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プラスティックメモリーズ
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Doga Kobo |
近い未来、人間そっくりのアンドロイドが世界中に広がる時代。大手企業SA社が開発した新型アンドロイド「ギフティア」は、史上最高レベルの感情と人間らしさを備えていた。しかし技術上の問題により、彼らには寿命がある。その期限を過ぎると、記憶を失い機能停止してしまう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
近未来、感情と人間らしさを極限まで再現したアンドロイド「ギフティア」が普及した世界。しかしギフティアには技術的な限界があり、一定期間を超えると記憶を失い機能停止してしまう。大手企業SA社の回収部門に配属された新入社員・水柿ツカサは、無口で不器用なギフティアのアイラとバディを組み、期限を迎えたギフティアを回収する任務に就く。別れと向き合いながら、二人の間に芽生える感情とは──。みどころ・魅力
① 「別れ」を正面から描いた切なすぎるラブストーリー
寿命が確定している存在と恋をするという設定が、物語全体に独特の切迫感をもたらす。ツカサとアイラの関係は、残された時間を意識しながら少しずつ距離を縮めていく。甘さと哀愁が同居する描写が多く、視聴後に深く余韻が残る。② 「喪失」と向き合う人々のドラマ
回収業務を通じて描かれるのは、ギフティアを家族のように愛してきた人間たちの悲しみだ。エピソードごとに異なる別れの形が描かれ、感情移入しやすい丁寧な人間ドラマが積み重なる。SF設定でありながら、現実の死や別れにも重なるリアルな感情が刺さる。③ 日常系の温かさとSF世界観の絶妙なバランス
職場での掛け合いや仲間とのやり取りはコミカルで笑いもあり、重いテーマ一辺倒にならない。SAI社内の人間関係やギフティア社会の仕組みも丁寧に描かれており、世界観に没入しやすい。ラブコメとしての甘さも随所に散りばめられている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 藤原佳幸 |
|---|---|
| 原作 | 林直孝 |
| 原案キャラデザ | okiura |
| キャラクターデザイン | 中島千明 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 川口正明 |
| 音響監督 | 土屋雅紀 |
| OP | 佐々木恵梨「Ring of Fortune」 |
| ED | 今井麻美「again & again」 |
| ED | 今井麻美「朝焼けのスターマイン」 |
| ED | 佐々木恵理「Ring of Fortune」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「SF×ラブコメ」というタグを見て、わりと気軽に再生した記憶がある。2015年の春アニメで、タイトルの「プラスティックメモリーズ」という響きはどこかポップで、最初の数話は確かにそういう雰囲気だった。社会人1年目の主人公・水柿ツカサが不器用なギフティア・アイラとバディを組んで、ドタバタしながら仕事を覚えていく。「あ、これ微笑ましい職場もの系か」と思って見続けたら、ちゃんと爆弾だった。
2周目で気づいたのは、序盤の「日常」描写がすべて意図的に積み上げられているということ。あのシーン、あの台詞、あの間——全部、最終話を知った上で見ると意味が変わる。制作側がどこに地雷を埋めたか丸見えになるのに、それでも踏んでしまう。そういうタイプの作品。
「残り時間がわかっている」からこそ、人は本気で愛せるのか
この作品をSFラブコメとして片付けるのは少しもったいない。表面的には「寿命のあるアンドロイドとの別れを描く話」だけど、実のところ突いているのは「終わりが見えているとき、人はどう生きるか」というかなり普遍的な問いだと思う。
ギフティアには明確な「回収期限」がある。期限が来れば記憶を失い、人格は消える。ツカサとアイラはその期限まで残り約81日という状態から関係が始まる。普通の恋愛なら「いつか別れるかもしれない」という不確かな不安として漂うものが、この作品では数字として画面に貼り付いている。
これが視聴者にとって非常に居心地が悪い。どんなに二人が幸せそうなシーンでも、頭のどこかでカウントダウンが鳴っている。「この楽しい食事シーンも、あと何回あるんだろう」という計算が無意識にはじまってしまう。作品はそれを利用して感情を積み上げていく。
同時に、アイラというキャラクターは最初から「自分の残り時間」を知っている。それでも日々の仕事に向き合い、不格好に感情を開いていく。その過程を見ていると、「終わりを知っている人間のほうが、今この瞬間に対して誠実になれるのかもしれない」という逆説的な気持ちになる。
雨宮天さんが演じるアイラの声は、序盤と終盤でわかりやすく変わる。序盤の抑制された、感情の薄い喋り方から、少しずつ声に体温が乗ってくる変化がすごく丁寧で、2周目はそこだけ追っても見応えがある。感情を持つことへの怖さと、それでも持ってしまった感情の両方が声に出ている。
特に刺さったシーン
終盤の遊園地のシーン。ここで小松未可子さん演じるアンディが「お前は逃げてない」とツカサに言う短い場面があるんだけど、あの台詞の重さは1周目より2周目のほうが倍になる。アンディというキャラクターはコメディリリーフ的に機能している時間が長い分、ここでの真顔が効く。小松さんのアンディは普段の軽さと、ここぞという場面の声の使い分けがうまくて、ああいう役は本当に難しいと思う。
あと、飛田展男さんが演じる山野辺タカオのある告白シーン。ベテランが「ちゃんと重い」芝居をするときの凄みがあって、このシーンだけで飛田さんのファンになった人は多いんじゃないかと思っている。若いキャストと並んだときの存在感がまるで違う。
最終話は、覚悟して見ていても普通に泣く。何が怖いって、泣かせようとする「演出の圧」があまりない。静かに進んで、静かに終わる。その静けさが一番きつい。
読んで見たくなったら——『プラスティックメモリーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「泣けるアニメが見たい」ではなく「感情をじっくり削られたい」タイプ
- 日常描写が丁寧な作品が好きで、SF設定はあくまで舞台装置として使われているほうが好みな人
- 「わかってて踏みに行く」ができる人。終盤の展開は序盤からほぼ見えているけど、それでも見る価値がある
- 雨宮天・小松未可子の演技をじっくり聴きたい人
合わない人
- 「ハッピーエンドじゃないと精神的にきつい」人には素直におすすめしない。これはそういう作品ではない
- SF設定の整合性を厳しく見る人。世界観の細部は「雰囲気SF」寄りなので、そこに突っ込むと楽しみが半減する
- ラブコメ部分のテンポが合わないと感じやすい人。中盤はわりとゆっくり進む
次に見るなら
「終わりが決まっている関係の美しさと痛さ」という軸で似た感触の作品を3本。
- Angel Beats!——死後の世界という舞台で「消えること」に向き合うキャラクターたちの話。プラメモと同じく、日常と別れが同居した構造をしている。終盤の畳み掛けは覚悟が要る。
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。——こちらは「過去の喪失」をテーマにした現代もの。プラメモが「これから来る別れ」を描くのに対して、こちらは「すでに失ったもの」との向き合い方。感情の入り方が似ている。
- CLANNAD AFTER STORY——「一緒にいる時間」の積み重ねが後半の重みになる構造はプラメモと近い。こちらはボリュームがあるぶん、感情の蓄積がより大きい。覚悟して全話見るタイプの作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『プラスティックメモリーズ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。主要な定額制サービスで幅広く配信されているため、加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。ぜひお気に入りのプラットフォームでチェックしてみてください。
