星刻の竜騎士

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2014星刻の竜騎士

星刻の竜騎士

★ 3.0 / 5.0コメディセクシーファンタジー
放送年2014年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作C-Station

アンサリヴァン竜騎士学園では、ほとんどの生徒がドラゴンの乗馬と飼いならしを習得していた。しかし、1年生のアッシュ・ブレイクだけは例外だった。彼は「問題児ナンバーワン」として知られていた。アッシュは学園の笑いものだった。なぜなら、竜騎士の証である星形の紋章を持ちながら、それに相応しい成果を何も上げていなかったからだ。彼のドラゴンは決して姿を見せなかった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

アンサリヴァン竜騎士学園では、生徒たちがドラゴンを乗りこなし使役する術を磨いている。しかし1年生のアッシュ・ブレイクだけは異質な存在だった。竜騎士の証である星形の紋章を体に宿しながら、肝心のドラゴンは一向に姿を現さず、学園中の笑いものになる日々。そんなアッシュの前に突如現れたのは、幼い少女の姿をした彼のドラゴン・エコだった。しかし彼女は主人の命令を一切聞かず、むしろアッシュを顎で使おうとする規格外の存在で——。

みどころ・魅力

① 「主従逆転」のドタバタラブコメ

本来ドラゴンを従えるべき竜騎士が、人間の少女に変身したドラゴン・エコに振り回されるという逆転関係が笑いの核心。エコの傍若無人な言動と、それに振り回されながらも守ろうとするアッシュのギャップが小気味よく、テンポの速いコメディシーンが続く。

② 個性豊かなヒロインたちが織りなす賑やかな人間関係

幼なじみの優等生・シルヴィア王女、謎めいた魔法使いなど、個性の異なるヒロインたちが次々と登場。それぞれがアッシュに絡む展開は賑やかで、ハーレム系ラブコメとして安定した楽しさを提供している。

③ ファンタジー世界観とバトルの見せ場

竜騎士と聖竜が織りなす戦闘シーンは世界観のスケールを感じさせる。学園という日常の舞台と、学園外の陰謀・戦乱が交錯する構成により、コメディだけでなくアクション・シリアス展開も楽しめる作りになっている。

キャスト・声優一覧

エーコ
エーコ
メイン
伊瀬茉莉也
アッシュ・ブレイク
アッシュ・ブレイク
メイン
高橋孝治
レベッカ・ランドール
レベッカ・ランドール
メイン
井上麻里奈
シルヴィア・ロートレアモン
シルヴィア・ロートレアモン
メイン
佐倉綾音
コゼット・シェリー
コゼット・シェリー
サブ
生田善子
ナヴィー
ナヴィー
サブ
榊原ゆい
プリムローズ・シェリー
プリムローズ・シェリー
サブ
加隈亜衣
ヴェロニカ・ロートレアモン
ヴェロニカ・ロートレアモン
サブ
遠藤綾
マクシミリアン・ラッセル
マクシミリアン・ラッセル
サブ
室元気
ルッカ・サーリネン
ルッカ・サーリネン
サブ
大亀あすか
アンジェラ・コーンウェル
アンジェラ・コーンウェル
サブ
七緒はるひ
アーニャ
アーニャ
サブ
下田麻美

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スタッフ

監督多田俊介
原作瑞智士記
原案キャラデザ〆鯖コハダ
キャラクターデザイン佐々木睦美
音楽若林タカツグ
音響監督亀山俊樹
OP榊原ゆい「聖剣なんていらない」
EDエコ「MOST以上の“MOSTEST”」
EDルッカ「MOST以上の“MOSTEST”」
EDエコ「MOST以上の“MOSTEST”」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「ドラゴン騎士モノか」と思って積んでた。2014年の作品で、当時も一応チェックはしてたはずなのに、なぜか記憶にほぼない。それが最近になってもう一回見ることになったのは、佐倉綾音が出てるよと誰かに言われたからだった。

最初に見たときの感想は正直「ああ、このタイプか」だった。竜騎士学園もので、主人公だけドラゴンが出てこなくて笑われてるやつ。2014年前後にこういう「俺だけ何もできないけど実は特別」構造のラノベ原作アニメはそれなりにあって、どれがどれかわからなくなるくらいある。

ところが2回目を見ると、印象がちょっと変わった。エーコというキャラクターの扱いが、思ってたより面白い構造をしているのに気づいたのだ。伊瀬茉莉也の声で喋るこの小さい竜が、物語の中でどう機能しているかを考え始めると、意外と止まれなくなった。

証明できない「本物」を、それでも信じ続けるという話

星刻の竜騎士が単なる「問題児が実はチート主人公でした」という話かというと、そうではないと思っている。少なくとも、そこだけで終わらせる気がない部分がある。

アッシュ・ブレイクは竜騎士の証である星紋を持っている。それは本物だ。でも、ドラゴンは来ない。成果も出ない。周りからは笑われる。この状況の残酷さは、「才能がない」のではなく「才能があると示す手段がない」という点にある。星紋というのは一種の約束手形だ。何かが来るはずだという保証。でもその何かが来ないまま時間だけが過ぎていくとき、周囲の評価はどこまでも「無能」で固定される。

エーコが人間の姿で現れるという展開は、その構造をひっくり返す仕掛けとして読める。竜が人として来る、という反転は、「期待されていたものとは違う形での応答」だ。周りが期待する竜騎士の姿とは全然違う。でも、それがアッシュの星紋に対する答えだった。

ここに乗っかってくるのが、シルヴィア・ロートレアモンというキャラクターの存在だ。佐倉綾音が演じるこの人物は、最初はアッシュを認めない側にいる。ロートレアモン家という名家の出で、竜騎士としてのキャリアも実力もある。そのシルヴィアが、アッシュに対する評価を少しずつ変えていく過程に、この作品の芯がある気がしている。

佐倉綾音の演技はこういうキャラクターに妙に合う。プライドが高いけど正直で、認めたくないのに認めてしまう瞬間の声の揺れが、セリフの字義を超えてくる。シルヴィアが「こいつを認める」という判断をするシーンを、2回目で改めて追いかけてみると、1回目より遥かに丁寧に積み上げられているのがわかった。

エーコとアッシュの関係も、単なるマスコットとご主人様ではなくて、対等に近い緊張感がある。伊瀬茉莉也の芝居は、子供っぽい見た目に反して妙に存在感がある。かわいい声で理不尽なことを言うのに、なんか負けてる気がしない。エーコのわがままは彼女なりの「自分を見せている」行為で、アッシュはそれを正面から受け取る。証明できないままでいるアッシュと、証明する必要がないエーコの組み合わせが、この作品の核心だと思う。

特に刺さったシーン

序盤、エーコが初めて人型で現れるシーンをちゃんと見直したとき、伊瀬茉莉也の第一声の間の取り方が想像より計算されていた。あの場面、状況的にはギャグ的な文脈のはずなのに、声のトーンに「この子は本当は何を求めているのか」という余白がある。笑えるシーンなのに笑いっぱなしにならない感じ。

もう一つ、レベッカ・ランドール——井上麻里奈が演じるキャラクターが、アッシュを煽りながら実はちゃんと見ているという立ち位置を示すくだり。井上麻里奈はこういう役を真剣に面白くやる人で、ぞんざいに聞こえる台詞の裏に微妙な温度差があるのが聴き取れる。「助けてやるけど覚えとけよ」みたいな空気感を声だけで出してくる。

遠藤綾演じるヴェロニカの威圧感も見どころで、妹のシルヴィアとの温度差がキャスティングだけでほぼ成立している。画面に映っているだけで場の空気が変わる、という芝居ができる人だと改めて思った。

読んで見たくなったら——『星刻の竜騎士』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • 2014年前後のラノベ原作アニメをリアルタイムで見ていた世代で、あの時代の空気ごと楽しみたい人
  • 声優キャストで選ぶタイプ。佐倉綾音伊瀬茉莉也井上麻里奈が揃っているのはそれだけで理由になる
  • コメディとファンタジーが混在していても気にならない人。シリアスとギャグの振り幅が大きい
  • エーコみたいな「理屈なしに主張してくる小さいキャラ」が好きな人

合わない人

  • 世界観やドラゴン設定を深掘りしたい人。そこはそんなに掘らない
  • エッチな描写が苦手な人。割とある
  • 「俺TUEE系」の構造自体が受け付けない人。根っこはそのフォーマットにある
  • 1クールで綺麗に完結してほしい人。続きは原作に委ねる終わり方をする

次に見るなら

聖剣使いの禁呪詠唱——同じ2014年で、学園×ファンタジー×「俺だけ特別な契約をしている」構造がほぼ同じ。こちらのほうがシリアス寄りで、テンポも似ている。あの時代のラノベ原作アニメをもう一本消費したいときに。

魔法科高校の劣等生——「落ちこぼれ扱いされているが実は最強」という構造の代表格。星刻のアッシュが持っている「証明できないもどかしさ」の部分が好きなら、こちらはその解像度が高い。規模も大きい。

IS<インフィニット・ストラトス>——学園もの、主人公が特別な理由で囲まれる構造、コメディと真面目の混在。星刻と同じ空気をより整理した形で見たいときに向いている。加隈亜衣が好きなら出演作としても押さえておきたい一本。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『星刻の竜騎士』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していればすぐに全話視聴できます。U-NEXTとDMM TVは初回無料トライアルを実施していることが多いため、まずは試してみるのもよいでしょう。

よくある質問

Q. 星刻の竜騎士は全何話ですか?
A. 全12話構成のTVアニメです。2014年1月〜3月にかけて放送されました。1クールでまとまっているため、一気見しやすい作品です。
Q. 原作は漫画ですか、ライトノベルですか?
A. 原作はシグザール氏によるライトノベルで、GA文庫から刊行されています。イラストはコミック版とは異なり、本作のアニメはライトノベルを原作としています。
Q. どんな人に向いているアニメですか?
A. 学園ファンタジー×ハーレムラブコメが好きな方に向いています。ドタバタコメディとセクシー要素が多めなので、気軽に楽しめるエンタメ作品を探している方にもおすすめです。
Q. 続編や2期はありますか?
A. 2026年5月時点でアニメの2期は制作・発表されていません。原作ライトノベルは完結しているため、続きが気になる方は原作を読むことをおすすめします。

まとめ

『星刻の竜騎士』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していればすぐに全話視聴できます。U-NEXTとDMM TVは初回無料トライアルを実施していることが多いため、まずは試してみるのもよいでしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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