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てーきゅう5
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Millepensee |
テニス部に所属する4人の女子高校生たちの日常を描いたスポーツコメディ。マンガが原作。テニス部であるにもかかわらず、実際にテニスをしている量は疑わしい。メンバーたちは部活動よりも、日々の学校生活でのくだらない騒動や友情、恋愛などに明け暮れている。第5シーズン。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テニス部に所属する女子高校生4人組——羽田子、ユリ、ナスリン、プリンが繰り広げる、テニスよりも騒動の多い青春コメディ。第5シーズンも変わらず、部活の枠を大きく逸脱した日常の珍事件や友情、ゆるやかな恋愛模様が超高速テンポで描かれる。テニスをほぼしないテニス部の伝説は、今季も健在。みどころ・魅力
① 世界最速クラスの超高速ギャグ
1話わずか2〜3分の中に怒涛のボケとツッコミを詰め込んだテンポは本作最大の武器。セリフの応酬があまりに速く、見逃し厳禁。何度も見返すことで新たな笑いに気づける密度の高さが癖になる。② キャラクターたちの個性的な掛け合い
天然ボケの羽田子、常識人のユリ、ハイテンションなナスリン、謎めいたプリン——それぞれの個性がぶつかり合うことで生まれるシュールな化学反応が笑いの核心。5期ともなれば関係性の呼吸も熟練の域。③ テニスを忘れさせる自由すぎる部活描写
テニス部を舞台にしながら、テニスをほぼしないというシリーズ最大のアイロニーが本作の魂。毎話どこへ話が転がるか予測不能な展開が続き、スポーツアニメの常識を軽やかに無視する潔さが心地よい。キャスト・声優一覧













スタッフ
| 監督 | 板垣伸 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 板垣伸 |
| 原作 | 寺田ツゲ夫 |
| 原案キャラデザ | Piyo |
| キャラクターデザイン | 板垣伸 |
| OP | 坂東まりも「Qunka!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見たのは放送当時で、「テニス部の話らしい」という前情報だけで再生した。最初の30秒で「あ、テニスする気ゼロだな」と悟った。それが正解だったし、それ以来このシリーズの見方は完全に固まっている。
2分前後の尺に詰め込まれたボケの密度がとにかく異常で、1回目は展開についていくのに精一杯。2回目以降に「あそこでそんなこと言ってたのか」と気づく構造になっている。5期まで来たのか、というのが正直な感想で、そこまで続くってことは何かある。花澤香菜と三森すずこをあの速度で使い続けてきたシリーズだと思うと、制作側の狂気を感じる。
会話を「テニス」と呼んでいるだけで、これはずっとコントの話だ
てーきゅうシリーズが5期まで続いた理由を「ゆるいキャラが好き」で片付けるのは少し違う気がしている。このシリーズの本質は、意味のないことを全力でやり続けることへの肯定に近い。
テニス部として活動しているはずの4人が、テニスをほとんどしない。それを誰も咎めない。咎める必要がそもそもない。日常の些細な騒動、友人同士のくだらないやりとり、テンションのずれた掛け合い——それが積み重なって1クールになる。「部活動として何かを成し遂げる」という構造が最初から存在しないから、視聴者は目的達成を期待するモードを完全にオフにして見ることができる。
板東まりも(花澤香菜)と新庄かなえ(三森すずこ)の2人のやりとりは、5期になっても根本的に変わらない。変わらないことが安心の源泉になっている。1話2分程度の尺の中で、無駄なことを無駄に積み上げて終わる。それが繰り返される。
三森すずこの演じるかなえは、このシリーズの中でひとつの基準点みたいな役割を担っていて、周囲のボケに対してツッコむというより、一緒に流されていく感じがある。花澤香菜のまりもが何かしらおかしな方向に引っ張っていくのに対して、かなえが微妙に同調する——その関係性が5期になっても崩れないのが、シリーズとしての強度だと思う。
単なる萌えキャラのドタバタではなく、「コントの文法をショートアニメに正確に移植した作品」として見ると、てーきゅうの面白さの解像度が上がる。
特に刺さったシーン
トマリン(小倉唯)とうどん子(石原夏織)が絡む場面は、メインの2人とは少し違うテンションで動いていて、そこが5期の面白みのひとつだった。小倉唯の演技は、キャラクターが「天然でやっているのか確信犯なのか」の境界線を絶妙にぼかすのが上手くて、トマリンというキャラクターもそのあたりが乗っている。
石原夏織のうどん子は、1期当時と比べると5期では声のあて方に馴染みが出てきていて、キャラクターに息がついてきた印象がある。「あ、この人このキャラ好きで演じてるな」と感じる瞬間がある。
全体的に、序盤から中盤にかけての日常ボケが積み重なって、終盤で予想外の方向に着地するパターンは5期でも健在で、「また同じ構造だな」と思いながら笑ってしまうのは、パターンへの慣れを逆手に取った計算だと思う。2回目に見ると「あのとき既に伏線張ってたのか」ではなく「あのとき既に無茶苦茶だったな」と気づく、というのがてーきゅう固有の体験だ。
読んで見たくなったら——『てーきゅう5』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1〜4期を通してきた人(5期は「続き」として見るもので、ここから入る作品ではない)
- 2分間で完結するテンポを好む人。移動中・作業の合間に1話完結で見たい人
- 花澤香菜・三森すずこの掛け合いそのものを楽しめる人
- 「意味のないことに全力」という笑いのフォーマットが好きな人
- ショートアニメというジャンルに慣れていて、30分尺のテンポを求めない人
合わない人
- テニスアニメとして期待した人(テニスはほぼ出てこない)
- ストーリーの積み重ねや成長描写を求めている人
- 1話あたりの情報量が少なく感じてしまう人(短さを「物足りなさ」と取るか「密度」と取るかで評価が割れる)
- 前シーズンを見ていない人(キャラクターへの愛着が前提になっている)
次に見るなら
てーきゅう(1〜4期):そもそも5期から見ている場合はまず遡る一択。シリーズ全体がひとつの作品として機能しているので、1期から順番に見ると「なぜこれが5期まで続いたか」が分かる。ショートアニメのフォーマットを徹底的に煮詰めた結果として5期がある。
gdgd妖精s:同じく2分前後のショートアニメで、意味のないことを全力でやり続ける構造が近い。3Dアニメという見た目のとっつきにくさがあるが、慣れると「この密度は短い尺でしか出せない」と気づく。てーきゅうの笑いのテンポが合うなら高確率でハマる。
スロウスタート:てーきゅうとは真逆のゆったりしたテンポだが、女子高生4人の関係性とその描き方に同種の安心感がある。「キャラクターと一緒に時間を過ごす」という感覚が好きな人向けで、テンポの好みよりキャラクターへの親しみを重視する人に向く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『てーきゅう5』はdアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。短尺ながら密度の高いギャグが詰まった作品なので、隙間時間にさっと楽しめます。シリーズを通して視聴することでキャラクターの魅力がより際立ちますので、未見の方はぜひ1期から追ってみてください。