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2022

東京24区
★ 3.0 / 5.0ミステリーSF
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | CloverWorks |
東京湾の人工島・第24区を舞台とした物語。幼馴染の修太、蘭、孝樹は、ある致命的な事件後に関係が変わる。1年後に再会した3人は、謎の電話を受ける。電話の相手は、死んでいるはずの友人の声だった。彼らは故郷を救うため、ともに立ち上がることになる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京湾に浮かぶ人工島・第24区。この街で育った幼馴染の修太・蘭・孝樹は、ある悲劇的な事件をきっかけに、それぞれの道を歩むようになります。事件から1年後、再び顔を合わせた3人のもとに、一本の奇妙な電話がかかってきます。受話器の向こうから聞こえてきたのは、すでに亡くなっているはずの友人・朝比奈柊の声でした。「未来の選択」を問いかけてくるその声に導かれ、3人は人知を超えた力を手にしながら、生まれ育った故郷・24区を救うために再び立ち上がっていきます。みどころ・魅力
① 「正しい選択」を問い続けるトロッコ問題型のドラマ
本作の核となるのは、「誰かを救うために誰かを犠牲にしてよいのか」という究極の選択です。多くの命を取るか一人の命を取るか――答えのない問いに3人がそれぞれの信念でぶつかり合う展開は、観る側にも重い問いを投げかけてきます。② 個性の異なる幼馴染トリオの群像劇
情に厚い修太、頭脳明晰な蘭、街の名家を背負う孝樹。立場も価値観も異なる3人が、対立しながらも友情を確かめ合っていく姿が丁寧に描かれます。すれ違いと和解を繰り返す関係性の機微が、物語に深い厚みを与えています。③ CloverWorksが描く緻密な映像と音楽
制作は『SPY×FAMILY』などで知られるCloverWorks。人工島の近未来的な街並みや疾走感あるアクション、劇中のミュージカル的演出まで、映像表現のこだわりが随所に光ります。物語を盛り上げる楽曲の使い方も見どころのひとつです。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| シリーズ構成 | 下倉バイオ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 曽我部修司、ののかなこ |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| 美術監督 | 春日美波 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | サヴァイヴ・セッド・ザ・プロフェット「Paper Sky」 |
| ED | 蒼井翔太「255255255」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、放送当時はオリジナルアニメというだけで身構えていた。完全新作は当たり外れが大きいから、期待せず一話だけのつもりで再生した。それが東京24区だった。最初に残ったのは筋書きよりも空気のほうだ。海に浮かぶ人工島の、夜の湿った光。死んだはずの友人からかかってくる電話。設定を頭で追う前に、画面の温度みたいなものが先に入ってきた。白状すると、一周しただけだと細部はかなり抜け落ちる。誰が何を選んだのか確かめたくて見返した。二周目でようやく、これは雰囲気で押し切るアニメではなく、毎回きっちり「選ばせる」話なんだと腑に落ちた。「どっちを助ける?」と毎回突きつけてくる、選択の話
東京24区を雑にまとめるなら、トロッコ問題を毎回やるアニメだ。死んだはずの友人の声が電話越しに迫る事故を告げ、幼馴染の三人は二つの未来から一つを選ばされる。片方を助ければ、もう片方は確実に消える。レバーを引くか引かないか、倫理の授業で一度は考えたやつを、毎回ちがう顔ぶれでやらされる。 ただ、これを「究極の選択もの」と呼んで終わらせると、たぶん本質を取りこぼす。この作品が面白いのは、選択そのものより、選び続けることに人が慣れていく過程を描いているところだ。一度目は吐きそうな顔で選ぶ。二度目は少し早くなる。三度目には、選べる自分を当然だと思いはじめる。命の重さを天秤にかけるシステムは、それを使う人間のほうを静かに作り変えていく。怖いのはトロッコより、レバーを握り続けた手の感覚が麻痺していくことのほうだ。 そして三人の幼馴染は、それぞれ違う倫理をしょっている。多いほうを助けるべきだと言う者、目の前の一人を見捨てられない者、そもそも選ばせる前提を疑う者。誰も全面的に正しくないし、全面的に間違ってもいない。だから言い合いになるし、その口論が一番見ごたえがある。失った一人——あの取り返しのつかない選択だけは、もう一度やり直せない。その後悔が三人を動かし続けている、というのが二周目の私のいちばんしっくりくる読み方だった。特に刺さったシーン
覚えているシーンを挙げろと言われると詰まるのに、電話が鳴る瞬間の体の強張りだけは妙にはっきり残っている。序盤のあの着信音、あれが鳴ると「また選ばされる」と分かるから、こっちまで肩に力が入る。音の使い方がうまいアニメは、何年経っても体が先に思い出す。 声の話をすると、中村悠一が演じる筑紫渉の、感情を一段下げて喋るときの低さがいい。優しいのか冷たいのか判別がつかない温度で、大人側の不気味さを一人で背負っている。終盤、立場が見えてくる展開で聞き返すと、最初の柔らかい声色が全部伏線だったと分かってぞっとした。諏訪部順一のゼロスも、軽口の裏に何か抱えている喋り方で、画面の緊張をうまく緩めたり締めたりしていた。派手な見せ場より、こういう声の温度差で気づかせてくる作りのほうが、私には刺さる。読んで見たくなったら——『東京24区』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- トロッコ問題や「正しさ」をめぐる言い合いを、決着がつかないまま味わいたい人
- オリジナルアニメ特有の、説明しすぎない世界観に身を浸せる人
- 幼馴染三人の、こじれた関係のほつれを見届けたい人
- 色彩設計や音響で押してくるタイプの作りが好きな人
合わない人
- 毎回スッキリした答えが出ないとモヤモヤが残る人
- 設定の整合性を一つずつ詰めながら見たい人
- テンポよく爽快に進む話を求めている人
次に見るなら
ひとつの未来を選ぶと別の誰かが消える、あの天秤の感触が忘れられないならシュタインズ・ゲート。たった一人を救うために何度も選び直す話で、選択のコストを最後まで払わせてくる重さが似ている。 取り返しのつかない過去をやり直そうとする手触りが好きなら僕だけがいない街。失われた命へのこだわりと、街ぐるみで広がっていくミステリーが、東京24区と地続きに感じられるはずだ。 SFミステリーの謎解きそのものを浴びたいならID:INVADED イド:インヴェイデッド。断片からじわじわ真相が像を結ぶ快感は、二周目で気づきが増えるタイプが好きな人に向いている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『東京24区』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信されており、これらのサービスに加入していればすぐに視聴できます。アニメ作品を幅広く扱う配信サービスで揃って配信されているため、自分が普段使っているサービスで気軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。気になった方は、お手持ちのサービスでぜひチェックしてみてください。
