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創勢のアクエリオンEVOL
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Satelight |
プロジェクト・アクエリオンの10周年記念イベントが2015年6月28日に開催され、そこで新作エピソードが先行上映される。このオリジナルエピソードは、シリーズの歴史的な記念日を祝う特別な作品となっている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2015年6月28日に開催されたプロジェクト・アクエリオン10周年記念イベントにて先行上映されたオリジナルエピソード。シリーズ誕生から10年という節目を記念して制作された特別作品で、長年のファンへの感謝と祝祭の意味を込めた一作。アクエリオンシリーズならではのロボットアクションと独特の世界観をショートフォーマットで凝縮して届ける。
みどころ・魅力
① 10周年を祝う特別仕様のファン向けエピソード
プロジェクト・アクエリオン10周年を記念して制作された本作は、記念イベントでの先行上映という特別な形でお披露目された。シリーズを長く追い続けたファンにとって、節目を共に祝える感慨深い一作となっている。
② メカアクションの醍醐味をコンパクトに凝縮
SPフォーマットながら、アクエリオンEVOLシリーズの合体・変形・戦闘といったメカアクションの見せ場はしっかり盛り込まれている。テレビシリーズを観た視聴者なら馴染みのあるシーンの数々を短時間で楽しめる構成だ。
③ シリーズ入門にも使えるコンパクトな一本
スペシャルエピソードとしてまとまった内容になっているため、アクエリオンEVOLの世界観を手軽に体験したい視聴者にも適している。シリーズ未視聴の方がまず触れる入り口としても機能する作品といえる。
スタッフ
| 監督 | 安田賢司 |
|---|---|
| 音響監督 | 清水洋史 |
| ED | アキノ「創聖のアクエリオン」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
アクエリオンEVOLを一通り見終えて「もう一度あの世界に戻れるのか」という気持ちで手を伸ばしたのが、この2015年のスペシャルだった。10周年記念イベントで先行上映されたという経緯を知って、「ああ、これはファン向けのお祭りだな」と少し身構えたのは正直なところだ。お祭り作品というのは往々にして、内輪の記念行事に終わる。でも、アクエリオンシリーズの場合はそれすら折り込み済みで見るべきもので、2回目に見たとき気づいたのは、この短尺の中にもきちんと「合体」への敬意が詰まっているということだった。
合体は比喩ではなく、この作品そのものの文法だ
アクエリオンEVOLを語るとき、「合体」という言葉を避けることはできない。というか、避けようとすると作品の核心から完全にずれる。エレメントたちが叫びながら機体を合わせるあのシーン群は、単なる戦闘演出ではなく、この作品が「つながり」をどう描くかの唯一の方法論だ。
河森正治という人は、マクロスでも一貫して「コミュニケーションの不可能性と、それでもつながろうとすることの愚かしさと美しさ」を描いてきた。EVOLでは男女が同乗禁止という設定から始まって、それを破ることが物語の推進力になる。禁じられているからこそ合体に意味が宿る、という構造は、12,000年というスケールで描かれる輪廻の話と合わさって、バカバカしいほどに崇高になる瞬間がある。
スペシャル版はTVシリーズの決着を踏まえた上での一本だ。本編でアムとミコノが、カグラとゼシカが、それぞれに辿り着いた場所を既に知っている状態で見るから、短尺の中のセリフひとつひとつが違う重さを持つ。2回目に見ると、1回目には流れていったやりとりが急に意味を帯びてくる。それがこのシリーズの作りの丁寧さで、ファンサービスに見えてちゃんと「積み上げてきたもの」を使っている。
合体が文法だ、と書いたのはそういう意味だ。感情の接続、魂の同期、そういうものを「合体」という過剰な演出に乗せることで、逆に嘘くさくなくなる。言葉で説明したら照れくさいことが、叫び声と合わさって機体が合わさることで成立する。この作品が単なるスーパーロボットものでないのは、その「合体」に毎回、登場人物の感情の話がちゃんと乗っているからだ。
特に刺さったシーン
終盤の合体シークエンスで、石田彰の声が低く落ちる瞬間がある。あの人の演技は感情を「見せる」ことをしない。むしろ抑えることで滲み出させる。TVシリーズ通じてカグラという役に積み重なってきたものが、短い尺の中のその一瞬に凝縮されていて、思わず音量を上げた。仲西遼の楽曲が背後で鳴り始めるタイミングも計算されていて、音楽と演技がピンポイントで合わさるとこういうことが起きるんだ、と2回目に改めて確認した。1回目はシーンの流れで見ていたのに、2回目は「あの鍵盤が入るのはここなのか」と別の見方になっていた。作画は劇場クオリティとまでは言えないが、合体シーンの作画カットは明らかにリソースをかけていて、エレメントたちの顔の芝居がちゃんと動く。それだけで満足できる層向けに作ってある、という割り切りがむしろ潔い。
読んで見たくなったら——『創勢のアクエリオンEVOL』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アクエリオンEVOL本編を最後まで見て、もう一度あの世界に戻りたいと思っている人
- 石田彰・梶裕貴・花澤香菜の演技目当てで見直すことに抵抗がない人
- スーパーロボットの「合体」演出をギャグとシリアスの両方として受け取れる人
- 10分〜20分の短尺でも、シリーズの余韻として成立する作品が好きな人
合わない人
- 本編未視聴。このSPは完全に本編視聴済み前提で作られている
- アクエリオンの「過剰さ」(12,000年・輪廻・合体の叫び)が肌に合わなかった人
- 記念作品・ファンサービス的な作りを求めていない人
次に見るなら
マクロスFはアクエリオンEVOLと同じ河森正治ラインで、「コミュニケーションと歌と戦闘」という組み合わせが好きなら外れない。感情を音楽に乗せる演出の気持ちよさはこちらのほうが洗練されていて、EVOLが好きならほぼ確実に響く。
ダーリン・イン・ザ・フランキスは「男女二人乗りロボ・禁じられた関係・世界の謎と絡まる恋愛」という構造が明確にアクエリオンEVOLを意識している作品だ。賛否が分かれる後半も含めて、EVOLの過剰さが好きなら耐性はあるはず。
天元突破グレンラガンは「合体して大きくなることを文法にした作品」という点でアクエリオンと同じ文脈にいる。感情がそのまま物理現象になる演出の暑苦しさを肯定できるなら、この2作品は同じ棚に置いていい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『創勢のアクエリオンEVOL』はdアニメストアで配信中です。プロジェクト・アクエリオン10周年を記念した特別エピソードを、いつでも好きなタイミングで視聴できます。アクエリオンシリーズのファンはもちろん、シリーズを初めて知る方もこの機会にぜひチェックしてみてください。