プッシーキャット

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2008プッシーキャット

プッシーキャット

★ 1.9 / 5.0ファンタジーホラー
放送年2008年
フォーマットONA
話数1話
原作オリジナル

可愛いメスネコが問題に巻き込まれる。どうなるのか?セクシーで暴力的なセックスプロイテーション・クレイアニメーション作品である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

可愛いメスネコが次々と厄介なトラブルに巻き込まれていく姿を描いた、2008年公開のクレイアニメーション作品。ファンタジーとホラーを融合させた独特の世界観のなか、セクシーかつ暴力的な描写を大胆に盛り込んだ”セックスプロイテーション”スタイルのショートアニメです。粘土(クレイ)ならではのグロテスクかつコミカルな質感が、不条理な展開をさらに際立たせています。

みどころ・魅力

① クレイアニメーションならではの禍々しいビジュアル

粘土造形特有のぬめりと歪みが、ホラー描写にぴったりとはまっています。デジタルCGでは出せない手触り感のある質感が画面全体に漂い、見ていて不思議な中毒性を生む独特の映像体験を提供しています。

② ファンタジーとホラーが入り混じる不条理な世界観

ほのぼのとしたキャラクター造形とは裏腹に、展開は容赦なくダークでシュール。ファンタジーとホラーが同居する世界設定が、次に何が起こるかまったく読めない緊張感をつくり出しています。

③ 短編ながら強烈なインパクト

ONA(オリジナルネット配信)作品として凝縮された尺のなかに、キャラクターの個性・世界観・衝撃の展開がぎっしりと詰め込まれています。短時間で強いインパクトを求める視聴者にとって密度の高い一作です。

キャスト・声優一覧

メイン

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スタッフ

監督長尾武奈

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

U-NEXTの深夜サーフィン中に引っかかった。サムネイルが妙に目を引いて、タップしたら2008年のONA。クレイアニメーション。実尺は短編に毛が生えた程度。「なんだこれ」と思いながら再生ボタンを押すのに3秒かかった。

最初に見たとき、正直どういう顔をしていいかわからなかった。クレイアニメ特有のぬとっとした質感と、ファンタジー・ホラーという組み合わせが予想外にマッチしていて、シュールさと生理的不快感が奇妙に共存している。これが狙いなのか偶然なのかも判断できない。2回目に見たとき、「あ、これは計算されている」と気づいた。あの質感はわざとだ。ただし何のために計算しているのかは、まだよくわからない。謎の作品。

クレイという素材が持つ、暴力と愛嬌の不可分性

ファンタジーとホラーという組み合わせ自体は珍しくない。だがこの作品が面白いのは、その両方を「クレイアニメーション」という素材に乗せている点だ。粘土というのは本来、子どもの工作の材料だ。丸みがあり、色が鮮やかで、どこか愛嬌がある。チェブラーシカを思い浮かべれば伝わるかもしれない。

ところがその素材に暴力とセクシャルな要素を混ぜ込むと、妙なことが起きる。グロテスクなはずのシーンが、クレイの質感によって一段階フィクション性を帯びる。痛そうなのに、なぜか人形劇を見ているような距離感がある。これは意図的な緩衝材だと思う。ダイレクトに描くと単なる悪趣味になるところを、クレイという素材がギリギリ「作品」として成立させている。

主人公のメスネコというキャラクター造形もそこに絡んでくる。可愛い、というのが最初の記号として機能している。可愛いキャラクターが問題に「巻き込まれる」という構造は、ファンタジーやホラーの古典的な文法だが、この作品はその構造をかなりストレートに使いながら、クレイの不思議な質感で全体のトーンを調整している。単純に悪趣味なエクスプロイテーション作品として消費させようとしているのか、それとも素材とジャンルの組み合わせで何か別のことを言おうとしているのか——何度見ても答えが出ない。それがこの作品の核心だと思う。

2008年というタイミングも興味深い。配信ONA黎明期で、TVの制作倫理から外れた実験的な短編がいくつか生まれた時代だ。このくらいの時期の配信オリジナルは映像的なポリッシュより「TVではできないこと」を優先していて、本作もその系譜にある。荒さが欠点というより、そこに時代の自由さが刻まれている。

特に刺さったシーン

序盤、主人公のネコが状況に気づいていないまま場面が転換していくくだりが好きだ。クレイアニメーションの動きは滑らかさとぎこちなさが混在していて、ここの「ネコが気づいていない」という感覚とテクスチャーが一致している。うまいと思った。

終盤の展開は、見方によってはあっけない。だがあの収め方もクレイ作品らしい「余韻の乾き方」があって、後味がずっと残る。後味、という意味では成功しているんだと思う。画面の外に何かが引っかかっている感じ。これを狙ってやっているなら演出としてかなり意地が悪い——褒めている。

読んで見たくなったら——『プッシーキャット』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • クレイアニメーション・人形アニメなど「素材の質感」に関心がある人
  • エクスプロイテーション映画の文脈や歴史に興味がある人
  • 短編ONA・インディーアニメを発掘するのが好きな人
  • 「これはどういう作品なんだろう」という答えが出ない問いを楽しめる人
  • 2000年代後半の配信黎明期アニメを記録として残しておきたい人

合わない人

  • 性的・暴力的表現が明確にNGな人(本作はその両方を含む)
  • ストーリーの起承転結や感情的カタルシスを求める人
  • 作品の「意図」や「意義」が明確でないものに価値を感じられない人
  • クレイアニメ特有のぬめり感・人工的な質感が苦手な人

次に見るなら

ピクルスとおんなのこのような日本の短編クレイアニメ系作品に触れておくと、本作のポジションがより見えやすくなる。クレイという素材がどこまで「愛嬌」を担保できるかという問いへの、方向性の違う答えが見つかる。

エクスプロイテーション映画の文脈から入るなら、ドーターズ・オブ・ダークネス(映画)のような70年代ホラー系エクスプロイテーション作品を一本見ておくと、本作がどういう系譜の何を引き継いでいるかが整理される。アニメとは違うが、ジャンル理解として有効。

短編ホラーONAという軸ではカタハネのような2000年代インディーONA群も合わせて追うといい。配信黎明期に生まれた「TVでできないこと」をやろうとした作品たちを並べて見ると、本作の立ち位置がより鮮明になる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『プッシーキャット』はU-NEXTで視聴可能です。クレイアニメーション特有の禍々しいビジュアルとセクシー&ホラーな作風を手軽に楽しめます。独特のアート性を持つ異色のショートアニメとして、ジャンル好きにおすすめです。

よくある質問

Q. 『プッシーキャット』はどこで見られますか?
A. U-NEXTで配信されています。U-NEXTに登録することで視聴可能です。
Q. どんな人に向いている作品ですか?
A. クレイアニメーション好き・ホラーやダーク系ファンタジーが好きな方、短時間で刺激的な映像体験を求める方に特におすすめです。
Q. 子どもでも見られますか?
A. セクシーかつ暴力的な描写を含む成人向けの作品です。お子さんへの視聴はおすすめできません。
Q. 制作国・制作年はいつですか?
A. 2008年公開のONA(オリジナルネットアニメーション)作品です。クレイアニメーション技法を用いた短編作品として制作されました。

まとめ

『プッシーキャット』はU-NEXTで視聴可能です。クレイアニメーション特有の禍々しいビジュアルとセクシー&ホラーな作風を手軽に楽しめます。独特のアート性を持つ異色のショートアニメとして、ジャンル好きにおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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