略者「恐竜帝国」の後継とも呼べる脅威が世界を席巻するなか、かつてのゲッターロボ・パイロット神隆一は、サオトメ博士の遺した設計をもとに新型合体ロボット「ゲッターアーク」を完成させる。龍馬の息子・拓馬、そして人と獣人の血を持つ謎の少年カムイが操縦を担い、人類の存亡をかけた戦いへと身を投じていく。半世紀にわたるゲッターロボの系譜が、ついに最終局面を迎える。

みどころ・魅力

① 永井豪×石川賢が描いた”未完の最終章”がついにアニメ化

原作漫画は作者・石川賢の急逝により未完のまま連載終了。本作はその最終章を映像化したという意味で、ファンにとって悲願の作品だ。原作の荒削りなパワーを損なわず、むしろ増幅したかのような作画とテンポで、伝説の幕引きを正面から描き切っている。

② 「継承」をテーマにした重厚な人間ドラマ

拓馬(龍馬の息子)とカムイ(半獣人)という対照的なふたりの少年が、先代の遺志と己の宿命の間で葛藤する姿が物語の核心を成す。親世代の戦いと犠牲を知るキャラクターたちとの交錯が、単なるロボットアニメを超えた深みをもたらしている。

③ 圧倒的な熱量と昭和ダイナミズムの現代的復活

流麗なCGと手描きの迫力を組み合わせた合体・変形シーンは、昭和スーパーロボットのDNAを受け継ぎながら現代クオリティで再解釈されている。画面全体から溢れ出る「勢い」と「熱量」は、世代を問わず見る者を引きつける強烈な個性だ。

キャスト・声優一覧

流 拓馬
流 拓馬
メイン
内田雄馬
神隼人
神隼人
メイン
内田直哉
カムイ・ショウ
カムイ・ショウ
メイン
向野存麿
山岸獏
山岸獏
メイン
寸石和弘
橘翔
橘翔
サブ
浅川悠
ロン・シュヴァイツァ博士
ロン・シュヴァイツァ博士
サブ
小野大輔
一文字號
一文字號
サブ
櫻井孝宏
巴武蔵
巴武蔵
サブ
辻親八
ゴル
ゴル
サブ
置鮎龍太郎
流竜馬
流竜馬
サブ
石川英郎
シュワルツコフ
シュワルツコフ
サブ
安井邦彦
敷島博士
敷島博士
サブ
多田野曜平
多田野曜平

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スタッフ

監督川越淳
キャラクターデザイン本橋秀之
音楽寺田志保、栗山善親
美術監督根岸大輔
音響監督なかのとおる
OPJAM Project「Bloodlines〜運命の血統〜」
EDジャム プロジェクト「Dragon 2021」
EDジャム プロジェクト「STORM 2021」
ED影山ヒロノブ「HEATS 2021」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

スーパーロボット系はちゃんと追えていない、というのが正直なところで。マジンガーもグレンラガンも「名前は知ってる、雰囲気も知ってる、でも全部は見てない」という層の人間だ。ゲッターロボもそう。だから『ゲッターロボ アーク』を見たのも、半分は義務感みたいなもので、「2021年にこういうのが出たなら一応」という入り方だった。

ところが1話を見終わったとき、思っていたのと違う感触があった。もっと明るく熱い感じを予想していたら、画面の空気がずいぶん暗い。世界がすでにだいぶ壊れている状態から始まるし、主人公の拓馬が置かれている状況も、スタートラインから重い。「あ、これはそういうやつじゃないんだ」と思い直して、2周目はもう少し身を乗り出して見た。

「ゲッター線」は味方でも敵でもない——進化の圧力に人間が抗う話

この作品を単純な「正義のロボットが悪者を倒す話」として見ると、たぶんどこかで引っかかる。ゲッターロボという作品群を貫いているのは、ゲッター線という概念で、これが厄介だ。ゲッター線は生命の進化を促すエネルギーとして描かれているが、それは人間に都合のいい進化を与えてくれる神様ではない。強い方に、適応できる方に、容赦なく流れていく圧力に近い。

アークでは、その圧力がより露骨に前面に出てくる。人類はまた岐路に立たされていて、爬虫人類や鬼族との戦いは、「どの種がゲッター線に選ばれるか」の代理戦争として機能している。人間が勝つべき必然は、この作品の中にない。見ながら薄く気づくのは、ゲッターロボ自体も、それを駆るパイロットたちも、結局ゲッター線の意志の乗り物なのかもしれないという感覚だ。

竜馬の息子として生まれた拓馬が背負うものは、血筋というよりも「ゲッター線に引き寄せられた業」に近い。親の因縁を引き継ぐ話は腐るほどあるが、この作品のそれは少し違って、むしろ「なぜ引き継がせられるのか」の側に重心がある。石川賢が描きかけたまま逝ってしまった原作を、アニメが補完しようとした試みとして見ると、なおさら「未完であること」自体がテーマに織り込まれている気がしてならない。完成されていないから、ゲッターは進み続ける。そういう読み方が、どこか作品全体に影を落としている。

特に刺さったシーン

中盤、一文字號が戦場に戻ってくるあたりは何度か巻き戻した。櫻井孝宏の声が、「年を取った戦士」の疲弊感を滲ませながら、それでいて芯を失っていない。大声で叫ぶシーンより、静かにセリフを落とす瞬間の方が響くというのは2周目で気づいた部分だ。小野大輔演じるロン・シュヴァイツァ博士は、声の質感として「信用できるかできないかわからない」ラインを絶妙に保っていて、キャラクターの立ち位置と完全に合致している。善悪のはっきりしない役を、明確な技術で曖昧に演じるのは難しいはずで、そこをきちんとやっていた。

内田雄馬の拓馬は、終盤に向けて声の荒さが変わっていくのがわかる。力みが抜けていく感じ、というか。序盤の青くて硬い声と終盤の声を聞き比べると、それだけで成長の話を一本読んだ気になれる。置鮎龍太郎演じるゴルは登場時間こそ短くないが、存在感の圧力が全体を締めている。浅川悠の橘翔は、セリフが少ないシーンでの間の取り方が印象的で、ここで初めて「あ、この人こういう声だったんだ」と再確認した。

読んで見たくなったら——『ゲッターロボ アーク』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ゲッターロボシリーズを原作込みで追ってきた人(アークの「未完のまま終わる感じ」が、むしろ加点になる)
  • ロボットアニメに「テーマ」や「哲学的な問い」を求める人
  • 70〜80年代スーパーロボットの文脈を知った上で、その延長として楽しみたい人
  • 声優の演技が好きで、静かな芝居の密度に反応できる人

合わない人

  • スーパーロボット系の文脈を全く知らない状態で見ると、キャラクターや設定の前提がわかりにくい
  • 爽快感・カタルシス重視で見ると、空気の重さが邪魔に感じるかもしれない
  • きれいに完結する物語を求めている人(終わり方は「そういう感じ」なので)

次に見るなら

ゲッター線的な「進化と滅亡」の空気が好きなら、天元突破グレンラガンは避けて通れない。あちらは熱量と明るさで突き抜けるタイプだが、「人の意志と宇宙の法則がぶつかる」構図はアークと地続きに感じる部分がある。合わせて見ると、スーパーロボット系が描こうとしてきたものの輪郭がくっきりする。

「未完の原作をアニメが補完する」という形式に興味が出たなら、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイも一緒に思い出してほしい。戦争と継承の話で、正義の所在が終始ぼやけたまま進む。アークで「誰のための戦いか」という問いを引きずった人には、それなりに刺さるはずだ。

もう少しキャラクター重視で、複数の世代が絡み合う群像劇を見たいなら、コードギアス 反逆のルルーシュが入り口として機能するかもしれない。ロボット要素は薄めに見ても成立する作品なので、スーパーロボット文脈を外れても楽しめる一本として。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ゲッターロボ アーク』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。いずれも月額サービスで、他のアニメと合わせてまとめて楽しめます。まずは無料トライアル期間を利用して視聴するのがおすすめです。

よくある質問

Q. ゲッターロボシリーズを知らなくても楽しめますか?
A. ある程度の予備知識があると登場人物の背景をより深く楽しめますが、本作単体でも十分に視聴できる構成になっています。まず本作から入り、気に入ったら旧作を遡るという順序でも問題ありません。
Q. 原作漫画は未完ですが、アニメも結末は描かれていますか?
A. アニメ版は原作漫画の描かれた範囲に沿って制作されており、独自の形で物語を締めくくっています。原作ファンにとっては賛否が分かれる点でもありますが、映像ならではの決着として高く評価する声も多くあります。
Q. 全何話ですか?一気見できる分量ですか?
A. 全13話で、1話あたり約24分です。合計約5時間とコンパクトにまとまっているため、週末の一気見にもちょうどよい分量です。テンポが速くダレ場が少ないため、集中して最後まで見やすい作品です。
Q. 子どもと一緒に視聴できますか?
A. 戦闘シーンにはグロテスクな描写や重いテーマが含まれるため、小学校低学年以下のお子さんには刺激が強い場面があります。中学生以上であれば問題なく楽しめる内容で、親子でスーパーロボットの魅力を語り合うきっかけにもなります。

まとめ

『ゲッターロボ アーク』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。いずれも月額サービスで、他のアニメと合わせてまとめて楽しめます。まずは無料トライアル期間を利用して視聴するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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