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新機動戦記ガンダムW
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
人類は宇宙に移住し、巨大な軌道ステーション「サイド」に数千人が暮らしていた。しかし地球政府による統治は不正で残酷だった。革命勢力は5機のガンダムという巨大ロボを製造し、独立戦争を開始するため地球へ送ることを計画。5人の若き操縦士が駆るこれらのガンダムは、植民地住民の希望と夢を背負い戦う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人類が宇宙へと進出し、巨大な宇宙コロニー群「サイド」に多くの人々が暮らす時代。地球圏統一連合による支配は腐敗を深め、コロニーへの圧政が続いていた。これに抗うべく、革命勢力は「ガンダム」と呼ばれる5機のモビルスーツを極秘裏に開発し、5人の少年パイロットとともに地球へ送り込む「オペレーション・メテオ」を決行する。ヒイロ・ユイをはじめとする若き戦士たちは、それぞれの信念を胸に、複雑に絡み合う戦争の渦へと身を投じていく。やがて彼らの戦いは、敵味方すら超えた「真の平和とは何か」という問いへと向かっていきます。みどころ・魅力
① 個性豊かな5人のガンダムパイロット
無感情にも見える主人公ヒイロ、笑顔の裏に芯を持つデュオ、貴公子然としたカトル、武人気質のウーフェイ、そして仮面の男トロワ。5人それぞれが異なる信念と背景を抱え、ぶつかり合いながら成長していく群像劇が最大の魅力。誰かひとりに必ず惹かれるはずです。② 善悪を単純化しない重厚なドラマ
本作は「正義の主人公が悪を倒す」物語ではありません。敵側にもそれぞれの理想と苦悩があり、誰もが平和を願いながら戦いへと向かう構造が描かれます。ゼクスやトレーズら敵役の魅力も際立ち、戦争の不条理を多角的に問いかける重層的な脚本が光ります。③ 色褪せないメカニックデザインと名場面
ウイングガンダムをはじめとする洗練された機体デザインは、放送から年月を経た今も高い人気を誇ります。空を舞うような戦闘シーンの数々、そして印象的な台詞と音楽が織りなす名場面は、世代を超えて語り継がれるガンダムシリーズ屈指の名作です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 池田成 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 隅沢克之 |
| キャラクターデザイン | 村瀬修功 |
| 音楽 | 大谷幸 |
| 美術監督 | 佐藤勝 |
| 音響監督 | 浦上靖夫 |
| OP | トゥーミックス「JUST COMMUNICATION」 |
| OP | トゥーミックス「RHYTHM EMOTION」 |
| ED | 大石 ルミ「It’s Just Love!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
きっかけは「なんで当時あんなに女子に人気だったんだ」という、わりとどうでもいい疑問だった。ガンダムには詳しくない。詳しくないのに、ヒイロ・ユイという名前だけはなぜか知っていた。たぶん、それくらい刺さった層には刺さっていたんだと思う。で、軽い気持ちで序盤を流し見したら、主人公がやたら無愛想で、しかも自分の機体ごと自分を吹き飛ばしにかかる。第一印象は「この少年、情緒どうなってる」だった。1回目はキャラの顔の良さと不穏さで押し切られて見終わったけれど、2回目に見たとき気づいたのは、この話、顔がいいだけの作品では全然ないということ。少年たちが背負わされているものの重さが、視聴回数を重ねるほど後からじわじわ効いてくる。
正義が5つあると、戦争は終わらないという話
このアニメ、表向きは巨大ロボがコロニーと地球の間でドンパチやる独立戦争もので、構図だけ取り出せば「抑圧する地球政府 対 虐げられた宇宙移民」というシンプルな図式に見える。でも実際に動いているのはそこじゃない。地球へ送り込まれた5人のガンダム乗りは、出身もバラバラなら、戦う理由もバラバラだ。誰かのために引き金を引く者、自分の信念のために引く者、命じられたから引く者。全員が「自分は正しいことをしている」と思っていて、その正しさが微妙に、あるいは決定的にズレている。
この作品が単なるロボットアクションではないと感じるのは、その「正義の複数性」を最後まで都合よく束ねないところだ。普通なら、終盤でみんなの正義がひとつの旗の下に合流して大団円、になる。ここはそうならない。ゼクス・マーキス——子安武人の声がまた、仮面の下で何かを諦めたような響きで——彼が掲げる理想と、ヒロインのリリーナが掲げる「完全平和主義」という、武力を一切否定する極端な理想。このふたつすら正面からぶつかる。誰も完全には間違っていなくて、誰も完全には正しくない。戦争を止めようとする行為そのものが、また次の戦争の火種になる。子供の頃に見たら「で、結局どっちが悪いの?」と聞きたくなる構造を、大人になって見返すと、答えが出ないことこそがテーマなんだと腑に落ちる。正義が一個なら戦争は終わる。五個あるから終わらない。その身も蓋もなさを、美形の少年たちの顔で包んで差し出してくる作品だ。
特に刺さったシーン
やっぱり序盤、ヒイロが自分の機体を自爆させるくだりだ。あの判断に至るまでの逡巡が、ほとんど無い。緑川光の声が、感情を込めるのではなく、むしろ感情を削ぎ落とす方向で芝居をしているのがすごい。叫ぶでも泣くでもなく、ただ淡々と任務を遂行する声で「自爆」をやる。普通、声優は見せ場で熱量を上げにくるものだけど、ここは逆。温度を下げることで、この少年がどれだけ壊れた育ち方をしてきたかが一発で伝わってくる。初見では「えっ今ので終わり?」とポカンとして、2回目で「あ、これは彼の生き方の縮図だ」と背筋が寒くなった。
もう一人挙げるなら、関俊彦が演じるデュオ・マックスウェル。重い話の中で、彼の軽口だけが人間の体温を保っていて、ふざけた口調の裏に死神を名乗るだけの傷が透けて見える。あの緩急がないと、この作品の暗さは正直しんどい。彼の「死神ジョーク」が出るたび、ちょっと息ができた。
読んで見たくなったら——『新機動戦記ガンダムW』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- キャラ同士の関係性や、敵味方の複雑な距離感をじっくり追うのが好きな人
- 「悪役にも言い分がある」群像劇を見たい人
- 90年代アニメ特有の濃い顔立ちと、青臭い理想論の応酬にグッとくる人
- ロボの強さよりも、乗っている人間の壊れ具合に興味がある人
合わない人
- 主人公に感情移入して一緒に熱くなりたい人(ヒイロはなかなか心を開いてくれない)
- 戦争ものに分かりやすい正解と決着を求める人
- 序盤のテンポの独特さや、台詞の硬さが気になってしまう人
次に見るなら
複雑な政治と美形キャラ、そして「正義のぶつかり合い」が好きならコードギアス 反逆のルルーシュ。知略で戦争をひっくり返していく主人公の歪み方は、ヒイロとはまた別ベクトルで引き込まれる。
同じ少年兵の苦みと、対立する者同士の友情を味わいたいなら機動戦士ガンダムSEED。Wと同じく女性人気が高かった作品で、戦う理由を持てない若者の描き方が近い。
「兵器に乗せられた少年の内面」をもっと深く覗きたいなら、同時代の新世紀エヴァンゲリオン。戦う動機の不在と、大人の都合に潰されていく感覚が地続きに感じられるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「新機動戦記ガンダムW」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVの4つの配信サービスで視聴することができます。複数のサービスで配信されているため、すでに契約中のサービスがあればそのまま楽しめる可能性が高い作品です。各サービスの無料体験や料金プランを比較して、自分に合った方法で視聴を始めてみてください。