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2016

少年メイド
★ 3.5 / 5.0コメディ日常系
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | 8-bit |
元気な小学生・小宮知洋は、母親と暮らしていた。家事全般が得意で、母親の教えは「働かざれば食うべからず」。母が突然亡くなった後、叔父を名乗る武取円雄が現れ、同居を勧める。知洋は最初は拒むが、円雄の家の汚さを見て考え直す。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
元気いっぱいの小学生・小宮知洋は、家事全般が得意な母親と二人で暮らしていました。母の教えは「働かざれば食うべからず」。掃除も料理も完璧にこなす、しっかり者の男の子です。ところが、その母が突然この世を去り、知洋は天涯孤独の身に。そこへ叔父を名乗る武取円雄が現れ、同居を持ちかけます。最初はかたくなに拒んでいた知洋でしたが、足の踏み場もないほど散らかった円雄の家を目の当たりにして考え直し、「メイドとして働く」ことを条件に同居を決意します。歳の離れた二人による、賑やかでちょっぴり泣ける新しい生活が幕を開けます。みどころ・魅力
① 家事万能な小学生メイド・知洋の奮闘
掃除・洗濯・料理と、大人顔負けの完璧な家事スキルを誇る知洋。ツンとした態度の裏にある一生懸命さや、亡き母を想う健気さが胸を打ちます。小さな体で家中を切り盛りする姿は、思わず応援したくなる愛らしさです。② 不器用な大人・円雄との疑似親子の絆
お金はあるのに生活力ゼロの叔父・円雄と、しっかり者の甥・知洋。最初はぎくしゃくしていた二人が、少しずつ距離を縮めて本当の家族のようになっていく過程が本作の核。じんわり温かい関係性の変化に癒やされます。③ 笑いと涙のちょうどいいバランス
個性豊かな脇役たちが巻き起こすコメディと、家族を失った喪失感に向き合う優しいドラマが絶妙に同居。クスッと笑えるのに、ふとした場面で涙腺が緩む――日常系の心地よさと心温まる読後感を両立した一作です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山本裕介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中村能子 |
| キャラクターデザイン | 石田可奈 |
| 音楽 | yamazo |
| 美術監督 | 益田健太 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | トラストリック「innocent promise」 |
| ED | 有頂天BOYS「ずっとOnly You」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、てっきりメイド服を着せたい大人の趣味に振り回される少年の話かと身構えて再生した。蓋を開けたら、母を亡くした小学生・知洋が、掃除も洗濯も料理もひと通りこなせてしまう、ちょっと出来すぎな子どもの話だった。最初は「家事のできる小学生」という設定の都合よさに引っかかっていたはずなのに、二周目では知洋が雑巾を絞る手つきや、棚の埃を指でなぞる仕草ばかり目で追っていた。叔父の家のゴミ屋敷っぷりに思わず顔をしかめて、それでも「ここに住む」と決めてしまう流れに、変な納得をさせられる。派手に盛り上がる作品ではない。ただ、夜に一話だけと思って結局三話くらい流してしまう、そういう種類のやつだ。掃除をすることでしか、悲しみと折り合えない子どもの話
この作品は「家事万能の美少年がメイドをやる」というキャッチーな看板を掲げているけれど、何度か見返すと、その看板の裏にあるのはもっと静かなものだと気づく。知洋にとっての家事は、特技でも趣味でもない。母が遺した「働かざれば食うべからず」という言葉を、体の動きとして覚えているだけだ。母がいなくなったあと、彼に残されたのは、母が立っていた台所と、母が教えた手順だった。だから彼は掃除をする。雑巾を絞り、床を磨き、ボタンの取れたシャツを繕う。それは喪失を埋める作業じゃなくて、悲しみとどう距離を取ればいいのか分からない子どもが、唯一知っている「母と話す言語」なんだと思う。 面白いのは、叔父の円がその穴を「父親」や「保護者」として埋めようとしないことだ。彼はただ、だらしなく散らかった暮らしをしていて、誰かの手を必要としている。知洋が掃除をしたくなるくらい、どうしようもなく汚い。その「必要とされている」という事実が、結果的に知洋の居場所になっていく。島﨑信長が演じる円は、押しつけがましさが一切ない。子どもを諭すでも甘やかすでもなく、ふわっと浮いたような距離感で隣にいる。この声の置き方が絶妙で、知洋が自分の意思で「ここにいる」と選べる余白を作っている。世話を焼く側と焼かれる側、保護する側とされる側が、きれいに逆転しているのに、どちらも相手を必要としている——疑似家族ものとして見たとき、この対等さがいちばん効いている。家事は、彼らが家族になるための共通言語なのだ。特に刺さったシーン
やはり序盤、知洋が叔父の家に足を踏み入れて、その惨状を前に固まるくだりが忘れがたい。普通なら回れ右して帰る場面で、彼の目の色が変わる。「掃除をしたい」が「ここにいたい」より先に来てしまう子どもの業みたいなもので、見ているこっちが切なくなる。そこから黙々と片付けを始める一連が、テンポよく、けれど手を抜かずに描かれていて、埃が舞う空気の質感まで作画が拾っている。声の面では、円の自堕落さを島﨑信長が嫌味なく転がすのが効いている。だらしないのに憎めない、あの絶妙なゆるさ。あと、知洋を取り巻く人たちの賑やかさも良くて、前野智昭が演じる桂一郎の軽さや、中原麻衣の声がもたらす柔らかい温度が、知洋の張り詰めた生真面目さをほどいていく。誰かに世話を焼かれることに慣れていない子が、少しずつ周りの手を借りられるようになる——その移り変わりが、声の芝居だけで伝わってくる。読んで見たくなったら——『少年メイド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 疑似家族・誰かと家族になっていく過程の物語に弱い人
- 派手な展開より、生活の手触りや日常の積み重ねでじんわり来たい人
- 世話を焼く側と焼かれる側が逆転している関係性が好きな人
- 掃除・料理・家事描写を丁寧にやってくれる作品が好きな人
合わない人
- 明確な目的やストーリーの推進力がないと退屈してしまう人
- 「家事万能の小学生」という設定の都合よさが最後まで気になる人
- 毎話、起伏のあるドラマや事件を求めている人
次に見るなら
家事と食卓を軸に疑似家族が形になっていく感触が好きなら、甘々と稲妻がいちばん近い。不器用な大人と子どもが、一緒にごはんを作ることで距離を縮めていく話で、台所の温度がそのまま物語になっている。世話を焼く側に回る少年という意味では、学園ベビーシッターズもおすすめ。誰かの面倒を見ることで自分の居場所を見つけていく構造が、知洋の生き方と静かに重なる。もう少しコメディ寄りで「メイド」という記号で遊びたいなら、うちのメイドがウザすぎる!を。立場の逆転とドタバタの裏に、ちゃんと家族の話が通っている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『少年メイド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中です。いずれのサービスも見放題対象として揃っているため、好みの環境で気軽に視聴を始められます。家事万能な小学生メイドと不器用な叔父が織りなす、心温まる日常コメディをぜひお楽しみください。
