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The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Tatsunoko Production |
ラヴィは故郷をエレボニア帝国から守り、祖父の裏切りとの決別を示すため、北方傭兵団に入隊する。無一文で任務遂行のためなら何でもする彼女は、敵領内への危険な偵察任務のため小隊を編成しなければならない。ルール破りの彼女の任務は成功するのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
舞台は「英雄伝説 閃の軌跡」シリーズでおなじみのエレボニア帝国北方、ノーザンブリア自治州。少女ラヴィは、故郷をエレボニア帝国の脅威から守り、そして祖父が犯した裏切りと決別するため、北方傭兵団の門を叩きます。無一文の身でありながら、任務の遂行のためならどんな手段も厭わない彼女。やがて課せられたのは、敵領深くへ踏み込む危険な偵察任務でした。任務を成し遂げるべく、ラヴィは個性豊かな仲間を集めて小隊を編成していきます。ルールに縛られない型破りな少女の戦いは、はたして成功へとたどり着くのでしょうか。
みどころ・魅力
① 「軌跡」シリーズの世界を彩る新たな北方の物語
人気RPG「閃の軌跡」を土台にしつつ、本編とは異なる北方戦線を舞台にしたスピンオフ作品です。原作ゲームを知らなくても入り込めるよう、傭兵という立場から帝国とノーザンブリアの対立が描かれ、シリーズの広大な世界観を新鮮な視点で味わえます。
② 型破りな主人公ラヴィの成長と覚悟
無一文で目的のためなら手段を選ばない少女ラヴィ。一見すると無鉄砲ですが、その奥には故郷を守り、祖父の裏切りと向き合う強い決意があります。傭兵団での任務を通じて彼女がどう変わり、仲間と絆を築いていくのか、その成長劇が物語の核です。
③ 戦場を駆ける小隊編成とアクション
敵領への偵察という難関ミッションに挑むため、ラヴィは個性的なメンバーで小隊を組みます。傭兵たちの連携や駆け引き、そして緊張感あふれる戦闘描写が見どころ。アクション・冒険・ファンタジーが融合した、骨太な戦記ものとして楽しめます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 恵村まお、リョウガヒデキ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 原将治 |
| キャラクターデザイン | 大沢美奈 |
| 音楽 | 伊藤翼 |
| 音響監督 | 濱野高年 |
| OP | 秋田千里「The story so far」 |
| ED | 中川奈美「proud hero」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「軌跡シリーズの外伝アニメ」と聞いて、ゲームを一通り触ってきた身としては見ないわけにもいかず、夜中にぼんやり再生した。正直に言うと、最初の数話は置いてけぼりだった。北方傭兵団、ラヴィ、エレボニア帝国——画面の中では当然のように固有名詞が飛び交うのに、こっちは「これ、どこの誰だっけ」とたびたび一時停止する羽目になる。1回目は話の半分くらい、重みがわからないまま終わった。ところが2回目、エレボニアという単語の冷たさが頭に入った状態で見直すと、景色がまるごと変わる。無一文の少女が「任務のためなら何でもやる」と言うときの、その何でもなさの理由が、ようやく腹に落ちた。最初に抱いた「ずいぶん不親切だな」という印象は、2周目には「ああ、これは知ってる人間に向けて編まれてるんだ」という納得に変わっていた。
「故郷を守る」が、無一文の少女にとって何を意味するか
ラヴィという主人公が背負っているものは、わかりやすい正義ではない。祖父の裏切りという、自分では選んでいない過去だ。彼女が北方傭兵団に身を投じるのは、たぶん半分は故郷を守るためで、もう半分は「裏切り者の血じゃない」と自分自身に証明するためなんだと思う。この二つは似ているようで全然違う。前者は他人のための行為で、後者はどこまでも自分のための行為だ。そして無一文の人間にとって、その二つはしばしば見分けがつかなくなる。守るべき家がある人間は、守ることを当たり前の前提にできる。けれど何も持たないラヴィにとって、「守る対象がある」こと自体が、すでに彼女が手に入れたかった何かなんじゃないか。だから彼女は任務に異様な執着を見せるし、ルールを破ってでも遂行しようとする。あれは忠誠心というより、しがみつきに近い。この作品は「傭兵の冒険活劇」の顔をしているけれど、その下で描いているのは、帰る場所を持たない人間が、帰る場所を後から作ろうとする話だ。だからこそ序盤の偵察任務の編成シーン、寄せ集めの小隊が形になっていく過程が、単なる戦力集めに見えない。あれはラヴィが、初めて自分の「居場所」を自分の手で組み立てている瞬間でもある。エレボニアという巨大な影に対して、彼女が積み上げられるものは小さい。その小ささを正面から描いたのが、この外伝の誠実なところだと思う。
特に刺さったシーン
声で殴ってくる作品でもある。終盤、立場の違う者同士が腹を割って言葉を交わす展開で、小野友樹が演じるタリオン・ドレイクの低く乾いた声が、軽口の裏にある覚悟をふっと滲ませる瞬間がある。あそこで思わず巻き戻した。本筋から少し離れた帝国側の場面では、中村悠一のマーティン・S・ロビンソンと、小清水亜美が演じるクレア・リーヴェルトのやり取りが効いていて、ゲームをやってきた人間ほど「この人たちがここにいる意味」に反応してしまう作りになっている。豊口めぐみのサラ・バレスタインがほんの一言を放つだけで空気の質量が変わるのも、シリーズの積み重ねを知っているとずるいくらいだ。そして伊藤かな恵のカンパネルラ。あの掴みどころのない声が画面に滑り込んでくると、物語のスケールが急に一段上に引き上げられる感覚があって、ラヴィの小さな戦いの上に、もっと大きな何かが覆いかぶさっているのを思い出させられる。演技の重さで、知識の空白を少しだけ埋めてくれる——そういう瞬間が何度かあった。
読んで見たくなったら——『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 軌跡シリーズのゲームをプレイ済みで、世界観の隙間を埋める外伝に弱い人
- 「帰る場所を持たない主人公」の話が好きで、派手さより内面の理屈を追いたい人
- 豪華声優陣の演技だけで30分もたせられる、声優志向のオタク
合わない人
- 軌跡シリーズに触れたことがなく、固有名詞の説明をきちんと用意してほしい人
- 1話完結のわかりやすいカタルシスを求めている人
- 背景知識なしで物語の重みを受け取りたい、初見の入口としてのアニメを探している人
次に見るなら
大陸を舞台にした戦記ものとして地続きの面白さがあるのがアルスラーン戦記。背負わされた血筋と、自分の手で仲間を集めていく主人公という骨格が近くて、ラヴィの「居場所を作る」話が好きなら入りやすい。
群雄が割拠する世界を渡り歩く感覚を味わいたいならグランクレスト戦記。一人の力では動かせない大きな盤面に、小さな手駒で挑む構図がよく似ている。
そしてゲーム発祥の世界をアニメで味わう体験そのものを楽しみたいならロードス島戦記。設定の重みを知識として抱えながら冒険を追う、あの独特の没入感は、本作とどこか同じ温度を持っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「英雄伝説 閃の軌跡 Northern War」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されており、いずれかに登録していれば視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluと選択肢が揃っているため、ご自身の利用環境に合わせて選ぶのがおすすめです。気になった方は、これらの配信サービスでぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「英雄伝説 閃の軌跡 Northern War」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されており、いずれかに登録していれば視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluと選択肢が揃っているため、ご自身の利用環境に合わせて選ぶのがおすすめです。気になった方は、これらの配信サービスでぜひチェックしてみてください。
