となりの関くん

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2014となりの関くん

となりの関くん

★ 3.6 / 5.0コメディ
放送年2014年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数21話
原作漫画
制作Shin-Ei Animation

本文のみ 机の隣の席のセキくんは授業中、驚くほど精密な遊びを作って遊んでいる。机の凹みをゴールにしたゴルフコースや、紙製の将棋の駒で繰り広げられる壮大な戦争など。隣に座るヨコイは、つい彼の遊びに巻き込まれてしまう。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

授業中、隣の席の関くんはひとりで驚くほど精巧な「遊び」に没頭している。机の凹みをコースに見立てたゴルフ、紙製の駒で繰り広げる将棋の大合戦、さらには消しゴムを使った精密なドミノ倒しまで。そのクオリティはどこか本格的で、思わず目が離せない。隣に座るヨコイさんは「授業に集中しなきゃ」と思いつつも、関くんの遊びに心を奪われ、毎度なぜか自分だけが先生に怒られてしまう。5分完結の笑いが詰まった脱力系コメディ。

みどころ・魅力

① 授業中とは思えない関くんのクオリティ

毎回異なるテーマで展開される関くんの「机上の遊び」は、回を重ねるごとにスケールアップ。将棋・ゴルフ・ロボット・家族ごっこなど、ひとりで完結した世界観を作り上げるその発想力と実行力が最大の見どころ。「授業中によくやる」と呆れつつも、気づけば引き込まれる中毒性がある。

② ヨコイのリアクションとひとり相撲

主人公・ヨコイの心の声ナレーションが笑いの核。関くんは何も言わず黙々と遊ぶだけなのに、ヨコイが勝手にストーリーを読み込んで感情移入し、ひとりで怒ったり感動したりする。そして必ず自分だけが先生に怒られるオチが毎回気持ちよく決まる。

③ 5分で完結するテンポのよさ

1話約7分の短編アニメで、隙間時間に気軽に観られるのが魅力。各話で独立したネタが展開されるため、どこから観ても楽しめる。原作漫画の空気感をそのままアニメ化した演出と、花澤香菜演じるヨコイのリアクション芸が、原作ファンにも高く評価されている。

キャスト・声優一覧

メイン
›
下野紘
ルミ横井
ルミ横井
メイン
›
花澤香菜
音楽の先生
音楽の先生
サブ
›
めぐみ那須
ロボット(父)
ロボット(父)
サブ
›
櫻井トオル
横井さんの母
横井さんの母
サブ
›
伊藤美紀
伊藤美紀
前田高広
前田高広
サブ
›
成幸須嵜
後藤 桜子
後藤 桜子
サブ
›
佐藤聡美
店長
店長
サブ
›
塾一久
橋野友香
橋野友香
サブ
›
菊池こころ
職員
職員
サブ
›
柳沢栄治
体育の先生
体育の先生
サブ
›
新垣樽助
理科の先生
理科の先生
サブ
›
池田知聡

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スタッフ

監督ムトウユージ
キャラクターデザイン大武正枝
音楽多田彰文
美術監督河合伸治
音響監督浦上靖之
OP花澤香菜「迷惑スペクタクル」
ED神保彰「Set Them Free」
ED神保彰「Set Them Free 〜Another Version〜」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1話が7分だと聞いて、なんとなく流した。それが正直なところ。「授業中にひとりで遊ぶ男子」という設定だけでだいたい想像できるつもりでいた。でも2分も経たないうちに、関くんがやってることの精度に完全に持っていかれた。机の上に展開されたミニゴルフコースの、あのレイアウトの作り込み方。こいつ、ただ暇なんじゃなくて本気だ、と気づいた瞬間に見る目が変わった。

2周目に気づいたのは、横井(花澤香菜)のリアクションの細かさ。内心ツッコミを入れながらも目が離せない、あの情けない引き込まれ方が、実は作品の半分以上を支えている。花澤さんの声は基本的に「善良な人間が困っている」状態に異様に説得力があって、横井というキャラクターがただの狂言回しじゃなくなっているのはほぼ彼女の功績だと思う。

真剣にくだらないことをやる人間には、逆らえない

この作品を単なる教室コメディだと思って見ていると、どこかで引っかかるはずだ。関くんは一言もしゃべらない。感情も表に出さない。ただ授業中に、誰に頼まれたわけでもなく、精巧な遊びをひとりで作って完結させている。それだけ。

なのに横井は見てしまう。止められない。そして視聴者も同じ目線になる。

これって、「集中している人間の引力」という話だと思う。何かに本気で没頭している人間は、その対象がどれだけくだらなくても、周りを引き込む力を持つ。ミニチュア将棋だろうと、机上ゴルフだろうと、関くんが真剣にやっている限り、横井も自分も「どうなるんだ」と前のめりになってしまう。

考えてみれば、オタクが何かを好きになるときの感覚に似ている。外から見たらたいしたことじゃないのに、当事者が本気でいると、そこに意味が発生する。関くんの遊びは毎回完全に自己完結していて、誰かに見せようとしていない。それがかえって純度を高めていて、横井(と視聴者)が勝手に意味を読み込んでしまう構造になっている。

7分という尺も意図的に感じる。関くんの遊びが「1話で完成する」テンポと、授業時間という閉鎖空間が、ちゃんと呼応している。90分の映画でも、30分のアニメでも、この話はたぶん成立しない。7分だから成立する密度がある。

特に刺さったシーン

将棋の回の終盤——関くんが紙の駒を使って壮大な盤外戦術まで再現し始めたとき、横井のモノローグが追いつかなくなる瞬間がある。花澤香菜の声が「え、待って、どういうこと」という混乱のトーンからだんだん「……すごい」という諦念に変わっていく、あの数秒。声で感情が折れる感じがして、思わず巻き戻した。

あと、下野紘が演じる関くんは、ほぼ無音なのに存在感がある。本当にセリフらしいセリフがほとんどないにもかかわらず、場面によって息遣いや衣擦れのような微妙な音で「関くんが動いている」感が出ていて、声優というより音響演技だなと感じる。普通の役と全然違う使われ方をしているのに、ちゃんと「人間がそこにいる」ように聞こえるのはさすがだった。

体育の先生(新垣樽助)が廊下を歩くシーンで横井が無駄に緊張するくだりも好き。関くんは全然動じないのに横井だけ毎回動揺する、あの非対称性が笑える。

読んで見たくなったら——『となりの関くん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 通勤・通学の隙間に1話だけ見たい人。7分で完全に完結するので中断しなくていい
  • 「ひとりで完全に没頭している人間」を見るのが好きな人。職人系コンテンツが好きならたぶんハマる
  • 花澤香菜のリアクション芸が好きな人。このアニメでの彼女は本当にいい仕事をしている
  • テンションが低いコメディが好きな人。叫ばない、走らない、爆発しない

合わない人

  • キャラクターの関係性や感情の動きに乗っていきたい人。そういう変化はほぼ起きない
  • 毎話にストーリーの積み上げを求める人。基本的に1話ごとに完全リセット
  • 「くだらないことを真剣にやる」という前提に乗れない人。そこが面白くない人には全話が同じに見えるかもしれない

次に見るなら

日常が好きなら合うと思う。こちらはもう少し動きが大きく、テンションも高めだけど、「普通の日常にひそむ異常なこだわり」を笑いにする感覚が近い。10分ちょっとの短編を積み重ねていく構成なので、サクッと見るのに向いている。

教室コメディとしてはハイスコアガールも近い空気感がある。ゲームという「くだらなくない(本人たちにとっては)もの」に本気で向き合う人間を、もう一人が半ば呆れながら引き込まれていく構図が重なる。こちらはちゃんとストーリーが動くので、関くんで物足りなかった人にも。

息継ぎなしに見たいならちょびっツより甘々と稲妻あたりが温度感が合う。料理という「作業に集中する」シーンが繰り返される構造が、関くんの「遊びの工程を見せる」テンポと似ている。こちらも1話の密度が高くて損をしない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「となりの関くん」は現在、複数の主要な配信サービスで視聴可能です。dアニメストアおよびU-NEXTでは見放題対象として配信されており、DMM TVとHuluでも視聴できます。短編作品なので一気見もしやすく、ぜひ好みのサービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 「となりの関くん」は何話まであるの?
A. 全21話構成の短編アニメです。1話あたり約7分と短いため、全話合わせても2時間程度で見終えられます。気軽に一気見できるのも人気の理由のひとつです。
Q. 原作漫画と内容は同じ?
A. 基本的には原作漫画(森繁拓真著)に忠実なアニメ化です。アニメではヨコイの声を花澤香菜が担当しており、心の声ナレーションがより豊かに表現されています。原作ファンにも好評です。
Q. 子どもと一緒に観ても大丈夫?
A. はい、過激な暴力表現や不適切な描写はなく、全年齢向けのほのぼのコメディです。授業中の教室が舞台なので、小学生以上の子どもなら共感しやすいシチュエーションが多く、家族で楽しめる作品です。
Q. 続編や関連作品はある?
A. 本編のスピンオフとして「毎度!浦安鉄筋家族」の作者によるOVAが制作されたほか、ドラマCD等の関連メディアもあります。また原作漫画はアニメ放送後も連載が続き、完結しています。

まとめ

「となりの関くん」は現在、複数の主要な配信サービスで視聴可能です。dアニメストアおよびU-NEXTでは見放題対象として配信されており、DMM TVとHuluでも視聴できます。短編作品なので一気見もしやすく、ぜひ好みのサービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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