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てーきゅう8
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Millepensee |
テニス部に所属する女子高生4人の日常を描くスポーツコメディ。テニス部という名目ですが、実際のテニスプレーはほとんど行われず、メンバーたちが織り成す日々の面白おかしい出来事と会話が中心となります。本作は原作漫画を基にしたアニメシリーズの第8シーズンです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テニス部に所属する女子高生・荒磯百合子、鈴木康子、橘エレナ、トマリの4人が繰り広げる超ハイスピードコメディ。テニスの試合そっちのけで、部員たちの奇想天外な日常や怒涛のやりとりが展開されます。第8シーズンとなる本作でも、テニス部らしからぬ数々の事件と爆笑必至の掛け合いが続きます。1話約2分という短さの中に詰め込まれた密度の高いボケとツッコミは、シリーズを通じてより磨きがかかっています。みどころ・魅力
① 1話2分に凝縮された超高密度ギャグ
1話あたり約2分という極限まで短い尺に、ボケとツッコミ・奇妙な展開・脈絡のないオチが次々と詰め込まれます。テンポが速すぎてついていくだけで笑えるという唯一無二の視聴体験が、シーズン8でも健在です。② テニスをしないテニス部というシュールな世界観
タイトルはテニス部のアニメですが、実際にテニスをするシーンはほぼ皆無。部活動という建前のもとで展開される非日常の日常が、本作最大のシュールな笑いの源泉です。8シーズン積み重ねてもブレないその姿勢が一種の芸術の域に達しています。③ キャラクターの個性が極まったやりとり
百合子のぶっ飛んだボケ、康子の鋭いツッコミ、エレナとトマリの独自キャラクター性が8シーズンを経てさらに確立されています。キャラクターへの愛着があるほど笑いが増すため、シリーズ既視聴者にとっては特に楽しめる内容です。キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 板垣伸 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 板垣伸 |
| 原作 | 寺田ツゲ夫 |
| 原案キャラデザ | Piyo |
| キャラクターデザイン | 板垣伸 |
| OP | うどん粉近藤「グルテン哀歌」 |
| OP | トマリン「ニホンゴワカリマセン」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見たのは確か深夜で、「2分くらいなら」と軽い気持ちでクリックしたのが始まりだった。で、最初の30秒で置いていかれた。台詞の速度が人間のそれじゃない。キャラクターたちが何を喋っているかを追うより先に、次の台詞が来る。最初はそれを「雑なアニメ」と思って見ていたんだけど、2周目でようやくわかった。これは速さ自体がギャグなんだと。8期まで来ると、もうその文法が体に染みついているので、むしろ最初の違和感が懐かしい。「また始まった」という安心感で見始めて、気づいたらエンドカードまで来ている。それが2分ごとに繰り返される。気づいたら季節が変わっている。
「何もしない」を全速力でやる——てーきゅうが発明した笑いの密度
テニス部のアニメだけど、テニスはやらない。これを「ズレたコメディ」として片付けると、本質を見落とす。てーきゅうがやっていることはもっと根本的で、「短尺アニメという形式の限界までテキストを詰め込んだら何が起きるか」という実験に近い。2分という枠の中に、普通の30分アニメなら5分かけてやるような会話量を叩き込む。結果として生まれるのは、「笑い」の前に「処理が追いつかない」という体験だ。
8期まで積み上げてきたシリーズとして見ると、この作品が本当に描こうとしているのは「女子高生のテニス部の日常」ではなく、「会話そのものが目的になった関係性」だと思う。まりも、かなえ、トマリン、うどん子——4人は特別な事件を起こさない。テニスもしない。でも喋り続ける。その喋りの中身がどれだけ脱線しようと、4人の間には確かな呼吸の合わせ方がある。花澤香菜のまりもは「振り回す側」として、三森すずこのかなえは「振り回されながら乗っかる側」として、それぞれの役割がもう8期の時点では身体化されている。
「何もしないアニメ」という評価は半分正しくて半分間違っていて、正確に言えば「何もしないことを全速力でやっているアニメ」だ。その速さが生み出す独特の消費感——見終わった後に何も残らないようで、なぜか明日も見たくなる——がてーきゅうという作品の核心にある。8期まで続いてきた理由は、たぶんそこだ。
特に刺さったシーン
8期で個人的に一番好きなのは、喜多村英梨演じるアネンコフが突然話の主導権を握って、他の3人が完全に置いていかれる流れ。アネンコフというキャラクターはどう考えても「異物」として設計されているんだけど、喜多村英梨の声がそこに乗ると、異物感が一周してチャームになる。「なぜこいつがここにいるのか」という疑問が消えないまま笑っている、あの感覚。
小倉唯のトマリンは、8期の時点でもう「何を言っても許される側」に完全に定着していて、どこかのシーンで突然真顔になって変なことを言う瞬間の間の取り方が、1期のころより明らかに上手くなっている。石原夏織のうどん子は、主張が薄いように見えて、実は会話の中でいちばんコンスタントに変なことを言っている。気づいたら笑っている、みたいな存在感だ。
読んで見たくなったら——『てーきゅう8』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「ながら見」で消費するアニメを探している人(2分なのでどんな隙間にも入る)
- テンポが速い会話劇が好きで、オチよりリズムで笑える人
- 花澤香菜・三森すずこ・小倉唯のファンで、彼女たちがはっちゃけている姿を見たい人
- 1期から追っていて、シリーズへの愛着がある人
合わない人
- スポーツアニメとして見始めた人(テニスはほぼやらない)
- 会話の速度についていくのが苦手で、字幕を読む間もなく次に行くのがストレスになる人
- 2分では物語の起承転結を感じられないと不満に思う人
- 8期から初めて触れる人(1期から順番に見た方が文法が分かる)
次に見るなら
てーきゅうのあの「速さ」と「ゆるさ」が好きなら、あそびあそばせもおすすめ。女子高生が部活に名目だけ所属してひたすら遊んでいるという構造は似ていて、こちらは30分枠なのでもう少しじっくり噛める。表情芸とテンションの落差で笑わせるタイプで、てーきゅうと方向性は違うけど「意味のない会話が主役」という感覚は共通している。
「部活なのに部活をしない」という文脈ではゆるキャン△も近い。あちらはキャンプをちゃんとするんだけど、目的より「その場にいること」が主軸になっている空気感がてーきゅうのゆるさと地続きに感じる。テンポはまったく違うが、どちらも「目的遂行より関係性の方が大事」という価値観のアニメだ。
短尺アニメ自体が好きになったならgdgd妖精sも掘る価値がある。2012年の作品で今見るとビジュアルに驚くが、即興会話劇としての完成度が異常に高く、てーきゅうと同じ「雑さが様式美になっている」系譜の先輩格にあたる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『てーきゅう8』はdアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。1話約2分と非常に短いため、隙間時間に気軽に楽しめるのも魅力です。シリーズ全作品も各サービスで配信されていますので、最初から一気見するのもおすすめです。