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咲日和 Animation
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Gokumi |
咲の漫画第14巻に付属したOVA。第一期のキャラクターによる4コマギャグで構成されている。二人のプロが家族レストランで会う。四つのチームの主将が合同合宿に向けて準備する。池田は妹たちの相手をする。鶴賀チームが予期しないキャンプ旅行に出かける。竜門渕がコロモの誕生日を祝う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『咲-Saki-』コミックス第14巻に付属したOVA作品。第一期に登場したキャラクターたちによる4コマギャグを原作に、ほのぼのとした日常の一コマをアニメ化。プロ雀士二人が家族レストランで偶然顔を合わせるエピソードをはじめ、四つの高校の主将たちが合同合宿に向けて奮闘する様子、池田がにぎやかな妹たちの相手に振り回される日常、鶴賀学園チームが予期せぬキャンプ旅行に繰り出すドタバタ、そして竜門渕のメンバーが衣の誕生日を盛大に祝う温かいシーンまで、全5エピソードで贈るファン必見の短編集です。みどころ・魅力
① 本編では見られないキャラたちの素顔と日常
麻雀の対局シーンが中心の本編とは打って変わり、OVAでは各キャラクターのゆるくてコミカルな素顔が存分に描かれます。真剣勝負のイメージが強いキャラも、日常パートでは笑いを誘う一面を見せてくれるのが最大の魅力です。② 第一期キャラが一堂に揃う贅沢な顔ぶれ
宮永咲・原村和・竜門渕チーム・鶴賀チームなど、第一期で活躍した主要キャラクターたちが一度に登場します。本編では対戦相手として対峙していたチームの面々が、ゆるやかに交差するのを楽しめるのはOVAならではの醍醐味です。③ 4コマ原作ならではのテンポのよいギャグ
原作の4コマギャグ漫画をベースにしているため、1エピソードごとにオチがしっかりついた小気味よい構成になっています。短い尺の中に笑いと温かさが凝縮されており、サクッと気軽に楽しめる点もポイントです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 瀬藤健嗣 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 佐々木政勝 |
| OP | スタイリップス「ドラマティック*サイクル」 |
| ED | Ryuumonbuchi Koukou Mahjong-bu [Touka Ryuumonbuchi「ころもびより」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
咲の本編は未視聴のまま、なんとなく手を出した一本だった。4コマギャグのOVAだから単体でも成立するだろ、という軽い読みで。実際その読みは半分当たっていた。麻雀の知識ゼロでも笑えるシーンが確かにある。ただ2回目に見たとき、「あ、これ分かってて見るともっと笑えるやつだ」という確信に変わった。キャラクター同士の関係性や確執、チーム内のパワーバランド——それを知った状態で見るギャグと、知らないまま見るギャグでは、明らかに密度が違う。本編ファン向けの商品を、本編未体験者が覗き見ている感覚。居心地は悪くないが、完全には招かれていない感じも正直ある。
「仲間」という関係性の、緩んだ顔だけを切り取ったOVA
4コマギャグのアニメ化というフォーマット上、ストーリーらしいストーリーはほぼない。プロ2人が家族レストランで鉢合わせる短編、主将たちの合宿準備のドタバタ、池田が妹たちに翻弄される話、鶴賀チームの予期せぬキャンプ旅行、竜門渕メンバーがコロモの誕生日を祝う短編——それぞれが独立したスケッチとして並んでいる。
ただ、このフォーマットが逆に浮き彫りにするものがある。本編で競い合っていたキャラクターたちが、勝負の外でどういう顔をしているか、という部分だ。試合中の緊張関係がある程度わかっている視聴者なら、その落差がそのままギャグの燃料になる。「あの強敵が家族レストランで気まずい空気を作っている」という構図は、本編の重さを知っているから成立する笑い方だ。
これは本編への補完でも外伝でもなく、強いて言えば「アフター」に近い。試合が終わった後の日常、あるいは試合と試合の間の隙間——そこに生きているキャラクターたちを見せることが、このOVAの唯一の目的だと思う。テーマを深掘りする構造にはなっていない。ただ、「このキャラたちはこういう奴らだ」という愛着の確認作業として機能している。本編で積み上げた感情の受け皿として見るなら、この緩さは正しい緩さだ。
漫画第14巻付属という形式も含めて、これはファングッズに近い存在といえる。映像化された4コマ集、という割り切り方が正直なところで、そこを誤解すると「薄い」という感想になるし、理解して見ると「よくできたファンサービス」に見える。
特に刺さったシーン
竜門渕のコロモ誕生日回が、個人的には一番好きだった。コロモというキャラクターは本編での立ち位置がかなり独特なはずで、そのキャラを誕生日という場面に置いたときの、「祝われているのに全然祝われてる感じがしないコロモ」という空気が絶妙だった。甲斐田裕子さんの演技がまたいい仕事をしていて、シリアスな文脈で出てくる声色とは明らかに違うトーンで、コロモのどこかズレた感覚を出してくる。あのキャラは声がすべてというか、甲斐田さんの声なしには成立しないと思う。
釘宮理恵さん演じる優希が出てくる場面は、安心して笑えるパートが多い。テンションの高低の落差が激しいキャラを、釘宮さんが飄々とやるときの「わかってるな感」がある。堀江由衣さん演じる美穂子は、どことなく保護者っぽいポジションで笑いのアンカーになっていて、その使われ方がうまかった。4コマのギャグテンポをそのまま尺に収めているので、声優陣の仕事が映像の密度を支えている部分が大きい。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 咲の本編を少なくとも一期まで見ている人
- キャラクターへの愛着を、ギャグで回収したい人
- 声優陣の「力を抜いた演技」が好きな人
- 15〜20分で完結するショートアニメが好きな人
- 原作漫画既読で、アニメ映像版として確認したい人
合わない人
- 本編未視聴で、単体のストーリーを期待する人
- 麻雀要素のあるシリアスな展開を求めている人
- OVAに起承転結のある物語を期待する人
- 今すぐ配信で視聴したい人(現時点では配信・DVD販売ともに確認できない状況)
次に見るなら
まず見るべきは当然、本編の咲 -Saki-だ。このOVAで面白いと思えた要素——キャラクターの関係性、声優陣の演技——はすべて本編で積み上げられたものなので、順番を逆にしてしまったなら、今すぐ本編に戻ることをすすめる。
日常系ギャグのOVAとして近い感触を持つならきんいろモザイクシリーズのOVA群がある。複数のキャラクターが日常の隙間でわちゃわちゃするだけ、という構造は近く、配信でのアクセスもしやすい。
麻雀×日常のゆるい空気が好きならあかね色に染まる坂……ではなく、咲 -Saki- 阿知賀編 episode of side-Aが正解だ。こちらは本編スピンオフで、また別のチームの物語が展開される。このOVAよりはしっかりしたドラマがあるので、読後感の軽さに物足りなさを感じたなら次の選択肢になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『咲日和 Animation』は現在、公式の配信サービスでの視聴は確認されていません。コミックス第14巻付属のOVAという性質上、ソフト版での視聴が主な手段となります。ファンアイテムとしての価値も高く、原作コミックスと合わせてチェックしてみてください。






