※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

クイーンズブレイド 流浪の戦士
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | その他 |
DVDとブルーレイに追加される特別エピソード。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『クイーンズブレイド 流浪の戦士』は、DVD・ブルーレイに収録された特別エピソード集。強大な女王の称号をめぐり、大陸各地から集まった女戦士たちが覇権を争う「クイーンズブレイド」を舞台に、本編では描かれなかったエピソードやキャラクターの素顔に迫るスペシャルコンテンツ。剣と魔法が飛び交う戦士たちの日常と戦いの裏側を、ファンタジー世界の豊かな設定とともに描く。
みどころ・魅力
① 本編では語られなかった戦士たちの素顔
メインストーリーの戦闘シーンでは見えにくい、各キャラクターの個性や日常の一面がスペシャルエピソードで丁寧に掘り下げられる。本編ファンなら見逃せないキャラクター補完コンテンツとして楽しめる。
② 豪華女性キャストによる個性豊かなキャラクター群
大陸各地から集結した多彩な女戦士たちは、それぞれ異なる武器・戦闘スタイル・出自を持つ。剣士・魔法使い・暗殺者など、個性が際立つキャラクターたちの掛け合いはファンに根強い人気を誇る。
③ ファンタジー世界の設定が堪能できる
剣と魔法が共存する濃密なファンタジー世界観を背景に、本編のバトルシーンとは異なるトーンで描かれるエピソードが新鮮。シリーズの世界設定をより深く知りたいファン向けの充実した内容となっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 松智洋 |
|---|---|
| 音楽 | 横山克 |
感想・評価
最初に見たとき——「問題作」と言いながら全部見た
「これは問題作だから」と言い訳しながら再生ボタンを押す、あの微妙な心理状態を何度繰り返しただろう。クイーンズブレイドのSP版は、TVシリーズ本編のDVD・BD購入者向けに追加された特別エピソード群で、要するにコアなファン以外はほぼ存在を知らないやつだ。最初に見たときの正直な感想は「あ、そういう方向性で来たか」の一言で済んだ。でも2周目を見たとき気づいたのは、このシリーズが本気でキャラクターを使い切ろうとしている姿勢で、SP故の自由度がそこに拍車をかけているということだった。問題作には問題作なりの熱量がある。それを認めるのに少し時間がかかった。
強さと露出を同一線上に置く——これは「女性の力」についての奇妙な本気作だ
クイーンズブレイドというシリーズ全体に言えることだが、SP版はその核心をより露骨に、より凝縮して見せてくる。表面上はどう見てもサービス優先のエピソード集だ。それは否定しない。ただ、このシリーズが「強さ」と「露出」を同じ文脈で描いていることに、単なる消費コンテンツ以上の何かを感じるのも事実で、ここをどう受け取るかで評価が真っ二つに割れる。
登場する戦士たちは全員、何らかの「自分の論理」で戦っている。川澄綾子が声を当てるレイナは自由を求めて旅をしていて、その動機は荒削りだけれど本物だ。能登麻美子演じるトモエは使命感と葛藤を同時に抱えていて、能登さんの静かな芝居がその複雑さをきちんと立体化している。SP版ではこのキャラクターたちの「戦う理由」が本編よりもかえって剥き出しになる場面があって、サービスシーンの合間にそういう瞬間が挟まるから、見ているこちらの解像度が一瞬上がる。
釘宮理恵が演じるメローナというキャラクターは、このシリーズの「問題作性」を最も体現している存在だ。悪役であり、コメディリリーフであり、エロスと暴力の記号でもある。釘宮さんはその全要素をあの独特の声質でひとつに束ねていて、2周目以降はむしろメローナのシーンが楽しみになった。嫌味のないバカキャラを演じているときの釘宮さんの「やってる感」が、このシリーズの倫理的グレーゾーンをなぜか中和している。
単なる「エロアニメ」として消費するのは簡単だが、それで終わらせると見えなくなるものがある。このSP版は問題作だが、問題作なりの誠実さがある。それがこの作品の核心だと思っている。
特に刺さったシーン
平野綾が演じるナナエルの登場シーンが、毎回妙に記憶に残る。天使というロールに反してやることが小賢しくて、ちょっとセコくて、でもどこかで「自分が正しい」と信じているその感じを、平野さんがあの独特の高めのテンションで演じるから、SP版では特に際立って見える。真剣にコメディをやっている声優の強さというか、「これを大真面目にやっている」という姿勢が画面の外から伝わってきた。
もうひとつ、生天目仁美演じるシズカの戦闘シーンでの静と動の切り替えが好きで、忍者キャラとしての動きを声で表現するときの細かい呼吸の入れ方が2回目以降に気になり始めた。SP版はこういう「気づくと細部が気になっている」状態になりやすいエピソード構成になっていて、それはたぶん意図的だと思う。最初は画面に圧倒されているだけだが、慣れてくると声の芝居の密度が見えてくる。
読んで見たくなったら——『クイーンズブレイド 流浪の戦士』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- クイーンズブレイドTVシリーズをすでに見終えていて、もっとキャラクターを見ていたいと思っている人
- 釘宮理恵・能登麻美子・川澄綾子の演技をキャラクターごとに聞き比べるのが好きな人
- ジャンルの倫理的グレーゾーンを含めてフラットに楽しめる人
- 2000年代後半の「美少女バトル」フォーマットをリアルタイムで経験してきた人
合わない人
- TV本編を見ていない人(SP単体での視聴は前提知識が足りなさすぎる)
- サービス描写に対して許容ラインが低い人(これは本当に合わない)
- ストーリーの起承転結を求める人(SP版はそういう構成ではない)
- 「なぜこれが作られたのか」を考え始めると止まらなくなるタイプの人
次に見るなら
クイーンズブレイドの流れで見るなら、まずクイーンズブレイド 反逆の翼に行くのが素直な選択だ。同じ世界観・キャストで続編として作られていて、本編SPを見た後だとキャラクターへの解像度が上がっているぶん楽しみやすい。シリーズのトーンが好きならここで止まる必要はない。
女性戦士が複数登場するファンタジーバトル路線で別の切り口を探すなら聖剣の刀鍛冶が近い。こちらはサービス度合いを控えめにしつつ、バトルと女性キャラクターの描き方に同時代的な空気感がある。クイーンズブレイドほど突き抜けていないが、その分見やすい。
釘宮理恵のアーカイブを掘りたくなったなら灼眼のシャナがある。こちらは完全に別ジャンルだが、釘宮さんのツンデレ演技の原型を確認できるという意味でキャリア観点から面白い。クイーンズブレイドのメローナとシャナを並べると、同じ声優が担える幅の広さが実感できる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『クイーンズブレイド 流浪の戦士』は、現在dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。本編『クイーンズブレイド』と合わせてチェックすることで、作品世界をより深く楽しめます。
よくある質問
まとめ
『クイーンズブレイド 流浪の戦士』は、現在dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。本編『クイーンズブレイド』と合わせてチェックすることで、作品世界をより深く楽しめます。