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2018

多田くんは恋をしない
★ 3.6 / 5.0コメディラブコメ日常系
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Doga Kobo |
恋愛経験のない少年・多田光義は、満開の桜を撮影していた時、ルクセンブルクからの転校生テレサ・ワグナーと出会う。来日したテレサは旅の仲間とはぐれて迷子になっていた。多田は彼女を助け、祖父が経営するコーヒー店へ連れていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
恋愛とは無縁の高校生・多田光義は、満開の桜を写真に収めていたある日、ルクセンブルクからやってきた転校生・テレサ・ワグナーと偶然出会う。旅の仲間とはぐれて迷子になっていたテレサを助けた多田は、祖父が営む「多田珈琲店」へ彼女を招き入れる。異国からの少女との不思議な縁をきっかけに、不器用な少年の日常は少しずつ変わりはじめる。みどころ・魅力
① 不器用すぎる主人公が愛おしい「すれ違いラブコメ」
カメラを愛し、恋愛に鈍感な多田光義と、異国の文化に戸惑いながらも明るく前向きなテレサ。二人の間に芽生える感情はゆっくりと、しかし確かに積み重なっていく。焦れったいほどのすれ違いが、最後には胸を打つ展開へと結実する。② 個性的な脇役たちが彩る賑やかな日常
多田の仲間たちはみな個性豊か。ヘタレ王子キャラを地で行くアレックス、テレサの友人レイチェルとの掛け合いなど、コメディパートが本当に笑える。多田珈琲店という舞台を中心に、群像劇としての厚みが物語に奥行きを与えている。③ 「ラブコメ×身分差×異文化」が重なるクライマックス
後半に明かされるテレサの「本当の事情」が、ただの学園ラブコメを一段上に引き上げる。身分差・国境・義務と恋心の葛藤が交差するラスト数話は、序盤の軽やかなトーンからは想像できない感動が待ち受ける。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山﨑みつえ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中村能子 |
| キャラクターデザイン | 谷口淳一郎 |
| 音楽 | 橋本由香利 |
| OP | 大石昌良「オトモダチフィルム」 |
| ED | 石見舞菜香「ラブソング」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
のんのんびよりのスタッフが関わってる、という情報だけで視聴を決めた。それで十分だった。どうせほのぼのするやつだ、と軽い気持ちでかけたら、1話の桜のシーンで思ったより画面が綺麗で少し驚いた。Dog A Koboはこういうとき本当に仕事をする。 テレサというキャラクターが「外国人の転校生」という記号に終始しないのに気づいたのは、2回目を見たときだった。最初は彼女の天真爛漫さを素直に受け取っていたけど、改めて見ると序盤から「帰る場所」への言及が丁寧に仕込まれている。多田がカメラを向けた瞬間の彼女の表情がほんの少し変わるのも、最初は見落としていた。こういう発見があるから、のんびりした外見の作品ほど2周目が面白かったりする。ラブコメの主人公が「恋をしない」のは、見ているものが違うからだ
タイトルの「恋をしない」は自嘲でも諦めでもなく、ほとんど事実の描写として機能している。多田光良というキャラクターは恋愛に不器用なのではなく、カメラを持っているから——という見方をすると、この作品の輪郭がだいぶ変わってくる。 写真家的な人間というのは、被写体との間に「距離」を必要とする。感情的に巻き込まれると良い写真が撮れない、というのは比喩でも何でもなく、多田が日常的にやっていることだ。テレサを「面白い外国人の子」として観察しているうちは、彼はカメラの内側にいる。それが崩れ始める瞬間——カメラを持っていない手で何かに触れるとき——に、この作品は静かに温度を上げる。 単なるラブコメとして見ると「進みが遅い」と感じるかもしれない。でもこれは多田が恋に落ちる話というより、多田がテレサを「撮る対象」から「隣にいる人間」として認識するまでの話だと思っている。その転換には時間がかかるし、かかるべきだ。 もう一つ見落としがちなのが、テレサ側の事情だ。彼女はルクセンブルクの貴族出身で、帰国後の「未来」がほぼ決まっている。それを知った上で見直すと、彼女の笑顔の背後にある軽さのようなものが少し違って見える。日本での日常を全力で楽しもうとしている理由が、ただの旅行者の浮かれ心ではないと分かる。終盤の展開がきついのはそのためで、ラブコメのお約束として片付けるには少し重い。 のんのんびよりが「何も起きない日常」の豊かさを描く作品だとすると、多田くんはその文法を使いながら「何かが起きてしまう」を丁寧に積み上げた作品だ、というのが今の評価。特に刺さったシーン
伊集院薫が絡むくだりは正直序盤まで「このキャラ必要か?」と思っていた。でも宮野真守がやると、軽薄に見えるスター気質の男の中に、本人が自覚していない誠実さが滲んでくる。宮野真守というのはこういうキャラをやらせると本当に上手くて、2回目に見たとき「あ、この人ちゃんと真剣だ」と気づく瞬間が何度かある。 中村悠一の多田は、感情を表に出さないキャラクターなのに、声のトーンだけで状態が分かるという設計になっている。特に終盤の、いつもと違う喋り方になるシーンは、台詞の内容より声の質で「来た」と分かった。中村悠一は沈黙と短い台詞の間の情報量が多い。 大塚明夫がニャンコビッグ(猫)をやっているという情報だけで笑えるんだけど、実際に聴くとちゃんとキャラクターとして機能しているのが恐ろしい。ニャンコビッグが画面にいるシーンの安心感は、あの声のおかげでかなり底上げされている。 山下役の下野紘は、声優と夜あそびでの軽妙なトークとはまた別の、ちゃんとした好青年ポジションをこなしていて、こういう等身大の役もできる人なんだと改めて思った。読んで見たくなったら——『多田くんは恋をしない』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
**刺さる人** – 進みの遅いラブコメを「積み上げ」として楽しめる – のんびりした画面の中に細部の仕掛けを探すのが好き – ヒロインが「笑顔の裏に事情がある」系のキャラクターに弱い – Dog A Koboの作画と色彩設計が好き – 中村悠一の無口な演技を12話かけて味わいたい **合わない人** – ラブコメに明確なゴールと告白シーンを求めている – 「外国人キャラのカルチャーギャップ描写」に既視感を感じやすい – 序盤3話で動きがなかったときに離脱してしまうタイプ – 主人公の鈍感さにストレスを感じる(多田は悪意のない鈍感なので個人的には許容範囲だが)次に見るなら
月刊少女野崎くんが好きなら感触が近いと思う。恋愛を「やや斜め上から」観察するラブコメという意味で構造が似ていて、こちらはギャグ密度が高いので多田くんが物足りなかった人にも向いている。Dog A Koboつながりでもある。 ヲタクに恋は難しいは、設定の奇抜さより「二人の間の空気」で進む作品という意味で多田くんに近い。主役カップルがほぼ成立した状態から始まるので、じれったさより関係性の解像度を楽しむ方向になる。 スロウスタートも同じ時期のDog A Koboで、こちらは日常系に寄った作品。多田くんのほのぼのした空気だけを取り出して増量したいとき向き。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『多田くんは恋をしない』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。全13話をイッキ見できる環境が揃っているので、どのサービスに加入していても気軽に視聴をスタートできます。すでにいずれかのサービスを契約中なら、追加費用なしで楽しめる可能性が高いので、まずは各サービスのラインナップを確認してみてください。
