俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA

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2014俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA

俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA

★ 3.4 / 5.0コメディラブコメ
放送年2014年
フォーマットOVA
話数1話
原作ライトノベル

主人公・甘草奏は、「絶対選択肢」という呪いにより、突拍子もない選択肢を選ばされ、奇行を繰り返す高校生です。理想のラブコメ学園生活を取り戻すため、彼はアホらしいミッションに全力で立ち向かいます。ある日、空から美少女が落ちてきたことで、物語はさらに波乱の展開を迎えます。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

高校生・甘草奏は、突如脳内に現れる選択肢に強制的に従わされる「絶対選択肢(アブソリュート・チョイス)」という呪いを抱えています。理不尽でアホらしい選択肢を選ばされ続けた結果、周囲から変人扱いされる毎日。それでも彼は、理想の学園ラブコメ生活を取り戻すべく、降りかかる珍ミッションに全力で立ち向かいます。そんなある日、空から一人の美少女が落ちてきたことをきっかけに、奏の日常はさらに賑やかで波乱に満ちた展開へと加速していきます。本編の世界観はそのままに、より自由でドタバタな番外編が楽しめる一作です。

みどころ・魅力

① 容赦のない「絶対選択肢」が生む爆笑展開

主人公の意思を完全に無視して突きつけられる、突拍子もない二択・三択の数々。選んだ瞬間に奇行へ突き進む奏の姿は、理不尽さと勢いが噛み合って強烈な笑いを生みます。本作ならではの看板ギミックを存分に堪能できます。

② 個性派ヒロインたちが繰り広げる賑やかな掛け合い

奏を取り巻くヒロインたちは、それぞれクセが強くテンションも高め。ラブコメらしい甘さよりも、ツッコミ不在のままヒートアップしていくドタバタ感が魅力です。キャラ同士の勢いある会話劇がテンポよく畳みかけてきます。

③ 本編ファンに嬉しい番外編ならではの自由度

OVAという枠を活かし、本編では描きにくいハメを外したシチュエーションが楽しめます。世界観や設定を知っていればニヤリとできるネタも多く、シリーズを追ってきたファンへのご褒美的な一本に仕上がっています。

キャスト・声優一覧

遊王子謳歌
遊王子謳歌
メイン
ショコラ
ショコラ
メイン
雪平ふらの
雪平ふらの
メイン
甘草奏
甘草奏
メイン
陽交差月
陽交差月
サブ
紗恵子藏合
片恋ノゾミ
片恋ノゾミ
サブ
早見沙織
春原ヨウ
春原ヨウ
サブ
村瀬歩
ナレーター
ナレーター
中田譲治

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スタッフ

監督稲垣隆行
原案キャラデザユキヲ
美術監督阿部行夫
OP純情のアフィリア「S・M・L☆」
EDトゥー・フォーミュラ「太陽と月のCROSS」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編を一気見したあと、配信のおすすめに転がっていたのを見つけて、なんとなく再生した。TVシリーズの絶対選択肢——奏の脳内に降ってくるアホな二択(しかもどっちもまともじゃない)に振り回される、あの構造がそこそこ好きだったので、OVAも同じノリだろうと油断していた。結果から言うと、油断したのが間違いだった。本編で「さすがにここまではやらないだろう」と思っていたラインを、OVAは平然と踏み越えてくる。最初は笑っていたのに、2回目に見たときは「これ、よく通したな」と妙に感心していた。コアファン向けの一本、というより、本編を見終わった人間への悪ノリの追い打ち、くらいの位置づけだと思う。

「自分で選んだ」という嘘を笑い飛ばす、絶対選択肢という発明

ラブコメの主人公はたいてい「優柔不断」を免罪符にして生きている。どっちのヒロインも傷つけたくない、という顔をしながら、結局なにも選ばない。あれが許されるのは、選ばない自由が彼らに残っているからだ。ところが奏にはそれがない。絶対選択肢は、本人の意思とは無関係に、最悪の二択を脳内に叩きつけてくる。しかもどちらを選んでも社会的に死ぬ。ここで起きているのは、ラブコメという様式そのものへの、わりと意地の悪い反転だと思う。「自分で選んでいる」という前提を奪われた主人公が、それでも選ばされ続ける。滑稽なのは選択肢の中身ではなく、選ばされている当人がいちばん必死だ、という構図のほうだ。
OVAはこの構造をさらに露悪的に押し進める。本編が「アホな選択肢で日常が崩れる」だったとすれば、OVAは「崩れた日常を、もう一度アホな選択肢で踏みつける」に近い。中田譲治のナレーションが、どうでもいい場面に必要以上の荘厳さを乗せてくるのも効いている。あの低く落ち着いた声で状況を実況されると、奏の奇行が古典悲劇の一場面みたいに錯覚しかけて、その落差で笑ってしまう。考えてみれば、これは「選べないこと」をギャグの皮で包んだ、わりと残酷な話だ。単なる下品なラブコメに見えて、芯にあるのは「自由意志なんて案外もろい」という、笑うしかない諦めなんじゃないかと、2回目あたりから思うようになった。

特に刺さったシーン

序盤の、空から美少女が落ちてくる展開。あらすじ通りの王道なのに、絶対選択肢がそこに被さると途端に台無しになる——その台無しっぷりが好きだ。本来ならときめくはずの邂逅を、奏が脳内の二択のせいでぶち壊していくとき、思わず「やめてやれ」と声が出た。
声でいうと、早見沙織の片恋ノゾミがいい。早見沙織は澄んだ正統派ヒロインの声を持っているのに、この作品ではその清潔感が逆にギャグの威力を上げている。まっとうな声で奏の奇行に反応されると、落差が二倍になる。村瀬歩の春原ヨウも、テンポのいい掛け合いで場を回していて、二人の声が並ぶ場面は会話のリズムだけで笑える。作画の力技でゴリ押すタイプの笑いではなく、声のテンションと間で笑わせにくる——OVAの短い尺で、そこがちゃんと機能しているのは地味にすごいと思う。

読んで見たくなったら——『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編のアホらしさを愛して見終えた、コアなファン
  • 下品さと様式美が同居するギャグに耐性がある人
  • 声優の演技の「落差」で笑えるタイプのオタク

合わない人

  • 本編を見ていない人(前提知識ゼロだと置いていかれる)
  • 下ネタ寄りの悪ノリが生理的に無理な人
  • ラブコメに甘酸っぱさや真剣な関係性を求める人

次に見るなら

変態王子と笑わない猫——願い事と引き換えに性質を奪われる、という呪いギミックのラブコメ。「本心と建前のねじれ」を笑いに変える構造が脳内選択肢と近い。もう少し甘い関係性も欲しい人にはこっちがおすすめ。
這いよれ!ニャル子さん——高速で投げ込まれるパロディとボケのつるべ打ち。意味より勢いで笑わせるテンポが好きなら、脳内選択肢のアホさと相性がいい。考えずに浴びるタイプの一本。
下ネタという概念が存在しない退屈な世界——攻めた下ネタギャグを様式の中で全力でやりきる作品。OVAの「よく通したな」という攻めっぷりを楽しめたなら、こっちの突き抜け方もハマるはず。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。アニメ作品を幅広く扱う2つのサービスで配信されているため、いずれかに登録していれば手軽に楽しめます。本編とあわせてチェックしたい方は、ご利用中のサービスから探してみてください。

よくある質問

Q. このOVAはどこで配信されていますか?
A. 2026年現在、dアニメストアとU-NEXTの2サービスで配信されています。いずれもアニメに強い配信サービスなので、登録済みの方はそのまま視聴できます。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 番外編的な内容のため、本編を知っていればより楽しめます。初見でもギャグの勢いは伝わりますが、まずはTVシリーズから視聴するのがおすすめです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. コメディ寄りの学園ラブコメです。「絶対選択肢」という設定を軸に、勢い重視のギャグとドタバタ展開が楽しめる、笑える系のアニメに仕上がっています。
Q. 公開年とフォーマットを教えてください。
A. 2014年に公開されたOVA作品です。TVシリーズの世界観をベースにした番外編で、本編とあわせて楽しめる内容になっています。

まとめ

「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している OVA」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。アニメ作品を幅広く扱う2つのサービスで配信されているため、いずれかに登録していれば手軽に楽しめます。本編とあわせてチェックしたい方は、ご利用中のサービスから探してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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